令和6年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1633 288 390 943 1009 1510 1524 2079 1855 340
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんを年齢別に合計したものです。

<解説>令和5年度と比較すると、『40~49歳』以外のすべての年齢区分で患者数は増加しています。特に『0~9歳』で約160人、『60~69歳』で約150人、『50~59歳』で約140人増加しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術等 274 2.66 2.57 0.00 71.01
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 内視鏡的胆道ステント留置術等 処置2なし 副傷病なし 178 9.52 8.88 6.18 72.59
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 処置1なし 処置2なし 115 4.68 7.67 1.74 59.63
060035xx03xxxx 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 87 6.20 6.39 0.00 64.89
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術等 82 5.89 7.45 0.00 71.18
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院消化器内科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

小腸大腸の良性疾患(良性疾患を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術等 ➡ ポリープの大きさ、数、患者の年齢によって外来での治療を行なっています。大きいサイズのポリープや高齢者などのハイリスク患者については入院での治療を行っています。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060130xx04x0xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 食道狭窄拡張術等 処置2なし 207 6.30 7.32 0.00 52.14
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 95 5.75 5.99 1.05 54.99
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア 15歳以上 鼠径ヘルニア手術等 81 5.01 4.54 0.00 71.00
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わない等 74 5.85 5.32 1.35 43.28
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 処置1なし 処置2なし 64 2.59 7.67 0.00 57.39
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院消化器外科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

消化器センターでは、(消化器)内科医、(消化器)外科医合同医局で上部消化管、下部消化管、肝胆膵領域の各臓器別の診療チームに分かれて、検査・治療を行っております。疾患の状況や患者さんの背景によって、時には内科的治療を優先したり、時には外科的治療を優先したり、常に患者さんにとって最善の治療となるように心がけております。
アカラシア・胃食道逆流症に対する治療は、消化器センターの得意とする領域です。特にアカラシアに対する内視鏡的筋層切開術(POEM)、胃食道逆流症に対する逆流防止粘膜焼灼術(ARMA)は、世界に先立って開発し、患者さんに低侵襲治療を提供し続けています。いずれも、たくさんの治療を行ってきましたが、合併症はほとんどなく安全な治療と言えます。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx03x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 295 3.88 4.47 0.34 68.34
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 164 2.23 3.07 0.61 70.38
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 157 2.81 4.18 0.64 69.44
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 133 2.14 3.27 0.00 69.33
050030xx03000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 57 9.19 11.37 3.51 66.26
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院循環器内科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当診療科は、心臓血管外科と協力体制をとっており、後天性心疾患のすべての患者さんに専門性のきわめて高い治療を提供しております。
不整脈・虚血性心疾患・心筋症・弁膜症・心不全・大動脈疾患・肺動脈疾患・末梢動脈疾患・高血圧・失神など循環器疾患全般を対象とします。発症早期の虚血性心疾患に対しては、積極的に心臓カテーテル検査を行います。当院では心臓カテーテル検査室が2室有り、24時間緊急心臓カテーテル検査が行えるシステムを整えています。
頻脈性不整脈・期外収縮・心房細動は、カテーテルアブレーションによる根治療法を行っています。最新の3Dーmapping system(CARTO3-Version3, En-Site Velocity)を装備し、様々な不整脈に対応が可能です。徐脈性不整脈に対してはMRI対応のペースメーカ治療を原則としております。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 58 27.93 20.84 8.62 62.43
050080xx0111xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 1あり 22 38.41 31.90 4.55 70.32
050161xx01x1xx 大動脈解離 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2 1あり 21 43.05 29.35 23.81 66.00
050161xx01x2xx 大動脈解離 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2 2あり 12 83.92 44.46 58.33 64.33
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2 1あり 12 23.83 18.74 8.33 75.25
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院心臓血管外科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

