令和２年度 昭和大学病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 2463 428 652 1255 1448 2044 2628 4249 2591 615
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんを年齢別に合計したものです。
解説
当院は特定機能病院として、また地域の基幹病院として幅広い年齢層の患者さんに良質な医療を提供しています。ご入院される患者さんは70歳台の方が最も多く、全入院患者さんの23.1％を占めています。次いで60歳台が14.3％、80歳台が14.1％と高齢の患者さんの入院が多い一方で0歳台も13.4％となっています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー　手術・処置等１ あり 1128 1.01 2.12 0.00 2.88
080270xxxx0xxx 食物アレルギー　手術・処置等１ なし 158 1.27 2.44 0.00 9.47
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）　手術なし　手術・処置等２ なし 143 7.37 6.13 1.40 0.00
010230xx99x00x てんかん　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 63 3.44 7.48 0.00 5.00
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重1500g以上2500g未満）　手術なし　手術・処置等２ なし 50 15.06 11.19 0.00 0.00
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院小児科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
小児科の入院症例で最も多いのは「食物アレルギー」であり、年間1286人の患者さんを受け入れています。その中でも「手術・処置等1あり」は小児食物アレルギー負荷検査を行っている症例になります。また、新生児疾患である「妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害」は出生時体重などにより分かれていますが年間343人の患者さんを受け入れています。その他、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、先天性心疾患、若年性糖尿病、低身長、ネフローゼ症候群など幅広い疾患に対応しています。また、合併症を有する小児外科疾患や他外科的疾患などの周術期管理、先天性心疾患は当院「小児循環器・成人先天性心疾患センター」と連携して診療を行っております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 86 25.99 21.03 3.49 67.43
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等 59 28.80 25.09 66.10 77.85
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　前方椎体固定等　手術・処置等２ なし 48 21.27 20.40 6.25 74.25
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 39 26.13 23.36 43.59 74.79
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし 31 6.26 18.81 70.97 77.74
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院整形外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
整形外科の入院症例で最も多いのは「股関節骨頭壊死、股関節症」であり、次いで「股関節・大腿近位の骨折」の患者さんを多く受け入れています。股関節疾患の治療には歴史があり、小児から高齢者まで、骨温存手術から人工関節手術と幅広い治療法に対応しています。次に多く受け入れている「脊柱管狭窄症」は当院「脊椎外科センター」にて診療を行っております。「脊椎外科センター」は首から腰までのすべての脊椎疾患をより専門的に治療するために2018年11月に開設され、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・頚髄症・脊柱変形など多くの治療を行っております。また、安全かつ正確な最小侵襲手術を行い術後早期の回復に努めています。また、疾患により隣接する昭和大学病院附属東病院と連携をとり診療を行っております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx0200xx 顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）　鼻骨骨折整復固定術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 14 4.29 5.28 0.00 34.71
090010xx03xxxx 乳房の悪性腫瘍　動脈（皮）弁及び筋（皮）弁を用いた乳房再建術（乳房切除後）　二次的に行うもの - - 16.35 - -
140490xx970xxx 手足先天性疾患　手術あり　手術・処置等１ なし - - 7.62 - -
020230xx97x0xx 眼瞼下垂　手術あり　手術・処置等２ なし - - 3.07 - -
070395xx971xxx 壊死性筋膜炎　手術あり　手術・処置等１ あり - - 60.73 - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院形成外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
形成外科の入院症例で多いのは「顔面損傷」であり、年間14人を受け入れております。
当科での主な対象疾患は、新鮮熱傷、凍傷、化学熱傷、顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷、体表面の先天的形態異常、母斑（いわゆるホクロやアザ）、血管腫、良性腫瘍、瘢痕、瘢痕拘縮、ケロイド、褥瘡、難治性潰瘍、その他（眼瞼下垂、眼瞼外反、兎眼、睫毛内反、陥入爪、腋臭症、顔面神経麻痺、顔面痙攣、陥没乳頭など）となっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 68 3.25 3.04 0.00 60.75
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 45 9.47 18.86 46.67 61.62
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 42 4.67 8.18 26.19 68.07
030390xx970xxx 顔面神経障害　手術あり　手術・処置等１ なし 40 10.43 10.51 0.00 53.03
100260xx9710xx 下垂体機能亢進症　手術あり　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 37 11.32 17.89 0.00 48.95
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院脳神経外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経外科の入院症例では「未破裂脳動脈瘤」の患者さんを多く受け入れています。
科長の水谷は、手術難易度が高いといわれる巨大動脈瘤、解離性動脈瘤、脳動静脈奇形、頭蓋底髄膜腫や聴神経腫瘍などの治療経験が豊富です。それぞれの疾患の解説ならびに実績は、昭和大学　脳神経外科ホームページをご覧ください。
