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ジェンダー外来

 ジェンダー外来は、性別違和感を有する方のこころと体の健康を目的として新設されました。性のあり方は多様性を有するものですが、既存の性の枠組に当てはまらない、あるいはとらわれない生き方をされる人々はトランスジェンダーと呼ばれ、そのうち医療を必要とされる当事者は性同一性障害の診断のもと治療が行われております。約90%の当事者が思春期までに性別違和感を感じるという報告がある一方で、言葉でそれを周囲に伝えることができず苦しまれる方も多く、不登校や自傷・自殺企図、自殺念慮、うつ病や不安障害などの併存もみられます。それぞれの当事者が自己肯定感を持ち、自分らしく生きられるよう支援するとともに、必要な医療を日本精神神経学会のガイドラインに沿って安全に提供いたします。
(平成30年4月9日より診療開始)

診療内容と特色

 性別違和感を持つ当事者は自分の性のあり方とジェンダーの表出の仕方などを模索する必要があります。すべての人に言えることですが、最も大切なことは各人が人生の各時期において自分を肯定し、自分らしく生きられることです。その手段として、身体的治療や改名、戸籍の性別変更などが非常に役立つ場合があります。性同一性障害の身体的治療には二次性徴抑制療法や性別移行のためのホルモン療法、乳房切除術、性別適合手術(子宮卵巣摘出術、尿道延長術、陰茎形成術、陰茎睾丸切除術、造膣術など)、喉仏縮小術、顔面の女性化手術などがありますが、多くの身体的治療は後戻りができません。
 我が国では性別違和感を持ち法的な変更や医療を希望される方は、日本精神神経学会の定めるガイドラインに沿った性同一性障害の診断と治療が望ましいとされており、精神科が入り口となります。当院ではガイドラインに沿った治療を心がけ、診療においては今現在の問題の解決の検討と同時に、これまでの自分を振り返りながら今後どのように生きていきたいと思われているのか、現時点での考えをまとめていきます。改名や身体的治療、戸籍の性別変更を希望される場合には、主に国内の医療機関と連携しながら必要な情報をご案内していきます。

対象

12歳以上の性別違和感をお持ちの方、ご自身の性別やジェンダーのあり方でご相談を希望される方
LGBTQ(Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender, Questioning)当事者の方
セカンドオピニオンはお受けしておりません。

診察・予約について

初診 毎週月曜日  午後15:00〜(予約制)
再診 第2-5月曜日(第1月曜午前を除く) 午前・午後(予約制)


予約受付部署:総合サポートセンター
TEL:03-3300-5329
受付時間:月曜日~金曜日 8:30~17:00
※本学創立記念日(11/15)・年末年始は休診となります。

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