後天性心疾患に分類される疾患すべてに高度で緻密な外科手術を提供しております。
狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患に対しては内胸動脈、橈骨動脈、胃大網動脈などの動脈グラフトを多く使用し国内トップレベルの早期及び長期成績を達成してきました。
弁膜症治療においては可能な限り自己弁を温存し修復する弁形成術を行っております。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 72 18.31 16.89 38.89 70.81
010060xx99x20x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 52 14.94 16.94 23.08 70.46
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 24 18.50 18.68 45.83 65.13
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 7.84 6.89 5.26 49.89
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2 なし 15歳以上 15 13.40 15.94 6.67 49.67
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院脳神経内科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当科は外科手術を必要としない脳神経系の診療全般を担当しており、緊急で診療が必要な患者さんに対して迅速な診療を行うため、脳神経外科と連携し、脳血管センターとして夜間を含め終日独立した救急診療を行っております。
脳卒中の救急患者さんに対しては、血栓溶解療法を含めた内科的治療を適応に応じて迅速に行い、また、脳血管内治療を行う脳神経外科医との速やかな連携を行っております。リハビリテーション科との連携のもと、急性期より迅速かつ積極的なリハビリテーションを行い、同時に超音波診断を駆使した徹底的な原因究明を行い、それぞれの患者様に最適な再発予防法、指導を提供しております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 24 14.00 11.90 37.50 78.96
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 23 7.22 7.99 30.43 64.83
010030xx991xxx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 22 3.05 2.86 0.00 65.68
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 10.69 9.83 25.00 76.44
010070xx01x2xx 脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等2 2あり 16 12.81 17.84 0.00 54.81
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当科は脳血管センターに属しており、東京東部医療圏の脳卒中診療を担うために組織された診療科で外科的診療を担当しております。一方、地域病院としての責務もあるので外傷や脳・血管の異常により発生する疾患は、他の関係診療科と連携し対応いたします。
当センターは24時間体制で脳卒中急性期を対応しており、特に超急性期血行再建治療では早く治療が開始できるよう工夫しており、開頭手術、血管内手術の両方が行えるようオンコール体制を整えております。脳血管の狭窄・閉塞が原因で発生する疾病に対し、予防手術が必要な場合は、血行再建術等を行います。無症候性病変に対しては、診断を行った後、年齢・職業等の日常生活を考慮し患者さんと話し合い最良と思われる治療計画を提案致します。一方脳腫瘍は、良性脳腫瘍と転移性脳腫瘍を積極的に治療しております。良性腫瘍に対しては後遺症が出ないように術中モニターを利用して丁寧な手術を心がけております。転移性脳腫瘍は、Quality Lifeを考え様々な治療法より一番良いと考えられる方法で治療を致します。
救急診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 処置2なし 16 1.56 2.63 0.00 45.06
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし - - 4.67 - -
161020xxxxx00x 体温異常 処置2なし 副傷病なし - - 6.53 - -
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 10.26 - -
040080xxCCPM01 肺炎等(01) 15歳~74歳の市中肺炎 手術なし 処置2なし 重症度:中 - - 8.13 - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院救急診療科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

当診療科は、各診療科の医師が救急外来専従チームを作り、内因性、外因性の一次・二次救急の初期治療を行います。総合的な診療と応急的な治療を行い、さらに専門的な治療が必要な場合は、各診療センターや専門診療科医師との連携をとり、より高次な治療を行っています。
小児内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100380xxxxxxxx 体液量減少症 120 3.88 10.26 0.83 4.87
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 小児食物アレルギー負荷検査 119 1.03 2.10 0.00 3.49
040080xxCCPM07 肺炎等(07) 15歳未満 主に手術なし 処置2なし 他 105 7.17 7.40 0.95 4.35
040100xxxxx00x 喘息 処置2なし 副傷病なし 81 6.70 6.38 1.23 3.17
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 75 6.23 6.22 1.33 0.93
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院小児内科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

