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建学の精神「至誠一貫」

「実地に役立つ」医師の育成を

本学の前身である昭和医学専門学校が開学したのは1928(昭和3)年、上條秀介博士ほかの先覚の同士が糾合して創設されました。平均年齢35歳、なぜ彼らは大学でなく専門学校を創設したのでしょうか。

上條博士は語りました、「医科大学なるものは莫大な国費を投ずるにもかかわらず、見識のみ高く、その割に実地に役に立たぬ医師しかできない事実からも、現在社会が求めている実際に役立つ医師を作ることの責任を痛感するのであります。官立の大学とか、古き伝統とか、先輩、閥といった背景や体面のみに頼った時代ではすでにないのであります」。

「実地に役立たぬ」というのは、外地を含むわが国の医療活動で「官立大学」出身の医師の多くが、病気の見立てはできても、検査や治療は全くといっていいほどできなかったことを指しています。

学問・研究に偏重しがちで、実際の医療と遊離していた当時の医学教育に危機感を抱いた上條博士は、医師が「患者から力量手腕について迷いを抱かせるようではいけない」との思いから、帝国大学医学部の教育と一線を画した「より良き国民として、より良き人間として、より良き医師として」を教育の理念に本学を開学しました。

「至誠一貫」を学是、校風に

昭和大学は創立後まもなく、『至誠一貫』の方針を掲げました。
上條秀介博士は、「社会に役立つ医師や医療職になろうとする一貫した至誠の理想を体得するならば、学生諸君はおのずから真剣となり努力せずにはいられないはずだ、自粛自制をもって『至誠一貫』の真の精神を日常の実践に生かしてもらいたい」と学生を鼓舞しました。

『至誠一貫』は単なる標語ではなく、学問を学び、医療に携わる一人ひとりの確固たる信念を指していたのです。博士は入学式においても、「古語に曰く『医は仁なり』すなわち、この仁の気持ちは至誠であります。将来、悩める人に接する医者に、この気持ちが絶対に欠けてはならないのであります。この至誠をどこまでも貫くということを我らは片時も忘れてはならない。『至誠一貫』は本校の校是であり同時に校風なのであります」と述べています。

本学は医学部を原点に、戦後は薬学部、歯学部、さらに保健医療学部を設置し今日の昭和大学へと成長しました。高等教育機関である本学は、「社会の文化と公共の福祉に貢献する」ことを学則にうたい、何よりも国民の健康に寄与することを大きな目標に、建学の精神である『至誠一貫』を体現する教育・研究に努めています。

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