超音波センター

センター紹介

当センターは1984年に開設され、現在9つの検査室において超音波診断にかかわる診療各科の臨床医が担当日制で超音波検査や治療を行い、14名の臨床検査技師(うち超音波検査士9名:2023年4月現在)が検査または検査補助に携わっています。日本超音波医学会認定の超音波専門医研修施設および日本心エコー図学会認定の研修施設であり、病院理念の一つである質の高い医療人の育成を目指して、指導医や専門医の指導下で研修医や臨床実習生の教育や超音波検査士の育成にも力を注いでいます。また、検査精度の維持向上のため積極的に外部コントロールサーベイに参加しており、日本超音波検査学会の精度認定制度認定施設でもあります。
DSC09866(扇谷)_加工済センター長
扇谷 芳光

診療体制

当センターの検査は予約制で、検査部位は、腹部、心臓、体表臓器(甲状腺や頚部など)、頸動脈、末梢血管、泌尿器科や耳鼻科領域と広範囲にわたります。超音波検査の他、超音波ガイド下での穿刺やラジオ波焼灼療法などの治療も行っています。緊急時にご連絡いただけば即日の検査対応を心掛けています。検査後には検査所見や超音波画像を外来や病棟のカルテにて参照可能です。また、診療各科の臨床医と臨床検査技師が連携を取り合い、常に患者さんにとって安心で安全な検査や治療を実施出来るよう取り組んでおります。なお、乳腺領域はブレストセンター、産婦人科領域は外来や病棟にて検査が行われています。

診療実績

超音波センター領域別検査件数
検査領域2021年度
2022年度2023年度
(4月~9月)
腹部4,861
4,583
2,351
心臓10,037
9,946
5,258
乳腺
(ブレストセンター内で実施)
7,814
8,088
3,925
体表2,238
2,359
1,171
頸動脈1,546
1,520
739
下肢血管606
756
506
泌尿器245
202
132
その他
(関節、経頭蓋、
シャント、血管)
534
633
367
総件数27,881
28,087
14,449
技師実施件数21,841
22,507
11,406