平成29年度 昭和大学病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 2274 396 613 1138 1803 2103 3414 4045 2590 438
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんを年齢別に合計したものです。
解説
当院は特定機能病院として、また地域の基幹病院として幅広い年齢層の患者さんに良質な医療を提供しています。ご入院される患者さんは70歳台の方が最も多く、全入院患者さんの21.5%を占めています。次いで60歳台が18.1%、80歳台が13.8%と高齢の患者さんの入院が多い一方で0歳台も12.1%となっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 なし 207 1.29 2.54 0 5.87
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 46 9.52 6.32 0 3.46
150040xxxxx0xx 熱性けいれん 手術・処置等2 なし 43 4.7 3.91 0 2.53
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 39 10.46 6.18 2.56 0
150070x0xx01xx 川崎病(2歳以上) 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 あり 38 10.74 10.7 0 3.11
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院小児科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
小児科入院症例で最も多いのは「食物アレルギー」の症例であり、年間207人の患者さんを受け入れています。次いで多いのが「てんかん」の症例であり、年間46人の患者さんが入院されています。その他、新生児疾患、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、先天性心疾患、若年性糖尿病、低身長、ネフローゼ症候群など幅広い疾患に対応しています。また、合併症を有する小児外科疾患や形成外科疾患などの周術期管理も行い、白血病やその他の血液疾患は昭和大学藤が丘病院小児科と連携しております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 64 32.59 27.09 46.88 79.59
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 58 26 23.14 3.45 63.17
160740xx97xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 定義副傷病 なし 40 10.4 5.16 2.5 20.53
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし 35 23.14 21.7 0 67.49
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 31 5.1 5.21 0 57.71
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院整形外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
整形外科入院症例で最も多いのは「股関節疾患と脊椎疾患」に関する症例であり、年間122人の患者さんが入院されています。股関節疾患の治療には歴史があります。また、脊椎・脊髄疾患に関しても、内視鏡手術や最小侵襲手術を行い術後早期の回復に努めています。小児から高齢者まで幅広い治療法に対応し症例数も豊富です。また、疾患により隣接する昭和大学病院附属東病院と連携をとり診療を行っております。
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 40 5.38 12.34 17.5 65.93
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 なし 27 1.63 2.54 0 39.07
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし 23 6.00 19.94 82.61 77.43
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 17 2.53 5.15 0 74.47
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 16 2.88 5.5 6.25 60.69
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院総合診療科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
総合診療科は主に救急外来に来院された患者さんの初期治療を行っており、幅広い分野の症例に対応しています。初期治療後は専門診療科の医師へ引き継ぎ共同して治療を行っております。また、圧迫骨折などの保存加療については、地域の医療機関と連携し治療を行っています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 302 8.62 9.64 0 5.99
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合等 101 5.4 8.02 0 50.96
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 17 3.53 4.14 0 13.88
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 16 7.31 5.6 0 39
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 11 15.18 5.96 0 49.64
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院形成外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
形成外科は、様々な先天性形態異常の治療を行っております。最も症例の多い口唇口蓋裂疾患については平成29年10月より本学藤が丘病院の口唇口蓋裂センターにて引き続き治療しております。
次に多い乳房の悪性腫瘍については、乳腺外科と連携して乳房再建手術を行っている症例です。また、他科と連携した再建手術として、眼科・耳鼻科咽喉科と連携した顔面外傷治療、整形外科と連携した四肢外傷治療、皮膚科と連携した皮膚悪性腫瘍手術後の再建などを数多く手掛けております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 114 3.89 3.14 0.88 60.76
010070xx01x20x 脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 49 15.06 19.18 4.08 69.9
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 48 14.83 15.61 4.17 60.67
010070xx9912xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 2あり 41 3.95 5.62 0 60.27
010070xx99020x 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 41 4.39 5.47 2.44 71.73
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院脳神経外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経外科の入院症例では、脳動脈瘤の患者さんが最も多く、未破裂動脈瘤が多いことが特徴です。
科長の水谷は、約2,000件の手術経験を誇り、巨大動脈瘤、難治例などが全国から紹介されてきます。検査のための入院は全国平均とほぼ同等ですが、手術を受けられる方の平均在院日数が、14.83日と全国平均の 15.61日より短く、また、転院率が 4.17%ということは自宅復帰率が、95.83%ということを意味しています。一般的に未破裂脳動脈瘤手術の障害率は約5%とされており、難治例を含めたこの手術成績は、驚異的に高く、脳動脈瘤の手術で全国をリードする施設です。疾患の解説ならびに実績は、昭和大学 脳神経外科ホームページをご覧ください。