また、平成30年4月にてんかんセンターが設置され、てんかんに関する外科的治療も行っています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍　手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 121 8.92 10.83 0.00 68.06
040200xx01x00x 気胸　肺切除術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 38 9.68 10.08 0.00 37.34
040200xx99x00x 気胸　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 25 6.08 9.18 8.00 42.96
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍　縦隔悪性腫瘍手術等　手術・処置等２ なし - - 9.98 - -
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成　手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 29.23 - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院呼吸器外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
呼吸器外科の入院症例で最も多いのは「肺の悪性腫瘍」であり、年間121人の患者さんを受け入れています。
肺癌や転移性肺腫瘍などの肺悪性腫瘍、自然気胸、縦隔腫瘍に対する外科診療を中心に行っています。また、悪性胸膜中皮腫、膿胸、胸壁腫瘍、胸水貯留、気道狭窄、気管支異物などの診療も行っています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx9701xx 弁膜症（連合弁膜症を含む。）　その他の手術あり　手術・処置等１ なし、１あり　手術・処置等２ １あり 33 13.45 18.32 3.03 84.79
050080xx0101xx 弁膜症（連合弁膜症を含む。）　ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ １あり 29 30.55 22.56 3.45 72.03
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　ステントグラフト内挿術　手術・処置等２ なし 18 10.11 11.56 0.00 76.44
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）等　手術・処置等２ １あり - - 19.98 - -
050163xx9900xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし - - 8.44 - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院心臓血管外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
心臓血管外科の入院症例で最も多いのは「弁膜症」であり、次いで「非破裂性大動脈瘤」に関する症例を受け入れています。患者さんの多くは他の病気にもかかられていることが多く、他科との連携を充実させることにより、手術のリスクを低くするよう心掛けています。これらの症例以外にも幅広い心臓疾患の診療を行っています。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア（15歳未満）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 55 2.96 2.79 0.00 3.71
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患　精索捻転手術等 21 3.00 3.84 0.00 2.43
060150xx03xxxx 虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 20 5.70 5.44 0.00 10.65
140590xx97xxxx 停留精巣　手術あり 16 3.00 3.02 0.00 1.25
060170xx02xxxx 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア　ヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等 - - 8.17 - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院小児外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
小児外科の入院症例で最も多いのは「鼠径ヘルニア」であり、年間55人の患者さんを受け入れています。新生児、乳児、学童それぞれに年齢特有の疾患があり、新生児では先天性疾患、学童では後天性疾患など、それらの疾患に対して専門的な知識を持って診療を行っています。また、他の施設では手術を行うような疾患でも、積極的に保存療法を行う方針としています。脳神経、心臓、骨格以外の疾患に対し幅広く対応しています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常　子宮全摘術等 225 9.31 9.45 0.00 36.02
120260xx01xxxx 分娩の異常　子宮破裂手術等 92 9.52 9.45 0.00 34.88
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍　腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 90 6.76 6.10 0.00 43.54
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（腟部）切除術等　手術・処置等２ なし 68 3.00 3.11 0.00 45.03
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮悪性腫瘍手術等　手術・処置等２ なし 61 11.39 11.96 0.00 58.51
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院産婦人科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
産科は合併症妊娠、婦人科は良性腫瘍（子宮筋腫や卵巣腫瘍）や悪性腫瘍に対する患者さんを多く受け入れております。また、不妊症、思春期のトラブル、更年期障害、性器脱や尿失禁など、各年代の女性のあらゆる健康をサポートできる診療体制を整えています。また、近年ますます高度化、細分化する産婦人科医療に対応すべく各領域で特殊外来を設置し、一般診療に加えて大学病院としての高度先進医療を行っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害　手術なし 98 3.78 4.94 0.00 66.39
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 74 5.72 6.71 0.00 52.77
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし 66 5.70 5.63 0.00 38.94
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　その他の手術あり 57 8.30 8.69 0.00 26.63
03001xxx0100xx 頭頸部悪性腫瘍　頸部悪性腫瘍手術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 46 12.46 13.68 0.00 64.46
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院耳鼻咽喉科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