小児内科では、新生児から中学校を卒業するまでのお子さんの内科医療全般に対応しております。母乳や離乳食のトラブル、低身長、体重増加不良、甲状腺疾患、思春期の早発や遅発、肥満・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病、これらには栄養学的、内分泌学的に対応可能です。小児では頻度の高い各種感染症、また、免疫の異常、膠原病などにも専門医が対応致します。また、昭和医科大学本院(品川区)と協力し、アレルギー性疾患、神経筋疾患、腎疾患、心疾患などの診療も行っております。
新生児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 2500g以上 手術なし 処置2なし 178 5.94 6.11 0.56 0.00
140010xxxxxadv 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害+高額薬剤使用等によりDPC対象外 44 42.45 28.55 0.00 0.00
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 1500g以上2500g未満 手術なし 処置2なし 35 13.37 11.83 0.00 0.00
140010x199x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 2500g以上 手術なし 中心静脈注射等 19 11.26 10.60 0.00 0.00
140010x299x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 1500g以上2500g未満 手術なし 中心静脈注射等 - - 23.19 - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院新生児科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

NICUは15床を有し、江東区で唯一の新生児集中治療施設として、未熟児の分娩や新生児の救急搬送を受け入れております。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 53 1.94 2.73 0.00 3.30
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 31 1.65 2.96 0.00 1.94
060170xx02xx0x 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 定義副傷病 なし 26 1.96 6.85 0.00 2.96
060570xx99x0xx その他の消化器等の障害 手術なし 手術・処置等2 なし 15 1.00 6.91 0.00 0.07
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 14 4.57 5.32 0.00 9.57
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院小児外科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

小児外科は、出生前から15歳(中学生)までの手術を行っています。こどもたちへの負担を減らす手術方法(鏡視下手術)を主に行っております。
当科では膀胱尿管逆流症専門外来(VUR外来)を開設しており、極低侵襲の治療のDeflux注入療法を最初に行っております。
尿路感染症の原因を調べると、膀胱尿管逆流症がみつかることがよくあります。
他施設では、GradeⅣ・Vの逆流の程度のひどい場合には、Deflux治療を行っていませんが、当科ではⅣ・V度でも1回のDeflux注入で完治した事例が多くあることから、Ⅳ・V度でもDeflux治療をまず行っております。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 167 7.59 9.40 0.00 35.63
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 99 5.83 5.88 0.00 42.84
120140xxxxxxxx 流産 71 2.17 2.44 0.00 35.17
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 70 6.13 5.97 0.00 42.41
120260x001xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) 子宮破裂手術等 69 8.36 9.34 0.00 34.23
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院産婦人科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当科は、大学病院でありかつ地域総合病院の周産期センターであり、東京都から地域周産期母子医療センターの指定を受けております。こどもセンター、救急センターをはじめとした他の診療科との連携で、妊娠中の母体の緊急疾患に対応しています。また、産科的には早産、前期破水、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、多胎妊娠、前置胎盤、妊娠糖尿病などの各種母体合併症の管理を行います。さらに、胎児発育不全、小児外科疾患・脳外科疾患等の胎児異常における胎児診断・治療の管理などを行い、江東区で唯一新生児集中治療室(NICU)とともに出生後の新生児医療に結び付ける高度な周産期医療を提供致します。また、「子宮筋腫」「卵巣嚢腫」「子宮内膜ポリープ」「骨盤臓器脱」などの婦人科良性疾患に対して低侵襲な治療を提供するため、腹腔鏡手術・子宮鏡手術およびロボット支援下手術を積極的に取り入れております。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx99x6xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり 76 4.95 4.64 0.00 62.66
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 76 23.45 16.40 14.47 84.26
06007xxx9907xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 7あり 39 4.08 5.53 0.00 65.97
060035xx99x5xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 30 4.27 4.42 0.00 59.40
110310xx99xxxx110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 26 14.81 13.66 26.92 73.73
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院内科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当科は呼吸器・アレルギー内科、リウマチ・膠原病内科、糖尿病・ 代謝・内分泌内科、腎臓内科、腫瘍内科の5診療科から構成されております。
上記は入院して治療した患者の件数が多い疾患一覧であり、腫瘍内科の疾患が多くを占めております。腫瘍内科では、進行再発癌、術後再発予防のための薬物治療を行っております。初回化学療法導入時は教育(服薬指導、副作用対処法の習得など)目的で入院治療を行っております。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 25 16.84 12.98 12.00 67.60
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 - - 9.33 - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし - - 3.77 - -
080030xxxxxxxx 疱疹(帯状疱疹を除く。)、その類症 - - 7.67 - -
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2 なし - - 28.94 - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院皮膚科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