また、平成30年4月にてんかんセンターが設置され、てんかんに関する外科的治療も行っています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 76 12.33 12.35 2.63 66.42
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 27 10.78 9.14 3.7 41.78
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 11.2 10.04 0 30.16
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 31.43 - -
040020xx97xxxx 縦隔の良性腫瘍 手術あり - - 8.94 - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院呼吸器外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
原発性肺がんや転移性肺腫瘍を多く受け入れております。また近年増加傾向にある悪性胸膜中皮腫や胸壁腫瘍、さらに若年男性を中心に多くみられる自然気胸などの呼吸器疾患に対する外科診療を行っています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 34 12.24 12.51 0 79.24
050080xx9701xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 1あり 28 16.86 21.63 3.57 86.18
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 25 26.96 23.93 12 67.16
050163xx99000x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 11 4.09 8.4 9.09 81.82
050161xx9900xx 解離性大動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 17.95 - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院心臓血管外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
心臓血管外科の入院症例で最も多いのは「非破裂性大動脈瘤」の患者さんで、平均在院日数は12.24日と全国平均の12.51日とほぼ同じ状況です。次いで「弁膜症」や「解離性大動脈瘤」等に関する症例を多く受け入れています。これらの症例以外にも幅広い心臓疾患の診療を行っています。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 29 3.07 3.26 0 2.59
060170xx02xxxx 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 29 3 8.33 0 2.86
060150xx99xx0x 虫垂炎 手術なし 定義副傷病 なし 13 7.23 7.01 0 10.46
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 7.39 - -
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 - - 5.56 - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院小児外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
小児外科入院症例で最も多いのは「停留精巣」であり、年間29人の患者さんを受け入れています。新生児では先天性疾患、学童では後天性疾患など、それらの疾患に対して、専門的な知識を持って診療を行っています。また、他の施設では手術を行うような疾患でも、積極的に保存療法を行う方針として、脳神経、心臓、骨格以外の疾患に対し幅広く対応しています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 141 6.88 6.28 0 42.35
120140xxxxxxxx 流産 125 2.07 2.43 0 35.8
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 90 6.07 6.37 0 39.63
12002xxx99x30x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 72 3.39 20.1 0 55.56
120100xx01xx0x 子宮内膜症 子宮全摘術等 定義副傷病 なし 65 6.31 7.7 0 38.8
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院産婦人科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
産科は合併症妊娠、産婦人科は悪性腫瘍、良性腫瘍(子宮筋腫や卵巣腫瘍)に対する診療を行っております。また、不妊症、思春期のトラブル、更年期障害、性器脱や尿失禁など、各年代の女性のあらゆる健康をサポートできる診療体制を整えています。また、近年ますます高度化、細分化する産婦人科医療に対応すべく各領域で特殊外来を設置し、一般診療に加えて大学病院としての高度先進医療を行っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 75 6.07 7.23 0 50.24
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 63 7.92 8.61 0 24.75
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 63 5.44 5.48 0 36.62
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 51 7.69 7.58 0 51.47
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 48 7.06 8.9 0 39.5
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院耳鼻咽喉科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当院耳鼻咽喉科の入院症例では、「慢性副鼻腔炎」の患者さんが最も多く、平均在院日数は6.07日と全国平均の7.23日より短い状況です。次いで「扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎」や「耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍」「慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫」等に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも幅広い耳鼻咽喉科疾患の診療を行っています。また、頭頸部腫瘍に関しては、頭頸部腫瘍センターにおいて耳鼻咽喉科医師、口腔外科歯科医師が共同で診断、治療を行っています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 56 7.46 16.38 58.93 69.55
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 20 1.8 6.32 95 63.9
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 18 9.28 16.51 61.11 78.28
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 1あり 発症前Rankin Scale 0、1又は2 16 9 18.34 62.5 75.38
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作 手術・処置等2 なし 15 5.4 6.28 33.33 70.2
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院脳神経内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経内科入院症例で最も多いのは「脳梗塞」症例であり、年間90人の患者さんを受け入れています。脳神経外科と連携し、急性期から慢性期にわたりスムーズな連携ができるよう努力しております。また、頭痛、めまい、物忘れ、しびれ、けいれんといった症状の方は昭和大学病院附属東病院にて入院加療を行っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 67 11 11.73 0 62.78