耳鼻咽喉科の入院症例で最も多いのは「前庭機能障害(主にめまい)」であり、年間98人の患者さんを受け入れています。次いで「慢性副鼻腔炎」や「扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎」「頭頸部悪性腫瘍」の患者さんを多く受け入れていますが、これらの症例以外にも幅広い耳鼻咽喉科疾患の診療を行っています。また、頭頸部腫瘍に関しては、頭頸部腫瘍センターにおいて耳鼻咽喉科医師、口腔外科歯科医師が共同で診断、治療を行っています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2 49 6.06 15.64 89.80 72.18
010230xx99x00x てんかん　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 43 4.07 7.48 51.16 56.40
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症　手術なし　手術・処置等２ なし　15歳以上 22 6.95 17.00 59.09 49.45
010060x2990001 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2 16 3.31 6.30 75.00 76.06
010060x2990411 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 １あり　発症前Rankin Scale 0、1又は2 10 9.80 17.35 70.00 81.20
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院脳神経内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経内科の入院症例では「脳梗塞」の患者さんを多く受け入れています。脳卒中診療に特化した部門を設け脳神経外科と連携し、24時間体制で脳卒中の急性期診療を行っております。また、頭痛、めまい、物忘れ、しびれ、けいれんといった症状の方は昭和大学病院附属東病院にて加療を行っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症　手術・処置等１ なし 81 10.81 12.87 7.41 65.05
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 44 7.23 9.12 2.27 69.27
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１ なし 24 2.96 4.06 0.00 56.54
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２ なし 21 6.00 7.71 0.00 70.52
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹　手術・処置等１ なし 13 16.08 11.29 0.00 65.46
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院皮膚科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
皮膚科の入院症例で最も多いのは「膿皮症」であり、年間で81人の患者さんを受け入れています。次いで「帯状疱疹」、「皮膚の良性腫瘍」、「皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）」、「薬疹・中毒疹」の患者さんとなっております。また、「乾癬」、「アトピー性皮膚炎」、「糖尿病による皮膚病変」、「足白癬などの真菌感染症」など各種皮膚疾患に対して幅広い診療を行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ あり 104 2.03 2.54 0.00 71.24
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし 81 10.89 13.00 7.41 72.07
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２ なし 71 5.72 7.13 0.00 74.34
110070xx03x20x 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２ ２あり　定義副傷病 なし 50 4.68 7.05 0.00 72.12
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍　前立腺悪性腫瘍手術等 47 12.57 11.89 0.00 67.77
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院泌尿器科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
泌尿器科の入院症例では、「前立腺がんの疑い」で検査入院をされる患者さんが最も多く、次いで「腎臓または尿路の感染症」、「膀胱がん」、「前立腺がん」等に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも幅広い泌尿器疾患の診療を行っています。
早期前立腺癌に対してはロボット（ダ・ヴィンチ）支援前立腺全摘術を施行してより安全に確実な手術を心がけています。尿路性器腫瘍に対しては 通常の開腹術の他に腹腔鏡、ミニマム創による低侵襲手術を積極的に行っています。さらに転移性腎細胞癌の分子標的薬治療、進行性尿路上皮癌の抗癌化学療法を患者さんのQOLを考慮して施行しています。
呼吸器・アレルギー内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 103 3.44 3.39 0.00 69.81
040110xxxxx0xx 間質性肺炎　手術・処置等２ なし 91 15.60 18.61 9.89 74.14
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし 49 15.96 20.51 36.73 82.02
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等　手術なし　手術・処置等２ なし 49 2.04 3.33 0.00 38.00
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 37 14.73 13.30 16.22 77.08
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院呼吸器・アレルギー内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
呼吸器・アレルギー内科の入院症例では、「肺がん」に対する化学療法の治療を行う患者さんが最も多く、次いで間質性肺炎や誤嚥性肺炎の治療、アナフィラキシーショックの治療、「肺がん」または「肺がんの疑い」で検査入院される患者さんを多く受け入れていますが、その他の呼吸器疾患並びにアレルギー疾患全般の診療を専門とし、それぞれの疾患の専門医が診断・治療を担当しています。また、肺がん患者さんの治療方針は、腫瘍内科、呼吸器外科、放射線治療科との毎週のカンファレンスで決定し、緩和医療科、薬剤師、看護師とも連携して治療しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１ なし、１,２あり　手術・処置等２ なし 284 3.87 4.44 0.70 71.21
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術　手術・処置等２ なし 272 4.51 4.95 0.00 66.61
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ ２あり　手術・処置等２ なし 186 3.33 3.26 0.00 70.96
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし 138 3.46 3.07 0.72 71.41