皮膚科では各種皮膚疾患に対して、幅広い診療を行っております。アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、褥瘡、各種皮膚腫瘍など、基本的には外来診療が主体となるため入院して治療した疾患は件数としては少なくなります。また、他の診療科に入院中で皮膚科の治療が必要となった場合の症例は上記には含まれていないことも要因と言えます。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 手術・処置等1 なし 23 3.61 4.65 0.00 49.52
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 10 6.20 7.26 0.00 48.20
160200xx020xxx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 眼窩骨折観血的手術(眼窩ブローアウト骨折手術を含む。)等 手術・処置等1 なし - - 5.98 - -
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり - - 5.63 - -
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 6.48 - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院形成外科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

当科では、先天的または後天的に生じた身体の変形や欠損を、整容的(見た目)にも機能的にも改善することを目的とする専門の診療科です。頭部から手足に至るまで体表の異常を中心に診療を行なっております。具体的には顔や手足の先天異常、腫瘍、顔面の骨折、手足・顔面の外傷、火傷、傷跡の修正などが対象になります。当院では特に「乳房再建」、「眼瞼下垂」に力を入れております。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない) 49 3.47 5.50 0.00 57.84
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術等 処置1なし 48 6.71 9.77 0.00 62.10
090010xx99x5xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし ハラヴェン 19 3.74 5.68 0.00 45.95
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 13 3.00 3.94 0.00 40.15
090010xx99x80x 乳房の悪性腫瘍 手術なし パージェタ等 副傷病なし 10 2.40 3.58 0.00 54.80
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院乳腺外科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

当科では乳癌の診断と治療、そしてマネージメントの難しい乳腺疾患全般に対応しております。乳腺の画像診断に特に重きを置いており、3Dマンモグラフィや超音波、MRIを駆使して、乳腺の詳細な画像評価を行っております。
乳房部分切除症例では、皮膚切開を傍乳輪・腋窩・乳房下溝などの目立ちにくい場所におき、さらに乳癌サブタイプに応じて術前化学療法後による切除範囲の縮小を試みるなど、根治性のみならず良好な整容性を追求しております。乳房全切除症例では、患者さんのご希望に応じて、形成外科医の協力のもとで乳房再建手術{人工物(インプラント)・自家組織}も行っております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 81 27.86 25.29 65.43 82.16
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 60 11.50 12.71 0.00 33.68
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 59 25.54 18.76 8.47 71.10
160760xx01xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 58 4.52 5.95 1.72 56.71
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし 52 30.79 19.60 23.08 74.17
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院整形外科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