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 63 8.32 8.95 1.59 63.75
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 41 3.2 4.14 2.44 48.49
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 30 7.93 8.5 3.33 74.8
080090xxxxxxxx 紅斑症 23 12.35 10.37 0 49
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院皮膚科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当科は各種皮膚疾患に対して幅広い診療を行っております。患者数の多いものは「急性膿皮症」が一番多く、その他は「帯状疱疹」、「皮膚の良性腫瘍」、「皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)」、「紅斑症」となります。また、「重症薬疹」を初めとして「乾癬」、「アトピー性皮膚炎」、「糖尿病による皮膚病変」、「足白癬などの真菌感染症」なども診療しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 131 4.58 7.31 0 71.39
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 49 4.41 5.75 0 61.22
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 44 11.5 12.92 0 67.48
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 42 9.62 12.34 4.76 59.48
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 32 9.72 12.3 0 59.03
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院泌尿器科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当院泌尿器科の入院症例では、「膀胱がん」の患者さんが最も多く、平均在院日数は4.58日と全国平均の7.31日より短い状況です。次いで「上部尿路疾患」や「前立腺がん」等に関する症例を多く受け入れていますが、当院泌尿器科では、これらの症例以外にも幅広い泌尿器疾患の診療を行っています。
早期前立腺癌に対してはロボット(ダ・ヴィンチ)支援前立腺全摘術を施行してより安全に確実な手術を心がけています。尿路性器腫瘍に対しては 通常の開腹術の他に腹腔鏡、ミニマム創による低侵襲手術を積極的に行っています。さらに転移性腎細胞癌の分子標的薬治療、進行性尿路上皮癌の抗癌化学療法を患者さんのQOLを考慮して施行しています。
呼吸器・アレルギー内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 178 4.58 3.59 1.69 71.17
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 66 19.79 19.65 10.61 71.56
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 64 14.83 13.83 9.38 75.02
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア2 47 16.06 15.12 8.51 82.68
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 47 18.68 14.6 14.89 76.51
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院呼吸器・アレルギー内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
肺がんに対する化学療法や間質性肺炎の治療を多く行っていますが、その他の呼吸器疾患並びにアレルギー疾患全般の診療を専門とし、それぞれの疾患の専門医が診断・治療を担当しています。また、肺がん患者さんの治療方針は、腫瘍内科、呼吸器外科、放射線治療科との毎週のカンファレンスで決定し、緩和医療科、薬剤師、看護師とも連携して治療しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 389 4.17 4.62 0.51 71.29
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 360 3.16 3.03 0 68.38
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 229 4.89 5.3 0.44 63.15
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 108 18.89 17.71 9.26 77.68
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 91 12.09 11.21 4.4 74.88
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院循環器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当院循環器内科の入院症例では、「狭心症、慢性虚血性心疾患」の患者さんが最も多く、次いで「不整脈」に関する症例を多く受け入れています。虚血性心疾患や不整脈の診断治療を中心に、心筋症、心筋炎、肺高血圧症、成人先天性心疾患、末梢動脈疾患、静脈疾患など多岐にわたる循環器内科分野の診療を行っています。さらに、急性および慢性心不全治療と積極的な心臓リハビリテーションにより、生活を維持する治療を行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 1あり 38 35.68 36.38 23.68 71.08
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 あり 定義副傷病 なし 31 5.48 7.35 9.68 38.1
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 29 11.34 12.23 3.45 66.79
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 23 14.26 14.55 13.04 65.48
180040xx01x0xx 手術・処置等の合併症 内シャント又は外シャント設置術等 手術・処置等2 なし 22 22.27 12.41 4.55 70
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院腎臓内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当院腎臓内科の入院症例では、保存期慢性腎不全、透析を要する慢性腎不全が1最も多く、次いで慢性腎炎症候群に関する症例を多く受け入れています。これらの症例以外にも腎炎・ネフローゼ、透析・アフェレシス療法などの血液浄化療法、腎移植前後の内科的管理、腎高血圧など、幅広い腎臓疾患の診療を行っています。
救急医学科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 50 2.44 3.58 6 39.9
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 2あり 11 10.82 34.78 63.64 83
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 7.34 - -
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 なし - - 2.54 - -
010310xx99x1xx 脳の障害(その他) 手術なし 手術・処置等2 あり - - 14.47 - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院救急医学科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
