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健康相談 高脂肪症

コレステロールや中性脂肪などの脂肪分が血液中に増えすぎた状態のことをいい、動脈硬化の原因になります。また、年をとるとホルモンの影響で増えるとも言われており、特に女性は、閉経の後に急に増えてきます。まれには、家族性(遺伝性)の高脂血症もあります。

動脈硬化のしくみ

動脈の内側の壁にコレステロールがたまって厚くなると、血管は弾力がなくなってもろくなり、血液の通路が狭くなって流れにくくなります。これが、動脈硬化です。
LDLコレステロールが増えると動脈硬化が進みます。

とくに、脳や心臓の血管は犯され安い場所です。心臓の動脈(冠動脈)で起こると、心筋梗塞や狭心症、脳の動脈で起こると脳梗塞に進みます。その他、眼瞼や関節、足のかかとやアキレス腱などに脂肪の塊(黄色腫)がみられることもあります。

HDLコレステロールは、動脈硬化の進行を止めます。HDLコレステロールは、動脈の壁に溜まっているコレステロールを取り除いてくれます。

動脈硬化にならないための注意点

  1. 肥満と喫煙は「善玉」を減らします。
    肥満が進むにつれて中性脂肪は多くなり、それに伴って血清総コレステロールの値は変わらないのに、HDLコレステロールは値は下がります。喫煙はできるだけ、やめましょう!
  2. 運動と少量のアルコールは「善玉」を増やします。
    1日に3km、または30分くらいの目安で速歩やジョギングをしましょう。
    ただし、病気のある方は、実行前に必ず医師のチェックをうけるようにしてください。
    少量のアルコールは、肝臓を刺激して「善玉」を増やします。
    1日に日本酒なら1合、ビールなら大びん1本、ウィスキーシングル2杯までが適量です。
  3. 種類の違う脂肪分の取り合わせに注意しましょう。
    植物性脂肪と魚の脂肪が2、動物性脂肪を1、の割合で取るのも「善玉」を増やします。
    ・植物性脂肪・・・サラダ油・ゴマ油・マーガリン・大豆製品など
    ・魚の脂肪・・・・いわし・さば・さんま・まぐろ・あじなど
    注意:干物になったものは、脂肪が酸化され変化していますので、意味ありません。
    ・動物性脂肪・・・バター・豚や牛の脂身・生クリーム・ラード・チーズなど
  4. 中性脂肪の値が、150mg/dl以上の人は、甘い物・果物・アルコールを控えましょう。
  5. 食物繊維質は腸内を通過するときに、コレステロールや中性脂肪を吸着してから排泄されます。
    繊維質の多い野菜は積極的に食べましょう。
  6. LDLコレステロール(悪玉)が、170mg/dl以上の人は、特にコレステロールの高い食べ物(卵黄・魚の卵・鶏肉の皮・モツ・レバー・動物性脂肪)を少なくするよう、心掛けましょう。

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