脊椎外科領域では、ご高齢者の変性による脊椎変形から脊柱管狭窄症まで、椎弓形成術による除圧術から脊椎除圧固定術、脊椎変形矯正手術まで行っております。特に固定術では、低侵襲手術である側方侵入腰椎椎体間固定術(脊椎前方固定術)の症例数は城東地区内でも多く取り扱っており、経験は豊富にあります。また、他院で手術加療を受けられた患者さんのご相談や手術加療も対応しております。
急を要する大腿骨骨折や上肢骨折に対しては、可能な限り受け入れ、早急に(大腿骨は当日または72時間以内)手術を行うように心がけております。手外科専門医が在籍しており、上肢の複雑な骨折にも、骨折観血的手術から、場合によっては人工関節置換術と幅広く、個々の患者さんの状況に応じた手術を行っております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 66 3.50 2.49 0.00 74.15
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 26 3.31 4.29 0.00 79.12
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 22 9.09 5.47 0.00 69.59
020210xx01x0xx 網膜血管閉塞症 増殖性硝子体網膜症手術 手術・処置等2 なし 21 8.62 7.87 0.00 63.90
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 17 9.71 7.53 0.00 57.94
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院眼科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当科では、難治性白内障及び、網膜硝子体疾患に特に注力して、診療を行っております。
網膜硝子体疾患に関しましては、メディカルレチナ、サージカルレチナ共に専門の医師による診断のもと、治療を行っております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 40 7.83 8.27 0.00 31.15
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 29 5.28 5.84 0.00 51.41
030250xx970xxx 睡眠時無呼吸 手術あり 手術・処置等1 なし 16 8.00 8.01 0.00 6.50
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術等 15 3.87 6.06 0.00 38.47
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 12 7.25 7.35 0.00 8.67
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院耳鼻咽喉科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当科が最も得意としているのは鼻副鼻腔疾患に対する内視鏡下副鼻腔手術です。ハイビジョンカメラやナビゲーションシステムなどの最新鋭の機器を導入して安全かつ正確な手術を行っています。耳鼻咽喉科といえば「アレルギー性鼻炎」が代表的な疾患ですが、薬の内服でコントロールが取れる事も多いのですが重度のアレルギーの合併の際には薬のみでは難しい事も少なくありません。そのため、後鼻神経切断術を行う事でアレルギー反応を抑制する治療も行っております。他にも小児に対するアデノイド切除術、扁桃摘出術、鼓膜チューブ留置術なども近隣の耳鼻咽喉科のクリニックの先生と連携を取りながら行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx9907xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 7あり 92 4.11 4.01 0.00 69.66
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 86 2.17 2.45 0.00 69.78
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 70 5.17 6.81 0.00 74.44
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし 44 4.86 5.16 0.00 60.95
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 34 13.06 13.66 14.71 70.03
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当科では、前立腺癌のヨウ素125密封小線源治療を継続的に多くの症例に行っており、周術期の合併症もなくほぼ全例が3泊4日の予定入院で治療を終えています。また、手術支援ロボットを用いた前立腺全摘除術(RALP)を行っています。令和4年度よりMRI画像融合の高精度生検を開始しております。(保険適用)
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 10.42 9.59 0.00 35.21
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 9.28 - -
040030xx97xxxx 呼吸器系の良性腫瘍 手術あり - - 8.44 - -
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2 なし - - 9.82 - -
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし - - 8.41 - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院呼吸器外科を退院した患者さんを病名と行われた治療の組合わせ毎に集計し、上位5つを挙げたものです。※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

呼吸器外科では、若年者に多く見られる自然気胸をはじめ、転移性肺腫瘍、原発性肺がんや縦隔腫瘍、その他胸膜疾患や胸壁腫瘍などの呼吸器外科疾患に対する診療を行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 65 13 23 21 61 - 1 8
大腸癌 56 36 51 107 149 67 1 8
乳癌 47 24 10 - 40 37 1 8
肺癌 - - - 25 21 - 1 8
肝癌 - - - - - 33 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院された5大癌初発患者さん及び再発患者さんを病期分類別(ステージ別)に集計したものです。※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

初発患者は、大腸癌、胃癌、乳癌の3大癌が大半を占めており、再発患者は、大腸癌、乳癌、肝癌の3大癌患者のみとなっております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 31 10.94 46.74
中等症 97 21.37 74.67
重症 22 32.45 82.55
超重症 10 41.40 84.90
不明 - - -
<定義>病院外で日常生活をしていた人が肺炎を発症し、令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院へ入院された患者さんを重症度別に集計したものです。※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