当院救急医学科の入院症例では、「薬物中毒」の患者さんが最も多く、平均在院日数も2.44日と全国平均の3.58日より短い状況です。次いで「敗血症」や「頭蓋内損傷」等に関する症例を多く受け入れています。当院救急医学科では、これらの症例以外にも幅広い疾患(外傷含む)の診療を行っています。東京の城南地区を中心とした地域救急医療を担う基幹病院で、一次二次救急に加えて品川区では唯一の救命救急センターを有しており、救急専門医と複数科の専門医によるチーム診療を行い対応しています。また、平成17年度より東京DMAT(disaster medical assistance team)日本DMATとして災害現場に乗り込んでいく医療チームに参加しています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 104 17.45 16.48 6.73 68.65
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 57 43.49 33.42 10.53 69.54
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり 57 37.14 40.97 3.51 68
130030xx99x50x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 30 9.3 13.89 0 69.83
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 3あり 22 30.59 34.49 4.55 58.59
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院血液内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当院血液内科の入院症例では、「非ホジキンリンパ腫」の患者さんが最も多く、次いで「急性白血病」に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも、難治性貧血、白血病、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、出血性心疾患をはじめ、専門的な診断・治療が必要とされる血液異常の疾患に幅広く対応しております。また当院血液内科は、日本血液学会認定施設、骨髄・末梢血幹細胞採取・移植認定施設及び臍帯血バンク登録移植施設に認定されています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 174 11.21 10.61 5.17 71.26
060050xx0300xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 89 7.57 8.43 0 72.94
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 82 6.71 9.83 4.88 68.24
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 74 6.76 8.73 0 74.09
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 73 12.44 11.44 4.11 72.37
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院消化器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当院消化器内科の入院症例では、「胆管結石・胆管炎」の患者さんが最も多く、次いで「肝がん」や「膵腫瘍」等に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも一般消化器診療に加え、消化管領域、肝臓領域、胆膵領域の各専門領域を担当し、幅広い消化器疾患の診療を行っています。
消化器・一般外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 219 8.89 9.69 2.74 64.42
060010xx01x1xx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術を併施するもの) 頸部、胸部、腹部の操作によるもの等 手術・処置等2 1あり 137 24.18 37.92 5.11 65.63
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 86 6.42 7.4 0 59.38
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 67 13.43 15.61 1.49 71.12
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 57 5.82 5.56 0 45.81
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院消化器・一般外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当院消化器一般外科の入院症例では、「食道癌」の患者さんが最も多く、術前化学療法を行っている関係上、上位1位と2位に分かれています。また、平均在院日数も全国の平均在院日数より短くなっております。食道癌とともに、胆嚢結石を含め幅広い消化器疾患に対し、腹腔鏡手術を導入し診療を行っているのが特徴です。
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 73 7.79 11.99 0 64.92
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 64 10.33 9.69 1.56 67.5
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 24 14.6 17.65 64.91
060035xx99x70x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 7あり 定義副傷病 なし 17 8.76 4.88 0 59.88
060010xx99x0xx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 なし 16 14 11.71 6.25 64.38
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院腫瘍内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当院腫瘍内科の入院症例では、「肺がん」の患者さんが最も多く、平均在院日数は7.79日と全国平均の11.99日より短い状況です。次いで「食道がん」、「結腸がん」に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも幅広いがん疾患の診療を行っています。腫瘍内科医だけではなく、腫瘍外科医、放射線腫瘍医、緩和医療医など関連する各診療科の医師や、看護師、薬剤師、栄養士及びソーシャルワーカーとともに優れたチーム医療を提供することで、患者さんにとって満足度の高いがん医療の提供に努めています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2 なし 229 10.34 10.15 0 56.26
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし 144 4.18 6.37 0 55.85
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2 なし 92 11.67 11.45 0 56.75
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 30 6.2 5.96 0 55.03
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 18 3.28 3.96 0 37.39
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院乳腺外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
当院乳腺外科の入院症例では、「乳がん」の中でも人工乳房再建の保険適用とともに全摘する患者さんが最も多くなりました。再建手術併施例を含めても平均在院日数は10.34日とほぼ全国平均と同じ状況です。2010年6月に昭和大学病院内に開設したブレストセンターにおいて、早期及び進行乳がんの診断、治療はもとより、治療中の患者やそのご家族に対し、様々な教育啓蒙を目的とした「リボンズハウス」が併設されています。また、カウンセリングルームも設置され、「遺伝性乳がん、卵巣がん」に関するカウンセリングや、患者やご家族の「心のケア」にも対応しています。
