診療科概要

診療体制

近年、新型インフルエンザや多剤耐性菌による院内感染症など、様々な感染症がマスコミにも取り上げられ話題になることが多くなっています。感染症は1つの臓器に留まらず、あらゆる臓器に引き起こされるので、全ての診療科に密接に関係しています。今まではそれぞれの診療科が個別に感染症の診療に取り組んでいましたが、昨今は様々な感染症が増え、その診療は難しさを増しています。当科は感染症に専門的に取り組む診療部門です。感染症の的確な診断と確実な治療、効果的な予防法などの普及に取り組んでいます。院内感染症の発生防止なども大切な業務です。また、若手医師や看護師などに対する感染症の教育や啓発も重要な取り組みの一つです。
当科外来は週2回行っていますが、当科は独自の病床を持たないため、当該領域の診療科へご紹介いただき、予約をしていただければ外来日以外も対応いたします。セカンド・オピニオンのご要望にも応じています。また、院内からの感染症相談には365日、24時間対応しています。入院患者では必要に応じて当該科に併診も行います。院内感染対策チームおよび抗菌薬適正使用支援チームとしての活動も、24時間体制で行っており、定期的な病棟回診を行うなど、患者さんが安心して治療に専念できるような院内環境づくりにも務めています。

治療方針

最新の感染症に関する診断と治療法の提供と、総合的な診療方針をモットーとしています。感染症は全身の疾病であり、感染症のみを抗菌薬で治せばよいものではありません。基礎疾患としての、糖尿病や呼吸器疾患などを同時に的確にコントロールする必要があります。当科の医師は感染症以外にも総合内科、呼吸器疾患などの専門資格を有しており、総合的に感染症に対応しています。

特徴的な診療領域

感染症の診断法は日進月歩です。当科では最新の診断法を幾つか研究しており、それらを用いて診断に迫ることが可能な疾患があります。また、最新の治療薬の臨床試験にも参加しており、それらを応用することも可能です。また、全ての血液培養陽性患者はグラム染色判明時点で診療状況を確認し、必要に応じて診療補助を行っています。

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