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病院のご案内
病院長ご挨拶

病院長 相良 博典
このたび、昭和医科大学病院院長を拝命いたしました。板橋家頭夫前病院長のもとで副院長として3年間勤め、色々な学びを得ることが出来ました。それをさらに発展させるべく邁進したいと思います。
昭和医科大学病院の思想的な柱として、「患者さん本位の医療」、「高度な医療の推進」、「医療人の育成」という三つの理念があります。
「患者さん本位の医療」を実践の前提は、安全で安心な医療を提供することです。この要となるのが「チーム医療」です。患者さんには多職種の医療者が関わりますが、それぞれに視野も視座も見方も異なります。それぞれの専門性から「最適な」医療を主張するために、見解の違いも生じます。異なる立場の意見を切り捨てることは簡単です。しかし、それらの意見は、その患者さんにとっての安全安心な医療のために考えられている限りにおいて、どれ一つとして無意味なものはないと考えます。見方によって「事実」は異なります。必要なのは、患者さんにとって必要な医療という「真実」です。刻一刻と状況は変化し、時間も限られており、様々な制約がある。そのように難しい場面で、私たちを真実に至らしめるのは、唯一、「チーム医療」だと信じています。多職種が垣根を超えて議論し、平面的な情報が立体的になり、現象に因果が見えてきます。それぞれが専門という顕微鏡で見ながら、全員が一つの望遠鏡を覗き込み、患者さんの望むことを見出す。これがチーム医療の目指すものです。病院長として、あらゆる医療者が立場を超えて本音の対話ができるような組織風土の醸成に力を注いでいきたいと思います。
チーム医療は、院内で完結するものではありません。地域では生活者として暮らしている患者さんの日常を知り、支えているのは地域の先生方です。病院と地域における立場を超えた対話は、最適かつ安全安心な医療を実現するために、決定的に重要なものです。地域との顔が見える関係が維持できるよう、最大限配慮していきたいと思います。
「高度な医療の提供」は、大学病院に期待される重要な使命です。医療の進歩とは、日進月歩です。常に、「現在の最適解は、未知なる領域を残した不完全である」との認識をもとに、医療を先進させることが必要です。現在日常的に用いられている医療技術の多くが、かつては、高度先進医療とされていた医療技術です。つまり、我々の実践は、今後の医療における試金石であり、これからの医療の発展に、欠かせないものです。このような医療を実践するにあたって、十分な安全を確保が最も重要であると認識し、不断の努力を行っていきます。
前述した「患者さん本位の医療」も「高度な医療の提供」も「医療人の育成」無くしてはなし得ません。この点において、「医療人の育成」は、最も重要な使命と考えます。
企業経営における常識として「従業員満足なしに顧客の満足なし」という考え方がありますが、医療界でこのような考え方が重視されることは多くありません。人命を預かる以上、重大な責任が伴う仕事であることは紛れもない事実ですが、医療者の満足感や幸福感がハイライトされることは滅多にありません。働き方改革とは、医療者が仕事にも生活にも満足感や幸福感が得られるように、従来の価値観に縛られた働き方を変革していくことだと考えます。
ワークシェアやタスクシフトは、それらの実現の鍵の一つとなると考えております。必要なことは、現状の延長で考えることではありません。まずは、患者さんのための「チーム医療」を実践することが必要です。そして、「現在の最適解は、改善の余地がある」との認識に基づき、これまでの方法と比較して、Different/New/Betterなことを、具体的に考えていくことが重要です。昭和医科大学病院の誰もが、毎日の、一歩ずつの改善をチームで祝い、互いの成長を喜び、充実した毎日に感謝し、幸せを感じることができる。そのような理想に向かって、愚直に努力していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
昭和医科大学病院の思想的な柱として、「患者さん本位の医療」、「高度な医療の推進」、「医療人の育成」という三つの理念があります。