小児循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 11 4.27 4.32 0 14.73
14029xxx97x0xx 動脈管開存症、心房中隔欠損症 その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 6.33 - -
14031xx097x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 15.7 - -
14031xx103x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳未満) 心室中隔欠損閉鎖術 単独のもの等 手術・処置等2 なし - - 17.72 - -
14031xx004x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 経皮的肺動脈形成術等 手術・処置等2 なし - - 5.85 - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間、当院小児循環器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
当院小児循環器内科は平成30年1月に本学横浜市北部病院からの移転に伴い診療を開始したことから、表示されている症例数が少ないですが、その中で「先天性心疾患」の患者さんを多く受け入れています。
当院小児循環器では、胎児エコーによる胎児期からの心疾患管理、新生児期から成人までの内科治療やカテーテル治療、不整脈に対するカテーテルアブレーションやデバイス治療など、胎児から成人まで年齢にかかわらず対応しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 105 35 23 40 - 38 1 7,6
大腸癌 75 36 75 55 - 78 1 7,6
乳癌 217 254 28 18 - 168 1 7,6
肺癌 86 27 76 159 19 125 1 7
肝癌 17 34 18 16 - 167 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院を退院された5大癌初発患者さん及び再発患者さんを病期分類別(ステージ別)に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
5大癌と呼ばれる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの患者さんの人数を、初発(当院で該当するがんの診断、あるいは初回の治療を行った場合)のUICC病期分類別、および再発に分けて示してあります。
胃癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の49.5%、次いでStageⅣが18.7%を占めています。
大腸癌
StageⅠとStageⅢの患者さんが最も多く全体の30.4%ずつ、次いでStageⅣが22.3%を占めています。
乳癌
StageⅡの患者さんが最も多く全体の49.0%、次いでStageⅠが41.9%を占めています。
肺癌
StageⅣの患者さんが最も多く全体の43.3%、次いでStageⅠの患者さんが全体の23.4%を占めています。
肝癌
StageⅡの患者さんが最も多く全体の39.1%、次いでStageⅢの患者さんが20.7%を占めています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 43 10.23 57.33
中等症 224 17.07 77.05
重症 60 21.25 81.88
超重症 17 28.41 85.82
不明 - - -
定義
病院外で日常生活をしていた人が肺炎を発症し、平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院へ入院された患者さんを重症度別に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
患者さんは軽症から超重症まで幅広く分布しておりますが、患者数としては中等症が一番多く全体の65.1%を占めています。また、重症度が高くなるほど患者さんの平均年齢が高い傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 208 12.91 74.01 59.82
その他 11 12.09 74.27 2.74
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんを脳梗塞の種類別に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
脳梗塞は発症して早期に入院される患者さんがほとんどで、発症3日以内の急性期脳梗塞が脳梗塞全体の約95%となっております。平均年齢は74歳で高齢の方が多くなっております。
発症日から3日以内の患者さんの入院期間は平均で約13日となっており、約60%の方が主に連携している当院附属東病院や回復期病床がある病院へ転院されております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 等 91 0.03 35.49 4.4 0
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 等 29 0 45.76 3.45 0
K7151 腸重積症整復術(非観血的) - - - - -
K2761 網膜光凝固術(通常) - - - - -
K6335 鼠径ヘルニア手術 - - - - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院小児科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成29年度の手術件数は126件で、「新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの)」の手術が最も多く、年間91人(72.2%)の患者さんに対して行っています。
次いで 「新生児仮死蘇生術(仮死第2度のもの)」を年間29人(23.0%)の患者さんに対して行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 等 85 3.49 23.39 9.41 66.36
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 65 2.82 20.68 35.38 66.42
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 47 2.13 9.96 4.26 48.94
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 等 34 3.03 21.26 0 70.38
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 32 6.25 22.94 31.25 78.88
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院整形外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術件数は689件で、「人工関節置換術」の手術が最も多く、年間85人(12.3%)の患者さんに対して行っています。次いで「骨折観血的手術」を年間112人の患者さんに対して行っており、内訳としては大腿骨が65件(9.4%)、前腕骨が47件(6.8%)となっております。
変性関節疾患とともに当院は第3次救命救急指定病院であるため脊椎損傷、小児外傷例についても多く受け入れております。また、高度脊椎手術など幅広く手術を行っております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 96 1.05 3.09 0 50.48
K4263 口唇裂形成手術(片側)(鼻腔底形成を伴う) 78 1.19 6.96 0 4.15
K4073イ 顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴う)(片側) 59 1.15 6.93 0 5.25
K4072 顎・口蓋裂形成手術(硬口蓋に及ぶ) 57 1.04 6.72 0 2.4
K4262 口唇裂形成手術(片側)(口唇裂鼻形成を伴う) 28 1 6.96 0 10.32
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院形成外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術は582件で、術式の違いにより件数が分かれておりますが口唇口蓋裂の手術が222人と最も多く、内訳としましては