当院では、『中等症』患者が約6割を占めており、次に『軽症』患者が約2割を占めております。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 170 20.11 71.94 36.73
その他 26 27.42 72.58 3.57
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんのうち医療資源を最も投入した傷病のICD10がI63$であった患者さんを発症日から「3日以内」「その他」に分けて集計したものです。

当院では、発症日3日以内の患者が85%以上を占めており、そのうち、36%の患者が他院へ転院しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 318 0.75 1.86 0.63 71.95
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 114 1.17 11.23 10.53 75.40
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 101 0.90 4.32 0.00 64.95
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等 65 1.05 4.48 0.00 72.85
K6852 内視鏡的胆道結石除去術 その他のもの 55 1.02 5.27 1.82 67.13
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院消化器内科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
 
当科の手術上位の中では、『内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等』の手術実施患者が約5割を占めております。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K530-3 内視鏡下筋層切開術 206 1.24 1.00 0.00 52.09
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 156 1.15 1.06 1.92 57.15
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 70 0.61 1.00 1.43 43.43
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 69 1.26 1.01 0.00 68.04
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 61 1.36 1.10 1.64 74.48
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院消化器外科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当科の手術上位の中では、『内視鏡下筋層切開術』と『腹腔鏡下胆嚢摘出術』の手術実施患者が約6割超となっております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 等 237 2.43 1.97 0.84 70.45
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 130 1.34 1.51 0.00 69.04
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 73 1.16 1.63 1.37 62.48
K555-22 経カテーテル弁置換術 経皮的大動脈弁置換術 等 64 5.47 7.44 3.13 86.53
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 47 0.02 11.21 2.13 67.49
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院循環器内科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

 症例数の上位を占める『カテーテル心筋焼灼術』ですが、使用するエネルギー源や形状の違いによっていくつか種類(【高周波】【冷凍バルーン】【レーザーバルーン】)があります。治療方針は、患者さんの持つ他の疾患や年齢などを考慮し、患者さんのご意向をふまえて決定致します。
大動脈狭窄症の患者さんに対して、【経カテーテル的大動脈弁留置術 (TAVI)】を行っています。薬剤またはバルーン拡張術のみでは十分な生命予後が期待できないと言われておりますが、経カテーテル的大動脈弁留置術は、開胸することなくカテーテルを用いて新たな生体弁を植え込む新しい治療方法です。当院は経カテーテル的大動脈弁留置術関連学会協議会が認めた実施施設です。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K554-21 胸腔鏡下弁形成術(1弁) 20 4.75 20.15 5.00 53.95
K5943 不整脈手術(メイズ手術) 18 10.72 28.28 11.11 69.78
K560-22ニ オープン型ステントグラフト内挿術(上行・弓部同時、その他) 等 18 3.56 65.06 27.78 64.39
K5601ニ 大動脈瘤切除術(上行)(その他) 14 1.00 57.50 50.00 69.29
K5551 弁置換術(1弁) 13 9.69 27.62 23.08 67.85
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院心臓血管外科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