050130xx9900xx 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 131 13.63 17.23 15.27 80.08
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院循環器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
循環器内科の入院症例では、「狭心症、慢性虚血性心疾患」の患者さんが最も多く、次いで「不整脈」に関する症例を多く受け入れています。当科では虚血性心疾患や不整脈の診断治療を中心に、弁膜症、末梢動脈疾患、静脈系疾患を対象として、各々の専門医が急性期・慢性期疾患の診断と治療を幅広く行っています。また、これら疾患の一次・二次予防も大切であると考え生活習慣病（高血圧、糖尿病、脂質異常症など）の管理も積極的に行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 64 9.84 11.04 10.94 57.45
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ １あり 31 13.13 14.01 3.23 72.97
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２ １あり 27 28.07 33.50 3.70 70.96
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし 27 15.44 13.00 14.81 73.41
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害　手術なし 24 10.04 10.33 29.17 75.38
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院腎臓内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
腎臓内科の入院症例では、「慢性腎臓病」の患者さんを多く受け入れています。腎臓病と腎臓病に付随する疾患、そして血液浄化療法を要する多くの難病を対象として診療を行っています。具体的には腎炎・ネフローゼをはじめ、糖尿病、高血圧、リウマチ・膠原病などに基づく腎臓病、遺伝性の腎疾患など急性、慢性腎臓病全般の診断と治療、急性あるいは慢性腎不全の治療と予防、進行した腎不全の患者に必要な透析療法(血液透析や腹膜透析)への導入と維持管理、透析療法に伴う様々な合併症の予防と治療、さらには外科の先生と協力した腎臓移植を行っております。
救命救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒（その他の中毒）　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 77 2.09 3.81 6.49 35.52
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等　手術なし　手術・処置等２ なし 17 2.24 3.33 17.65 40.65
161020xxxxx00x 体温異常　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 13 4.08 6.10 69.23 78.62
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし 10 3.90 20.51 80.00 83.20
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害　手術なし 10 5.60 10.33 70.00 64.70
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院救命救急科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
救命救急科の入院症例では、「薬物中毒」の患者さんが最も多く、次いで「詳細不明の損傷（アナフィラキシーショックや外傷性出血性ショックなど）」、「体温異常」、「誤嚥性肺炎」等に関する症例を多く受け入れています。当院救命救急科では、これらの症例以外にも幅広い疾患（外傷含む）の診療を行っています。東京の城南地区を中心とした地域救急医療を担う基幹病院で、一次二次救急に加えて品川区では唯一の救命救急センターを有しており、救急専門医と複数科の専門医によるチーム診療を行い対応しています。また、平成17年度より東京DMAT（disaster medical assistance team)日本DMATとして災害現場に乗り込んでいく医療チームに参加しています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病　手術あり　手術・処置等２ ２あり 62 34.58 38.35 0.00 61.85
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ ５あり 58 17.14 20.27 1.72 70.00
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫　手術あり　手術・処置等２ ５あり　定義副傷病 なし 54 27.54 31.90 1.85 70.04
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ ４あり 48 7.13 11.14 0.00 67.27
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫　手術あり　手術・処置等２ ３あり 17 25.76 30.79 11.76 52.94
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院血液内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
血液内科の入院症例では、「非ホジキンリンパ腫」の患者さんを最も多く受け入れています。次いで「急性白血病」に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも、難治性貧血、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、出血性心疾患をはじめ、専門的な診断・治療が必要とされる血液異常の疾患に幅広く対応しております。また当院血液内科は、日本血液学会認定施設、骨髄・末梢血幹細胞採取・移植認定施設及び臍帯血バンク登録移植施設に認定されています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 332 2.10 2.66 0.00 67.04
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 145 10.23 9.53 4.14 72.70
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍　内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 94 6.19 8.11 1.06 73.38
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患　手術なし 80 7.23 7.74 0.00 64.00
060050xx030xxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）　肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法（一連として）等　手術・処置等１ なし 80 7.00 7.96 0.00 72.79
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院消化器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
