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池本英志助教が日本ペインクリニック学会 第53回大会で最優秀演題賞を受賞しました

2019年7月30日

7月18日~20日の3日間、熊本県熊本市で開催された日本ペインクリニック学会第53回大会において、池本英志助教(医学部生理学講座生体制御学部門)が「補完的アプローチによる先取り鎮痛効果 〜ラット急性炎症性疼痛モデルを用いた検討〜」の研究で、最優秀演題賞を受賞しました。

本学会は、痛みの診断と治療を専門とする医学を進歩・発展させ、その知識と技術の普及をはかることを目的としており、4,936名が会員登録しています。(2018年7月現在)

本研究は、ラット急性炎症性疼痛モデルを用い、術後痛の軽減また慢性化の予防に、各種補完的アプローチ(経皮的神経電気刺激(TENS)、電気鍼、漢方治療(抑肝散)、また電気鍼と漢方薬の併用療法)が有用であるかを検討しました。その結果、TENSや電気鍼治療は先取り鎮痛効果を示し、電気鍼治療と漢方(抑肝散)治療を併用することで、更に強い鎮痛効果が得られました。また作用機序として炎症誘発によるERKシグナル伝達経路のリン酸化を抑制することも明らかにしました。これらの結果から、外科処置の際のTENSや電気鍼治療、また電気鍼と漢方治療との併用は、術後痛の軽減や遷延化の予防効果が期待されます。

 

 

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池本英志助教のコメント

本研究は、前教授の久光 正先生、現教授の砂川正隆先生ほか、多くの先生方のご指導とご協力を賜り、大学院生の海老原那智先生とともに行ってきた研究です。
WHOの国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)に、伝統医学の病態が初めて収載され、今後、東洋医学がますます注目されることが予想されます。しかし、そのエビデンスは十分ではありません。
引き続き、東洋医学の有効性やメカニズムを明らかにしていきたいと考えております。
今後ともご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

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