「患者さん本位の医療」を実践の前提は、安全で安心な医療を提供することです。この要となるのが「チーム医療」です。患者さんには多職種の医療者が関わりますが、それぞれに視野も視座も見方も異なります。それぞれの専門性から「最適な」医療を主張するために、見解の違いも生じます。異なる立場の意見を切り捨てることは簡単です。しかし、それらの意見は、その患者さんにとっての安全安心な医療のために考えられている限りにおいて、どれ一つとして無意味なものはないと考えます。見方によって「事実」は異なります。必要なのは、患者さんにとって必要な医療という「真実」です。刻一刻と状況は変化し、時間も限られており、様々な制約がある。そのように難しい場面で、私たちを真実に至らしめるのは、唯一、「チーム医療」だと信じています。多職種が垣根を超えて議論し、平面的な情報が立体的になり、現象に因果が見えてきます。それぞれが専門という顕微鏡で見ながら、全員が一つの望遠鏡を覗き込み、患者さんの望むことを見出す。これがチーム医療の目指すものです。病院長として、あらゆる医療者が立場を超えて本音の対話ができるような組織風土の醸成に力を注いでいきたいと思います。
チーム医療は、院内で完結するものではありません。地域では生活者として暮らしている患者さんの日常を知り、支えているのは地域の先生方です。病院と地域における立場を超えた対話は、最適かつ安全安心な医療を実現するために、決定的に重要なものです。地域との顔が見える関係が維持できるよう、最大限配慮していきたいと思います。
「高度な医療の提供」は、大学病院に期待される重要な使命です。医療の進歩とは、日進月歩です。常に、「現在の最適解は、未知なる領域を残した不完全である」との認識をもとに、医療を先進させることが必要です。現在日常的に用いられている医療技術の多くが、かつては、高度先進医療とされていた医療技術です。つまり、我々の実践は、今後の医療における試金石であり、これからの医療の発展に、欠かせないものです。このような医療を実践するにあたって、十分な安全を確保が最も重要であると認識し、不断の努力を行っていきます。
前述した「患者さん本位の医療」も「高度な医療の提供」も「医療人の育成」無くしてはなし得ません。この点において、「医療人の育成」は、最も重要な使命と考えます。
企業経営における常識として「従業員満足なしに顧客の満足なし」という考え方がありますが、医療界でこのような考え方が重視されることは多くありません。人命を預かる以上、重大な責任が伴う仕事であることは紛れもない事実ですが、医療者の満足感や幸福感がハイライトされることは滅多にありません。働き方改革とは、医療者が仕事にも生活にも満足感や幸福感が得られるように、従来の価値観に縛られた働き方を変革していくことだと考えます。
ワークシェアやタスクシフトは、それらの実現の鍵の一つとなると考えております。必要なことは、現状の延長で考えることではありません。まずは、患者さんのための「チーム医療」を実践することが必要です。そして、「現在の最適解は、改善の余地がある」との認識に基づき、これまでの方法と比較して、Different/New/Betterなことを、具体的に考えていくことが重要です。昭和医科大学病院の誰もが、毎日の、一歩ずつの改善をチームで祝い、互いの成長を喜び、充実した毎日に感謝し、幸せを感じることができる。そのような理想に向かって、愚直に努力していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
病院概要
当院の医療機関名や所在地等をご紹介します。名称 | 昭和医科大学病院 |
所在地 | 〒142-8666 東京都品川区旗の台1-5-8 |
電話番号 | +81-3-3784-8000(代表) |
URL | https://www.showa-u.ac.jp/SUH/index.html |
病院長 | 相良 博典 |
副院長 | 小林 洋一・吉田 仁・大江 克憲・青木 武士 |
研修管理委員長 | 相良 博典 |
開院年月日 | 1928年3月15日 |
許可病床数 | 815床 |