 冠動脈疾患においてはエビデンスに基づいた手術適応と内胸動脈・橈骨動脈・右胃大網動脈など長期成績に優れた動脈グラフトを多用するグラフト選択を行っております。
弁膜症治療は最も症例数が多く、特に自己僧帽弁を温存し形成する僧帽弁形成術を得意にしております。変性による僧帽弁閉鎖不全症はほぼ100%自己弁の良好な形成が可能です。全僧帽弁疾患の90%以上において自己弁を温存・形成しており世界トップレベルの成績を有しております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 39 0.49 11.59 35.90 78.77
K178-4 経皮的脳血栓回収術 16 0.06 26.56 68.75 77.25
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 等 12 1.08 12.92 0.00 55.50
K6101 動脈形成術、吻合術 頭蓋内動脈 - - - - -
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) 等 - - - - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
新生児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 等 20 0.05 30.80 0.00 0.00
K9132 新生児仮死蘇生術 仮死第2度のもの 12 0.00 43.5 0.00 0.00
K772 腎摘出術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院小児外科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 54 0.48 0.50 0.00 3.35
K836 停留精巣固定術 31 0.32 0.35 0.00 1.90
K6333 ヘルニア手術 臍ヘルニア 等 25 0.16 0.24 0.00 1.24
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 等 13 1.00 2.62 0.00 9.85
K419 頬、口唇、舌小帯形成手術 等 - - - - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院小児外科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術 選択帝王切開 等 170 1.89 5.24 0.00 35.42
K8981 帝王切開術 緊急帝王切開 等 142 1.70 5.66 0.00 34.40
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 等 78 0.90 4.24 0.00 42.99
K9091イ 流産手術 妊娠11週までの場合 手動真空吸引法によるもの 等 60 0.72 0.42 0.00 35.42
K872-33 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術 その他のもの 等 47 1.09 1.02 0.00 39.91
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院産婦人科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

 ローリスク(一般)の分娩はもちろんですが、ハイリスクと言われるような早産、前期破水、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、多胎妊娠、前置胎盤、妊娠糖尿病などの各種母体合併症などがある場合でも、新生児科をはじめとした他の診療科との連携で分娩にも対応致します。
また、婦人科疾患(子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症、月経不順、月経困難症、更年期障害、骨粗鬆症など)にも対応しており、創が小さく早期回復が可能な腹腔鏡下手術や子宮鏡下手術を積極的に取り入れ、なおかつ安全性を重視した手術を行っております。
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 44 0.57 11.43 4.55 64.61
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 等 25 5.88 10.80 8.00 66.16
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 11 7.73 20.00 0.00 54.64
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 等 - - - - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院内科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

 腫瘍内科では、点滴による化学療法を施行する患者に対して抗がん剤の末梢血管投与時の皮膚漏出予防の観点から、ほぼ全例にCVポートを作成しております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外・長径6~12cm)(6歳以上) 13 0.77 1.77 0.00 48.38
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 12 1.00 5.17 0.00 50.00
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上)(6歳以上) 等 - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - - - - -
K427 頬骨骨折観血的整復術 - - - - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院内科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 49 1.02 1.45 0.00 57.84
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 24 1.46 5.29 0.00 64.25
K4741 乳腺腫瘍摘出術 長径5センチメートル未満 15 0.93 1.00 0.00 47.67
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの 等 11 1.00 5.09 0.00 67.91
K4764 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。)) - - - - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院乳腺外科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

 乳癌の手術は、乳房温存症例では根治性のみならず高い整容性を追求し、乳房切除症例では、患者さんのご希望に応じて形成外科医の協力のもとで乳房再建手術も行っております
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 等 117 2.15 24.73 14.53 72.64
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 106 2.03 5.49 5.66 54.97
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 83 2.13 14.88 39.76 67.86
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 等 83 0.94 1.45 0.00 47.60
K0463 骨折観血的手術(鎖骨) 等 73 1.45 4.67 1.37 48.77
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院整形外科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

 膝関節置換術は、個々の患者さんの状態に合わせて単人工関節置換術、全人工関節置換術、時には骨切術による関節温存手術を行っております。人工関節置換術では、症例により個々の骨を画像にて評価してオーダーメイドな機械を用いた手術や最新のナビゲーション・AR技術を応用した手術を取り入れております。
上記の通り、膝人工関節置換術が手術症例数も一番多く行っており、それに続く手術は、手に関するものが大半となります。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 等 84 0.87 1.26 0.00 76.17
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 等 43 0.86 7.79 0.00 66.00
K281 増殖性硝子体網膜症手術 20 0.60 6.90 0.00 64.90
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 等 16 0.56 5.94 0.00 59.31
K279 硝子体切除術 12 1.00 5.75 0.00 59.33
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院眼科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

