RST(呼吸ケアチーム)

チーム概要

RST(Respiratory-care-Support-Team:呼吸ケアチーム)は、2011年より人工呼吸器装着中の患者さんの診療を主治医と連携して行っているチームです。チームメンバーには、呼吸器内科医師、集中治療科医師、集中ケア認定看護師、救急看護認定看護師、慢性呼吸器疾患看護認定看護師、臨床工学技士、理学療法士が参加し、多方面からサポートを行っています。主な活動内容は、一般病棟で人工呼吸器を装着している患者さんのベッドサイドにうかがい、適切な治療やケアのアドバイスや支援を行っています。また、人工呼吸器に必要な知識・技術習得のために研修会を開催し、患者さんが安心して安楽な生活が送れるようにサポートしています。

役割

  1. 人工呼吸器の安全な管理
  2. 人工呼吸器装着患者の治療の支援
  3. 適切な排痰ケア・リハビリテーション・リラクゼーションの支援
  4. 教育活動
  5. 口腔内の衛生管理


活動実績

ラウンド内容:呼吸器の設定、気切管理、看護ケア、排痰ケア、MDRPU予防、呼吸リハビリテーションの実施、ポジショニング、在宅用NPPVへの移行に向けての準備とスタッフ教育、人工呼吸器離脱へのカンファレンスの実施とケアなど

2018年度 67件(ラウンド対象部署:HCU、一般病棟、東病院)
2019年度 30件(ラウンド対象部署:一般病棟、東病院)
2020年度 22件(ラウンド対象部署:一般病棟、東病院)
※COVID-19感染のため2020年1月から対象患者が減少しているため、ラウンド人数が減少しています。

認定看護師数

集中ケア認定看護師2名、救急看護認定看護師1名、慢性呼吸器疾患看護認定看護師1名

認定臨床工学技士数

3学会合同呼吸療法認定士 10名、呼吸治療専門臨床工学技士 1名

理学療法士数

3学会合同呼吸療法認定士 3名、呼吸ケア指導士 1名