消化器内科の入院症例で最も多いのは「小腸大腸の良性疾患」（ﾎﾟﾘｰﾌﾟ等）であり、年間に332人の患者さんを受け入れております。次いで「胆管結石・胆管炎」、「胃がん」、「穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患」、「肝臓がん」に関する症例を受け入れています。これらの症例以外にも一般消化器内科診療に加え、消化管領域、肝臓領域、膵胆道領域を専門の医師が担当し、幅広い消化器疾患の診療を行っています。
消化器・一般外科／食道外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む。）　手術なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 156 10.19 9.31 1.28 65.51
060010xx01xx0x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む。）　食道悪性腫瘍手術（消化管再建手術を併施するもの）　頸部、胸部、腹部の操作によるもの等　定義副傷病 なし 94 25.83 32.17 3.19 67.87
060035xx010x0x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１ なし　定義副傷病 なし 76 15.26 16.19 3.95 73.00
060150xx03xxxx 虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 71 5.62 5.44 0.00 41.90
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 54 2.41 2.66 0.00 69.07
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院消化器・一般外科／食道外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
消化器・一般外科／食道外科の入院症例では、「食道がん」の患者さんを最も多く受け入れております。術前化学療法を行っている関係上、上位1位、２位と分かれていますが手術施行症例においては、平均在院日数が全国の平均在院日数より短くなっております。食道がんとともに、鼠径ヘルニア、小腸大腸の良性疾患、胆嚢疾患(胆嚢結石など)、各領域の悪性腫瘍等幅広い消化器疾患に対し、腹腔鏡手術を導入し診療を行っているのが特徴です。
糖尿病・代謝・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２ １あり 51 14.00 14.60 13.73 68.43
10007xxxxxx0xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２ なし 32 9.53 11.26 12.50 63.25
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 26 13.19 13.33 3.85 54.96
100180xx990x0x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　定義副傷病 なし 17 6.53 6.26 0.00 53.76
100180xx991xxx 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍　手術なし　手術・処置等１ あり 15 3.27 3.73 0.00 49.20
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院糖尿病・代謝・内分泌内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
糖尿病・代謝・内分泌内科は令和2年7月に昭和大学病院附属東病院からの移転に伴い診療を開始しました。
糖尿病・代謝・内分泌内科の入院症例では、「２型糖尿病」の患者さんを最も多く受け入れています。次いで「糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡」、「副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍」に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも幅広い疾患の診療を行っています。
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む。）　手術なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 56 10.16 9.31 0.00 66.07
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 21 6.38 9.42 0.00 64.29
060010xx99x30x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む。）　手術なし　手術・処置等２ ３あり　定義副傷病 なし 21 12.43 17.00 0.00 60.14
070030xx9901xx 脊椎・脊髄腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ あり 18 6.33 11.29 0.00 37.06
060030xx99x5xx 小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ５あり 11 6.36 4.79 0.00 46.64
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院腫瘍内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
腫瘍内科の入院症例では、「食道がん」の患者さんを最も多く受け入れています。次いで「肺がん」、「脊椎・脊髄腫瘍」に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも幅広いがん疾患の診療を行っています。腫瘍内科医だけではなく、腫瘍外科医、放射線腫瘍医、緩和医療医など関連する各診療科の医師や、看護師、薬剤師、栄養士及びソーシャルワーカーとともに優れたチーム医療を提供することで、患者さんにとって満足度の高いがん医療の提供に努めています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等１ なし 265 11.35 10.30 0.00 55.20
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 144 4.08 6.02 1.39 53.57
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍　手術あり 29 3.48 4.13 0.00 39.38
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等２ なし 18 5.28 6.20 5.56 48.67
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ なし - - 9.58 - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院乳腺外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
乳腺外科の入院症例は、「乳がん」の患者さんが大半を占めています。早期及び進行乳がんの診断、治療はもとより、センター内には、治療中の患者さんや、そのご家族に対し、様々な情報提供や教育啓蒙を目的とした「リボンズハウス」が併設されています。また、カウンセリングルームも設置され、「遺伝性乳がん、卵巣がん」に関するカウンセリングや、患者さんやご家族の「心のケア」にも配慮しています。
救急診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害　手術なし 16 1.63 4.94 12.50 65.25
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 8.18 - -