診療科目 | 呼吸器・アレルギー内科、リウマチ・膠原病内科、糖尿病・代謝・内分泌内科、腎臓内科、消化器内科、血液内科、循環器内科、脳神経内科、腫瘍内科、救急診療科、感染症内科、緩和医療科、精神神経科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児心臓血管外科、消化器・一般外科、食道外科、乳腺外科、小児外科、脳神経外科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科、産婦人科、眼科、小児科、小児循環器内科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、放射線科、放射線治療科、麻酔科、救命救急科、臨床病理診断科、東洋医学科、歯科・口腔外科、歯科麻酔科 |
特別診療施設 | 総合周産期母子医療センター(NICU・MFICU)、小児医療センター、小児循環器・成人先天性心疾患センター、血液浄化センター、救急医療センター(救急センター・救命救急センター)、脊椎外科センター、ICU、CCU、HCU、リハビリテーションセンター、中央手術室、緩和ケアセンター、褥瘡ケアセンター、腫瘍センター、ブレストセンター、頭頸部腫瘍センター、輸血センター、超音波センター、内視鏡センター、てんかん診療センター、放射線治療センター、腎移植センター、漢方外来、食道がんセンター |
専任職員数 | 1,976名(2019年4月1日現在) 医師667名、看護職953名(助産師含) |
1日平均患者数 | 外来:1613.9人 入院:6939.9人(2019年度) |
平均在院日数 | 10.6日(2019年度) |
平均病床利用率 | 86.6%(2019年度) |
手術件数 | 6,730件(2019年度) |
救急取扱い件数 | 8,364件(2019年度) |
分娩数 | 1,497件(2019年度) |
フロアガイド
全体図
中央棟
9階 | 心臓血管外科病棟・HCU(高度治療室)病棟・救急センター(ER)病棟 |
8階 | 脳神経外科病棟・女性病棟 |
7階 | 会議室・研修室・病院歯科・院内学級(さいかち学級) |
6階 | 手術室・ICU(集中治療室) |
5階 | 血液浄化センター・外来手術室・6FICU入口・ICU・CCU |
4階 | 形成外科・美容外科・産婦人科・小児科・小児外科・耳鼻咽喉科・泌尿器科・脳神経外科・糖尿病・代謝・内分泌内科・リウマチ膠原病内科・緩和ケアセンター・採血・採尿室・腫瘍センター・頭頸部腫瘍センター・小児循環器・成人先天性心疾患センター |
3階 | 循環器センター・消化器センター・呼吸器センター・内科・リハビリテーション科・ブレストセンター・皮膚科・心血管リハ室・採血・採尿室 |
2階 | 放射線室(X線検査・MRI検査・CT検査・DR検査・血管造影検査)・生理機能検査(心電図・聴力・呼吸機能・平衡機能・サーモグラフィー・筋電図) |
1階 | 総合受付・外来会計・入院受付・入院会計・総合サポートセンター・初診受付・総合文書受付・医療連携受付・救急医療センター・喫茶(タリーズ)・売店(ローソン)・防災センター |
B1階 | 放射線室(核医学検査・治療部)・内視鏡センター・超音波センター・生理機能検査(脳波)・結石破砕室・放射線治療センター |
B2階 | 駐車場 |
B3階 | 駐車場 |
入院棟
17階 | 特別病棟 |
16階 | 特別病棟 |
15階 | 循環器センター |
14階 | 消化器センター |
13階 | 消化器センター |
12階 | 消化器センター・呼吸器センター・腫瘍センター(入院) |
11階 | 呼吸器センター・腫瘍センター(入院) |
10階 | 一般病棟 |
9階 | 一般病棟 |
8階 | 一般病棟 |
7階 | 一般病棟 |
6階 | 産科新生児室 |
5階 | 産科・MFICU(母体胎児集中治療室)・総合周産期母子医療センター |
4階 | 小児医療センター・NICU(新生児集中治療室)・GCU(継続保育治療室)・総合周産期母子医療センター |
3階 | 小児医療センター |
2階 | ICU・CCU・SCU・売店(ローソン) |
― | |
B1階 | リハビリテーションセンター・面会受付 |
B2階 | 駐車場 |