「口唇裂形成手術(片側)(鼻腔底形成を伴う場合)」は年間78人(13.4%)、「顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴うもの)(片側) 等」は年間59人(10.1%)、「顎・口蓋裂形成手術(硬口蓋に及ぶ)」は年間57人(9.8%)、「口唇裂形成手術(片側)(口唇裂鼻形成を伴う)」は28人(4.8%)となっています。術式だけでみると「ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)」の手術が最も多く、年間96人(16.5%)の患者さんに対して手術を行っています。当院形成外科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 等 50 1.3 24.06 24 62.14
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 等 47 2.7 9.38 2.13 71.36
K160-2 頭蓋内微小血管減圧術 40 1.1 8.88 0 52.25
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 等 39 5.46 26.36 20.51 57.56
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 36 0.39 6.89 13.89 73.86
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術は417件で、脳動脈瘤クリッピングの手術が最も多く、年間50人(12.0%)の患者さんに対して行っています。脳動脈瘤には破裂したもの(クモ膜下出血を生じたもの)と脳ドックなどで発見される未破裂脳動脈瘤が含まれていますが、前者は、術前の意識状態が悪く、すでに障害を生じている患者さんが多く含まれています。また脳梗塞を生じる頚部頚動脈狭窄の患者さんに対して、原因となる動脈硬化(プラーク)を摘出する手術が、内頚動脈内膜剥離術です。科長の水谷は800件を超える手術経験を有し、その指導下の講師、助教クラスの医師も含めて、約99%という全国に類をみない、安全性の高い手術実績があります。また、頭蓋内微小血管減圧術とは、顔面けいれん、三叉神経痛に対して行う鍵穴手術であり、年間40人の患者さんに対して行いました。
当院脳神経外科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 等 51 3.67 8.63 0 65.63
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 等 31 5.84 5.13 0 29.52
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 等 12 3.5 5.92 0 69.67
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 - - - - -
K5111 肺切除術(楔状部分切除) 等 - - - - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院呼吸器外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成29年度の手術件数は135件で、「肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの)」の手術が最も多く、年間51人(37.8%)の患者さんに対して行っています。次いで「胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの))」を年間31人(23.0%)、「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除)」を年間12人(8.9%)の患者さんに対して行っています。当院呼吸器外科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K555-22 経カテーテル大動脈弁置換術(経皮的大動脈弁置換術) 等 29 5.72 10.17 0 86.28
K5612 ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 等 23 2.57 9.17 4.35 80.22
K5611 ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 等 20 3.95 9 10 72.75
K5551 弁置換術(1弁) 17 8.12 21 11.76 68.65
K6011 人工心肺(初日) - - - - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院心臓血管外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成29年度の手術件数は147件で、最も多く行っている「経カテーテル大動脈弁置換術(経皮的大動脈弁置換術)」の手術は、体に対する負担が少ない手術として2015年2月より行っており、年間29人(19.7%)の患者さんに対して行っています。次いで 多いのは「ステントグラフト内挿術(腹部大動脈)」で年間23人(15.6%)、「ステントグラフト内挿術(胸部大動脈)」は年間20人(13.6%)、「弁置換術(1弁)」は年間17人(11.6%)の患者さんに対して行っています。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 62 1 1.02 0 4.45
K6335 鼠径ヘルニア手術 等 35 1 1.06 0 3.51
K6333 臍ヘルニア手術 等 29 1 1 0 2.9
K836 停留精巣固定術 28 1 1.07 0 2.39
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) - - - - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院小児外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成29年度の手術件数は206件で、「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)」の手術が最も多く、年間62人(30.1%)の患者さんに対して行っています。次いで多いのは開腹で行う「ヘルニア手術(鼠径ヘルニア)」で年間35人(17.0%)、「ヘルニア手術(臍ヘルニア)」は年間29人(14.1%)、「停留精巣固定術」は年間28人(13.6%)の患者さんに対し行っていますが、これらの手術以外にも幅広い手術を行っています。また、小児医療センターとして小児外科および小児内科でチーム医療を重視した診療を行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 等 164 0.99 4.12 0 38.99
K9091 流産手術(妊娠11週まで) 等 112 0.88 0.2 0 35.68
K867 子宮頸部(腟部)切除術 104 1.02 1 0 41.19
K872-2 腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 76 1 4.93 0 38.58
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 72 1.03 5.08 0 46.85
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院産婦人科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術件数は986件で、「子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの)」の手術が最も多く、年間164人(16.6%)の患者さんに対して行っています。次いで多いのは「流産手術(妊娠11週までの場合) 等 」で年間112人(11.4%)、「子宮頸部(膣部)切除術」は年間104人(10.5%)、「腹腔鏡下子宮摘出(核出)術」は年間76人(7.7%)、「腹腔鏡下膣式子宮全摘術」は年間72人(7.3%)の患者さんに対して行っています。また、腹腔鏡手術と同様に腹部に小さな穴を開け行うロボット(ダ・ヴィンチ)支援手術も行っています。当院産婦人科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 120 1.01 5.88 0 20.69
K319 鼓室形成手術 49 1.22 4.8 0 38.59
