診療科概要

診療体制

 当院は日本形成外科学会認定施設です。現在、日本形成外科学会専門医2名を含む常勤医師8名が診療を行っています。
外来診療は平日の午前に行っています。専攻医も診療に携わりますが、手術方針は、原則として毎週行われる診療科内の上級医師とのカンファレンスを経て決定しています。手術日については、全身麻酔手術は火曜日と木曜日に、局所麻酔手術は平日の午後に行っています。専門医資格を持つ上級医師は、専攻医とチームを組んで安全で質の高い医療の提供と教育の両立を心掛けています。

治療方針

 あらゆる治療には、その内容についての患者様のご理解とご協力が不可欠です。「手術するべきか」「手術以外の治療の選択肢は何か」「手術するとしたら術式は何を選ぶか」など、私たちは治療の選択肢、およびそれらの利点欠点について患者様にご説明し、ご理解をいただいたうえで治療を進めます。私たちは、患者様の様々な御要望にお応えするため、できるだけ数多くの選択肢を提供できるよう、学会活動などを通じて最新の知見を集積し、日々研鑽に努めています。

特徴的な診療領域

 形成外科が取り扱う疾患は多岐にわたりますが、顔面外傷、熱傷などの救急診療や、悪性腫瘍や外傷などへの移植による再建手術を数多く行っていること、またこれらにMicrosurgery(顕微鏡を用いた手術)を積極的に運用していることが、私どもの特色といえます。
 Microsurgeryとは、手術用ルーペや手術用顕微鏡を用いて微細な手術を行う技術です。顕微鏡で患部を拡大することにより、従来困難であった、神経や血管の操作(修復、吻合)、組織移植などが可能となります。私たちはこの技術を非常に重視しており、悪性腫瘍により喪失した組織に対する組織移植や、虚血肢の血行再建などに適用することはもちろん、顔面外傷などにも積極的に適用することで、従来、見逃されがちだった神経損傷の発見、修復、眼窩壁再建の安全性や術後成績の向上などに役立てています。
 こうしたMicrosurgeryを含む形成外科の手術手技は、他の診療科と連携した再建手術で特に有用であり、頭蓋、頭頚部再建、胸腹壁再建、乳房再建、外陰部再建、四肢再建、皮膚・軟部悪性腫瘍再建、など数多くの実績があります。中でも、乳腺外科と連携した乳房インプラントや自家組織移植による乳房再建手術件数は、日本でも上位に入っています。
 また当科は、海外での医療支援事業にも積極的に参加しており、2011年以来、毎年行っているマダガスカル共和国口唇口蓋裂医療協力をはじめ、アジア各国、中近東等で多数の手術を行っています。

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