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マダガスカル共和国口唇口蓋裂医療協力報告会を開催しました

2015年1月6日

マダガスカル口唇口蓋裂医療協力報告会
団長の土佐准教授
平成26年12月8日(月)昭和大学4号館600号教室にて、今年で4回目となるマダガスカル共和国における口唇口蓋裂医療協力報告会が行われました。
本プロジェクトの概要について、メンバーの構成やこのプロジェクトが始まった経緯、及び今回で通算100件の手術を無事故で終えた旨、団長である土佐准教授(形成外科)から説明がありました。

報告は、参加メンバーそれぞれの立場から、約2週間のマダガスカルにおける体験や医療活動について、約10分ずつ行われました。中尾さん(医学部5年)は、日本の良いところとして、医療保険制度や医療設備が整っていること、マダガスカルの良いところとして、設備に頼らない診療や薬草を含む薬の知識が豊富であることを報告しました。高松君(歯学部5年)は、歯科医師としてこの国に貢献すべきこととして、矯正治療の診断(口唇口蓋裂患者)、口腔衛生状態の改善、歯磨き指導等を考察しました。鷲巣さん(薬学部5年)は、日本とマダガスカルの薬学分野の違いを報告し、マダガスカルの優れた点として「お薬手帳」が受診や処方において有効に機能していることを挙げました。石井さん(保健医療学部3年)は、マダガスカルの看護師や看護助手が行う業務が、日本より幅広く行われていることを発表しました。来日3年目となるDr. Mandranoは、久しぶりの帰国と、母国の医療に貢献できる喜びを、そして、援助して下さっているすべての方々に感謝の気持ちを伝えました。

マダガスカル口唇口蓋裂医療協力報告会
会場の様子
医師を代表して報告を行った小寺講師(麻酔科)は、手術をいかに安全に遂行するか、そのためにどのような方策を取ったかを報告し、今後の課題として、停電対策や術前評価と術前管理等を挙げました。看護師を代表した内海さんは、このミッションに必要なこととして、文化の違い、生活様式の違いを理解すること、そして、体調管理について自分の体験を交えて報告しました。初めてこのプロジェクトに参加した事務職員からは、事前準備から現地での調整、医療支援以外の活動について報告しました。
標高1,500mの高地で、朝晩は涼しく日中は気温が29℃近くまで上がり雨期のため夕方になるとスコールや雷鳴が轟くこともありました。時には30分以上の停電の中、手術を行うこともありました。

24件の手術を無事故で終え、大変ではありましたが、本プロジェクトチームが素晴らしい仲間であったこと。異国の文化や人々に触れることで素晴らしい経験ができたこと。そして、支えてくれた方たちへの感謝の気持ち。これが、参加メンバー全員の報告に共通する点でした。

マダガスカル共和国

・南アフリカ、インド洋に浮かぶ大きな島
・日本の1.6倍
・日本からバンコク経由で約16時間
・言語:マダガスカル語、フランス語
・通貨:アリアリ(MGA)1円≒20アリアリ
・首都:アンタナナリボ


活動場所

クリニック・アベマリア病院(アンツィラベ市:マダガスカル第3の都市。首都からバスで約4時間)

活動期間

平成26年11月9日~平成26年11月19日

派遣チーム

形成外科医:2名、麻酔科医:2名、看護師:3名、大学院生2名(マダガスカル出身の留学生含む)、事務:2名、学生:4名 計15名

マダガスカル共和国口唇口蓋裂医療協力報告会

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外来

 

 

手術室

 


手術

 

 

 

 

 

学生実習

 

 

 

 

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