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 等 34 1.21 3.94 0 52.06
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 30 1.33 1.23 0 7.97
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 27 0.26 3.96 0 33.3
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院耳鼻咽喉科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術件数は629件で、「口蓋扁桃手術(摘出) 等」の手術が最も多く、年間120人(19.1%)の患者さんに対して行っています。
次いで多いのは「鼓室形成手術」で年間49人(7.8%)、「内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術)」は年間34人(5.4%)、「鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術」は年間30人(4.8%)、「扁桃周囲膿瘍切開術」は年間27人(4.3%)の患者さんに対し行っています。また、頭頸部腫瘍も広く扱っており、頭頸部腫瘍センターにおいて耳鼻咽喉科医師、口腔外科医師が共同で治療にあたります。当院耳鼻咽喉科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 等 29 0.03 5.97 3.45 74.41
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 等 20 0 3.2 5 44.5
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm未満) 等 10 0 2.6 0 46.1
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
K0053 皮膚腫瘍摘出術(露出部)(長径4㎝以上) 等 - - - - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院皮膚科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成29年度の手術件数は100件で、「皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除)」の手術が最も多く、年間29人(29.0%)の患者さんに対して行っています。次いで多いのは「皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)」で年間20人(20.0%)、「皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部外)」は年間10人(10.0%)の患者さんに対して行っています。当科は各種皮膚疾患に対して幅広い手術を行っております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 等 129 1.29 2.28 0 71.01
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 等 44 1.14 9.36 0 67.48
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 等 41 0.98 2.61 0 60.88
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 29 1 7.55 0 62.69
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 20 1.05 6.35 5 60.85
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術件数424件で、「膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの)」の手術が最も多く、年間129人(30.4%)の患者さんに対して行っています。次いで多いのは 「腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる)」で年間44人(10.4%)、「経尿道的尿路結石除去術(レーザー)」は年間41人(9.7%)、「腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術」は年間29人(6.8%)、「尿管ステント留置術」は年間20人(4.7%)の患者さんに対して行っています。.また、早期前立腺癌に対しロボット(ダ・ヴィンチ)支援手術を施行しています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 等 391 2.6 4.9 2.81 70.92
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 等 129 1.98 3.03 0.78 64.9
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 等 108 1.74 2.12 0 61.3
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 89 2.3 3.44 3.37 71.29
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 等 61 6.1 8.82 6.56 78.62
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院循環器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術件数は1,065件で、狭心症の患者さんに対し、狭くなった冠動脈に金属の網を裏打ちする「経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 等」が最も多く、年間391人(36.7%)の患者さんに対して行っています。次に多いのは「経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの)」で年間129人(12.1%)、「経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他のもの)」は年間108人(10.1%)、「四肢の血管拡張術・血栓除去術」は年間89人(8.4%)、「ペースメーカー移植術」は年間61人(5.7%)の患者さんに行っています。また、当科ではこれらの心臓カテーテル手術の他、心臓血管外科と連携した手術も含め治療を行っています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 等 62 11.9 17.9 16.13 71
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 等 14 8.07 23.29 0 68.14
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - -
K4642 副甲状腺(上皮小体)腺腫過形成手術(副甲状腺全摘、一部筋肉移植) - - - - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院腎臓内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成29年度の手術件数は127件で、透析を行うための「内シャント設置術 等」の手術が最も多く、年間62人(48.8%)の患者さんに対して行っています。
また、「血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈)」は年間14人(11.0%)の患者さんに対して手術を行っています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 15 24 27 0 64.93
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K6262 リンパ節摘出術(長径3cm以上) - - - - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院血液内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成29年度の手術件数は53件で、主なものとして「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)」の手術を年間15件(60.3%)行っています。化学療法を行うにあたり、中心静脈から抗がん剤を投与するために皮下に埋め込みます。この手術は放射線科が主となって行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 等 536 0.08 1.07 0 67.14
