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医学部の政岡ゆり准教授が日本磁気共鳴医学会大会で大会長賞を受賞しました

2018年9月25日

第46回日本磁気共鳴医学会大会(金沢:9月7日~9日)において、今年度上條奨学賞に選ばれた政岡ゆり准教授(昭和大学医学部生理学講座•生体調節機能学部門)が、『Association between odor memory and prefrontal cortex; an fMRI study(香りによる記憶想起と前頭前野)』の研究で大会長賞を受賞しました。
本学会はMRI研究に関わる日本最大の学会であり、同賞は当学会で発表された545演題の中から選ばれた名誉ある賞です。
本研究は、高磁場のため実験的介入が極めて制約されたMRIスキャナー内で、自身で開発した高耐磁性嗅覚刺激装置による介入操作を行い、脳活動を視覚化するfMRIの技術を用いて、嗅覚と高次脳機能のつながりを解明した研究です。香りが引き起こす自伝的記憶が意思決定、意欲、報酬系を担う眼窩前頭葉を強く賦活させるとともに、空間的記憶、エピソード記憶、自己イメージに関わる領域とのコネクティビティー(接続性)を高めるという連動メカニズムを明らかにしました。これらの脳機能に関わる中枢領域は認知症において先に損傷を受ける部位でもあり、今後記憶に連結した香り刺激が認知機能の低下予防を目的とした研究に応用されることが期待されます。

 
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    政岡ゆり准教授(左) 宮地利明大会長(右)

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    授賞式

政岡ゆり准教授のコメント

本研究では多くの共同研究者の方々のご指導とご協力を賜りましたことを心よりお礼申し上げます。視覚や聴覚と比較し、ヒトにおける嗅覚の脳研究は少ないのが現状です。今後も嗅覚と高次脳機能のつながりを解明し、そして香りをつかって健康に年を重ねていけるヒントを多くの方に提供していけたらと思っております。今後もご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

共同研究者名

学会抄録記入順•敬称略
渡辺慶子1,2、井田正博3、吉田正樹4、小岩信義5、吉川輝1、久保田怜美1,2、飯塚奈都子1,2、河村満2、小野賢二郎2、泉﨑雅彦1

1昭和大学医学部生理学講座生体調節機能学部門
2昭和大学医学部内科学講座脳神経内科学部門
3公益財団法人東京都保健医療公社・荏原病院放射線科・総合脳卒中センター
4東京慈恵会医科大学・医学部・眼科学講座
5人間総合科学大学大学院・人間総合科学研究科・心身健康科学専攻
 

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