 白内障に対する手術が、大半を占めています。上記は入院して手術を行った件数であり、外来での日帰り手術も多数行っています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 69 1.00 6.07 0.00 22.70
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 等 27 1.11 3.07 0.00 51.15
K3192 鼓室形成手術 耳小骨再建術 10 1.00 2.00 0.00 37.80
K347-5 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) 等 - - - - -
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 - - - - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院耳鼻咽喉科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

当科の手術上位の中では、『口蓋扁桃手術(摘出) 等』の手術実施患者が6割以上を占めております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 等 73 1.14 2.96 0.00 74.04
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 等 44 1.50 2.36 0.00 60.95
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 39 0.79 9.77 10.26 71.69
K841-7 経尿道的前立腺水蒸気治療 23 0.96 1.09 0.00 70.61
K773-72 腎悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cm超) - - - - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。

当科の手術上位の中では、『膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 等』の手術実施患者が約4割を占めております。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 等 18 4.78 4.94 0.00 33.94
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 等 - - - - -
K5132 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) 等 - - - - -
K504-2 胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術 - - - - -
K513-2 胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術 - - - - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院呼吸外科を退院した患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

 自然気胸、肺腫瘍や縦隔腫瘍においては胸腔鏡下手術(VATS: video assisted thoracoscopic surgery)を基本として、治療にあたります。
手術が必要な際は、呼吸器外科専門医が手術を行います。極力侵襲少なくする事を心がけた診療をしております。
自然気胸で胸腔ドレナージが必要な場合、血胸や胸水貯留が疑われる症例を除き、2mmの皮膚切開で細径チューブによるドレナージを致します。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 10 0.09
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 54 0.47
異なる - -
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんのうち、臨床上ゼロになりえないものの少しでも改善すべき症例であった患者さんを集計したのものです。手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
入院契機(入院が必要と判断した疾患)と入院中の主な治療目的の疾患が「同一」か「異なる」で区別しています。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。

<解説>
播種性血管内凝固症候群(DIC):様々な基礎疾患により、全身の血管内で血栓が出来る病態です。それにより組織に血液が行き渡らなず虚血性の壊死を起こし、多臓器の循環障害による機能不全が生じます。これに出血症状が加わり、その結果として、致死的影響を体に生じることになります。
敗血症:いずれかの感染巣から血流中に菌が入り込み、高熱や頻脈、呼吸数の増加などといった全身的な症状を呈するような状態になったものを指します。
手術・処置等の合併症:「術後創部感染」「造影剤ショック」「腹膜透析に伴う腹膜炎」などが見られます。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
1700 1537 90.41%
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院した患者さんのうち、リスクレベルが「中」以上の手術を施行し肺血栓塞栓症の予防対策が    実施された患者さんを集計したものです。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
2039 1110 54.44%
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に血液培養を実施した患者さんのうち、血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数を集計したものです。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
993 672 67.67%
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院した患者さんのうち、広域スペクトルの抗菌薬が処方され入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者さんを集計したものです。
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
109811 240 2.19‰
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院した患者さんのうち、入院中に発生した転倒・転落件数を集計したものです。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
109811 24 0.22‰
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院した患者さんのうち、入院中に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数を集計したものです。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
3297 3297 100.00%
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院した患者さんのうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数を集計したものです。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
106406 46 0.04%
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院した患者さんのうち、真皮までの損傷以上の褥瘡が発生した患者さんを集計したものです。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
4887 4850 99.24%
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院した患者さんのうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者さんを集計したものです。
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
109811 21325 19.42%
<定義>令和6年4月1日~令和7年3月31日までの期間に当院を退院した患者さんのうち、身体的拘束が実施された患者さんを集計したものです。
更新履歴