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 100 4.53 11.52 10 70.86
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 等 80 3.19 7.38 5 71.47
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 78 1.15 5.24 0 70.54
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 73 1.58 9.3 1.37 72.41
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院消化器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術件数は1,519件で、「内視鏡的大腸ポリープ切除術」手術が最も多く、年間で合計536人(35.3%)の患者さんに対して行っております。 次いで多いのは「内視鏡的胆道ステント留置術」で年間100人(6.6%)、「内視鏡的乳頭切開術」は年間80人(5.3%)、「早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術」は年間78人(5.1%)、「血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術)」は年間73人(4.8%)の患者さんに対して行っています。
当院消化器内科では、これらの手術以外にも膵胆道疾患や早期胃がんに対する内視鏡治療を数多く行っております。
消化器一般外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K529-21 胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作) 等 134 6.6 16.88 3.73 66.07
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 等 131 0.4 1.15 0.76 69.37
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 124 2.06 4.14 0.81 60.29
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 88 1.23 2.6 0 65.88
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 等 57 0.33 4.49 0 45.86
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院消化器・一般外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術件数は1151件で「胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作によるもの) 」の手術が最も多く、年間134人(11.6%)の患者さんに対して行っています。次いで多いのは「内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 等」で年間131人(11.4%)、「腹腔鏡下胆嚢摘出術」は年間124人(10.8%)、「腹腔鏡下鼠経ヘルニア種j通(両側)」は年間88人(7.6%)、「腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍)」は年間57人(5.8%)の患者さんに対して行っています。また、高度先進医療として腹腔鏡下手術も行っております。当院消化器一般外科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 39 9.31 13.92 5.13 61.82
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K5223 食道狭窄拡張術(拡張用バルーン) 等 - - - - -
K726-2 腹腔鏡下人工肛門造設術 - - - - -
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院腫瘍内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成29年度の手術件数は102件で、主なものとして「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)」の手術を年間39(38.2%)行っています。化学療法を行うにあたり、中心静脈から抗がん剤を投与するために皮下に埋め込みます。この手術は放射線科が主となって行っています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 等 189 1.14 8.06 0 57.52
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 等 156 1.01 3.08 0 55.73
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 等 83 1.18 10.08 0 57.67
K4768 乳腺悪性腫瘍手術(乳頭乳輪温存乳房切除術(腋窩郭清を伴わない)) 等 25 1 10.16 0 44.68
K4742 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm以上) 等 19 1 1.32 0 37.74
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院乳腺外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成29年度の手術件数552件で、乳がんの手術が多くを占めています。内訳は「乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの))」が年間189人(34.2%)、「乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの))」が年間156人(28.3%)、 「乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの)」が年間83人(15.0%)、「乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの))」が年間25人(4.5%)となっています。また「乳腺腫瘍摘出術(長径5㎝以上)」は年間19人(3.4%)の患者さんに対して行っています。
乳腺外科の治療においてはチーム医療を実践しており、各職種が専門性を発揮し医療を提供しております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 12 0.06
180010 敗血症 同一 49 0.26
異なる 23 0.12
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 113 0.6
異なる 15 0.08
定義
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんのうち、「臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべき症例」であった患者さんを集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
入院契機とは「入院の契機である疾患」と「入院中の主な治療目的の疾患」が「同一」か「異なる」かということです。
「播種性血管内凝固症候群」は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の血管内で血栓ができる病態です。当院の発生率は0.06%となっています。
「敗血症」は、血液が細菌に感染することにより全身に炎症を起こす病気です。発症率は敗血症の治療を目的とした入院である入院契機「同一」が0.26%、入院後に全身状態が悪化し敗血症を発症した症例である入院契機「異なる」が0.12%となっています。
「その他の真菌感染症」は、年間10件以上の発生がないため、公表対象外となっています。
「手術・処置等の合併症」は、主なものとして「術後感染症」、「薬物性ショック(アナフィラキシーショック)」、「術後出血」、「透析シャント閉塞」等が挙げられます。一定の確率で起こり得るものでありますが、少しでも改善できるよう努めています。
更新履歴