講座紹介

教室の沿革

教室の沿革

当教室は1928年(昭和3年)に昭和医学専門学校皮膚泌尿器科教室として開講致しました。
初代教授として萩原省三教授が就任し、1948年には泌尿器科学教室が分離独立し、皮膚科学教室としての一歩を踏み出しました。
1954年に2代目教授として前橋医科大学より橋本謙教授が就任され、表皮の組織培養の研究に尽力されました。1982年に3代目主任教授として東京大学より悪性黒色腫の組織培養をされた藤澤龍一教授が就任されました。1995年に4代目主任教授として東京大学より飯島正文教授が就任し、Stevens-Johnson症候群(SJS)やToxic Epidermal Necrolysis(TEN)などの重症薬疹の病態や治療について多大な業績を残し、2010年4月から2年間日本皮膚科学会理事長を歴任致しました。
2012年4月より5代目主任教授として末木博彦教授が就任し現在に至っています。

診療科の概要

全ての皮膚疾患の診断と治療をしています。
特に専門領域としているのは重症薬疹、乾癬、皮膚良性・悪性腫瘍の手術やレーザー治療、糖尿病による皮膚病変、足白癬をはじめとする真菌感染症、巻き爪の治療などです。
このほかの専門外来としてアトピー外来、ニキビ外来、乾癬外来・光線療法外来などがあります。
入院の診療は複数の医師による医療チームが担当します。水痘、麻疹、帯状疱疹などの感染症や湿疹・皮膚炎、薬疹の治療、皮膚癌の手術や化学療法、乾癬の生物学的治療の導入、下腿潰瘍のVAC療法、類天疱瘡・天疱瘡など幅広い疾患の入院治療をしています。

主任教授 紹介

主任教授 末木博彦(Hirohiko Sueki)

略歴
1980年3月 昭和大学医学部卒業
           4月 同大学皮膚科入局
1982年6月 日赤医療センター皮膚科出張
1983年6月 昭和大学医学部皮膚科、助手
1988年6月 同、講師
1990年7月〜1993年3月
       米国ペンシルバニア大学皮膚科留学
1993年4月 昭和大学医学部皮膚科、講師 帰任
1995年4月 昭和大学医学部皮膚科、助教授
2006年6月 昭和大学藤が丘病院皮膚科、医長、教授
2012年4月 昭和大学医学部皮膚科学講座、主任教授
現在に至る

教授(員外)紹介

教授(員外) 渡辺秀晃(Hideaki Watanabe)

略歴
1995年 昭和大学医学部卒業 同 皮膚科入局
1997年 太田熱海病院皮膚科部長代行
1998年 昭和大学医学部皮膚科助手
2000年 University of Toronto Division of Dermatology (Canada)留学
2001年 Johns Hopkins University Department of Dermatology (United states)留学
2003年 昭和大学医学部皮膚科助手
2007年 同 講師
2013年 同 准教授
2016年 同 教授(員外)
現在に至る

特徴的な臨床領域

Stevens-Johnson 症候群、toxic epidermal necrolysis(TEN)、薬剤性過敏症症候群(DIHS)などの重症薬疹の早期診断、集約的治療を行っております。

乾癬や菌状息肉症などに対するnarrow-band UVB光線療法は従来の部分照射型装置に加え、平成25年度より全身照射装置の導入により通常の外来と平行し全日施行(月-土曜日)するようになりました。

皮膚腫瘍手術や皮膚生検は月~金まで連日対応しております。


特殊・専門外来

●真菌外来(真菌の培養・同定や難治性皮膚真菌感染症の治療)
●アトピー外来
●ニキビ外来(ピーリング治療等)
●乾癬外来(外用/内服/生物学的製剤等)
●レーザー外来 (シミ/イボ等)

検査・治療

生物学的製剤(バイオ製剤)
●難治性乾癬に対する生物学的製剤による治療
アダリムマブ(商品名:ヒュミラ)、インフリキシマブ(レミケード)、ウステキヌマブ(ステラーラ)、セクキヌマブ(コセンティクス)、ブロダルマブ(ルミセフ)、イキセキズマブ(トルツ)、グルセクマブ(トレムフィア)
●難治性蕁麻疹に対する生物学的製剤による治療
オマリズマブ(商品名:ゾレア)投与
●難治性アトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤による治療
デュピルマブ(商品名:デュピクセント)投与
●化膿性汗腺炎(慢性膿皮症)に対する生物学的製剤による治療
アダリムマブ(商品名:ヒュミラ)投与
●掌蹠膿疱症に対する生物学的製剤による治療
グルセクマブ(商品名:トレムフィア)投与

●narrow-band UVB (ナローバンドUVB)紫外線療法(全身型・部分型)
対応疾患:乾癬、尋常性白斑、類乾癬、掌蹠膿疱症、菌状息肉症、アトピー性皮膚炎
治療実績(ナローバンドUVBおよび他光線療法含む、のべ人数)
H25年 1,552名、 H26年 2,082名、 H27年(4-10月上半期) 1,326名
●エキシマライト(尋常性白斑、円形脱毛症、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症など)
●ダーモスコピー (ダーモスコープによるホクロやシミ等の悪性の鑑別)
●各種日帰り手術
●単純切除不能な皮膚腫瘍に対する分層・全層植皮術・皮弁術(要入院)
●炭酸ガスレーザー(CO2レーザー) (良性のホクロやイボなど)
●Qスイッチルビーレーザー シミ、青あざ等に対する治療(自費診療)
(だたし太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青、扁平母斑は保険適応あり)
●SADBE免疫療法(多発性円形脱毛症、自費診療)局所免疫療法としてSADBE(squaric acid dibutylester)を病変部に塗布し、人為的なかぶれを引き起こす治療
●SADBE免疫療法(難治性尋常性疣贅、自費診療)
液体窒素のみでは対応処置の難しい尋常性疣贅に対する局所免疫療法。
●難治性疣贅(イボ)に対するマーダジェット法によるブレオマイシン治療(平成29年現在中止しております)
●巻き爪、陥入爪に対するワイヤー法・クリップ・ガラスフィラー強化型光硬化アクリル樹脂(ナオルン)による爪の補正
●シミに対するハイドロキノン処方(自費)
●わき汗(重症腋窩多汗症)に対するボツリヌス製剤局所注射(保険適応)
●AGA(男性型脱毛症)に対するプロペシア/ザガーロ内服(自費診療)
●真菌の培養・同定
●難治性潰瘍に対するVAC療法(陰圧閉鎖療法)(入院/外来)
●パッチテスト(スタンダードパッチ、金属パッチ、成分パッチ)

平成30年度の主な研究内容

年度(年名) 研究事業 主題 省庁
2019年度
(3/3)
分担研究者
末木博彦
難治性疾患等政策研究事業(難治性疾患政策研究事業) 重症多形滲出性紅斑に関する調査研究 厚生労働省
平成30年度
(2/3)
研究代表者
渡辺秀晃
科学研究費助成事業( 学術研究助成基金助成金) 基盤研究(c) 重症薬疹における薬物とHLAの結合様式の解析および重症薬疹治療薬の開発 文部科学省

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