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口唇口蓋裂センター


センター長
大久保 文雄
この度、昭和大学藤が丘病院内に口唇口蓋裂センターを開設いたしました。年間500例という日本有数の手術件数を誇るセンターです。口唇口蓋裂に関わる診療科と密に連携をとり、診療にあたっています。
口唇口蓋裂は日本人の先天性の形態異常で、最も頻度の高い顔面に起こる障害です。形だけでなく、言葉、哺乳、耳の障害なども起こしやすく、心臓の合併症も通常より多いといわれています。したがって、我々形成外科医だけではなく、小児科、耳鼻咽喉科、言語聴覚士、小児歯科、矯正歯科、補綴歯科などの多くのスペシャリストがチームを組んで治療にあたる必要があります。1980年以来、旗の台にある昭和大学病院で治療を行ってきましたが、藤が丘病院に形成外科を移し、新たにチーム医療を行っていくことになりました。今日までに治療した延べ人数は5,000を超え、治療法も新しいものが取り入れられています。これまでに蓄積された経験をもとに、さらに高度な口唇口蓋裂治療を行っていく所存です。

スタッフ紹介





口唇口蓋裂とは

口唇裂、口蓋裂とは、口の周りに生まれつき裂け目がある状態をいい、500~600人に1人の割合で発生します。しかし、適切な治療を行うことで、治すことができますのでご安心下さい。口唇裂は上唇に裂け目があるものです。くちびるだけが裂けているものや、くちびるを越えて鼻のほうまで裂けているもの、歯茎まで裂けているものなどがあります。
口蓋裂は、「口蓋(口の中の天井にある部分)に裂け目があるものです。約半数は口唇裂と合併して起こり、その場合は「口唇口蓋裂」と呼ばれます。
唇と上あごの形は母親のお腹の中で受精してから4~12週までに作られますが、その時期に何らかの原因で発育が停止すると口唇裂や口蓋裂が出現します。口唇裂や口蓋裂は、遺伝的な要因と環境的な要因が複雑に影響して起こると考えられています。(後略)

日本形成外科学会「形成外科で扱う疾患」より抜粋

昭和大学口唇口蓋裂センターのあゆみ

1980年 
日本初の口唇口蓋裂医療チーム誕生
昭和大学病院において、日本初の口唇口蓋裂医療チームを立ち上げました。同院では、口唇口蓋裂治療は「長期にわたって患者の成長や変化を観察し、患者やその家族の要求に応える総合的医療」と考え、長年に渡り、チーム治療を行って参りました。

2003年 
新規患者延べ数が3,000名を超える

2010年 
新規患者延べ数が4,000名を超える

2011年~ 
マダガスカル共和国へ医療チーム派遣開始

口唇口蓋裂に苦しむ子供たちを救うため、医師・看護師からなる医療チーム派遣事業が開始されました。毎年、現地スタッフと共に治療にあたっています。



2016年 
新規患者延べ数が5,000名を超える

2017年 
昭和大学口唇口蓋裂センター開設

昭和大学病院にあった唇裂口蓋裂センターを昭和大学藤が丘病院内に移し、新たに「昭和大学口唇口蓋裂センター」として整備しました。名誉センター長には口唇口蓋裂治療の権威である鬼塚卓彌名誉教授が就任しました。

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