160800xx99xxxx 股関節・大腿近位の骨折　手術なし - - 15.20 - -
010230xx99x00x てんかん　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 7.48 - -
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害　手術なし - - 10.33 - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院救急診療科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
救急診療科は『昭和大学の窓口』として、救急車で来院される方、地域の医療機関からの紹介された方、直接来院される方の診断とその後の治療がスムーズに進行するように初期対応をおこないます。幅広い分野の症例に対応しており、初期治療後は専門診療科の医師へ引き継ぎ共同して治療を行っております。また、医療が高度に専門化・細分化される中で、さまざまな傷病の患者さまがスムーズに治療をうけていただけるよう、院内のコーディネーターの役割も兼ねています。
小児循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
14031xx09910xx 先天性心疾患（動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。）（1歳以上）　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 44 7.00 4.31 0.00 12.27
14029xxx97x0xx 動脈管開存症、心房中隔欠損症　その他の手術あり　手術・処置等２ なし 33 6.76 6.12 0.00 23.76
14031xx19910xx 先天性心疾患（動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。）（1歳未満）　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 13 11.38 4.32 0.00 0.00
14031xx09900xx 先天性心疾患（動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。）（1歳以上）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし - - 6.19 - -
14031xx002x0xx 先天性心疾患（動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。）（1歳以上）　ファロー四徴症手術等　手術・処置等２ なし - - 24.74 - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間、当院小児循環器科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
小児循環器科は平成30年1月に本学横浜市北部病院からの移転に伴い診療を開始しました。
当科の入院症例では、「先天性心疾患」（心室中隔欠損、心房中隔欠損、動脈管開存等）の患者さんを多く受け入れています。
小児循環器内科では、胎児エコーによる胎児期からの心疾患管理、新生児期から成人までの内科治療やカテーテル治療、不整脈に対するカテーテルアブレーションやデバイス治療を行っています。
小児心臓血管外科は、新生児から成人まであらゆる年齢層の先天性心疾患に対応する外科治療を行っています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 127 13 23 32 - 29 1 8,7,6
大腸癌 62 39 71 54 - 65 1 8,7
乳癌 170 144 24 10 - 68 1 8,7
肺癌 98 30 62 124 37 106 1 8,7,6
肝癌 20 25 16 15 - 127 1 8,7,6
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院を退院された５大癌初発患者さん及び再発患者さんを病期分類別（ステージ別）に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの人数を、初発(当院で該当するがんの診断、あるいは初回の治療を行った場合)のUICC病期分類別、および再発に分けて示してあります。
胃癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の63.8％、次いでStageⅣが16.1％を占めています。
大腸癌
StageⅢの患者さんが最も多く全体の31.0％、次いでStageⅠが27.1％を占めています。
乳癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の47.8%、次いでStageⅡが40.4%を占めています。
肺癌
StageⅣの患者さんが最も多く全体の35.3％、次いでStageⅠが27.9％を占めています。
肝癌
StageⅡの患者さんが最も多く全体の32.5％、次いでStageⅠが26.0％を占めています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 39 9.95 56.46
中等症 114 15.35 79.26
重症 26 22.38 82.92
超重症 11 17.55 81.82
不明 - - -
定義
病院外で日常生活をしていた人が肺炎で当院に入院して、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に退院された患者さんを重症度別に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
患者さんは軽症から超重症まで幅広く分布しておりますが、患者数としては中等症が一番多く全体の60.0%を占めています。また、重症度が高くなるほど患者さんの平均年齢が高い傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 157 10.23 74.80 65.76
その他 27 15.96 68.81 8.15
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんを脳梗塞の発症日別に集計したものです。
解説
脳梗塞を発症して早期に入院される患者さんが多く、発症日から３日以内の急性期脳梗塞が脳梗塞全体の約85％となっております。平均年齢は74.8歳で高齢の方が多くなっております。また、入院期間は平均で約10日となっており、約66％の方が主に連携している当院附属東病院や回復期病床がある病院へ転院されております。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術　仮死第１度のもの 等 64 0.00 31.91 3.13 0.00
K9132 新生児仮死蘇生術　仮死第２度のもの 等 26 0.00 31.65 0.00 0.00
K563 肺動脈絞扼術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K2762 網膜光凝固術（その他特殊なもの）（一連につき）ヒダ 等 - - - - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院小児科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和2年度の手術件数は116件で、新生児仮死蘇生術（仮死第１度のもの）」の手術が最も多く、年間64件(55.2％)行っています。
次いで 「新生児仮死蘇生術（仮死第２度のもの）」を年間26件(22.4%)行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術　肩、股、膝 等 129 3.03 24.61 17.83 70.24
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 等 54 1.19 17.70 48.15 55.11
K0591 骨移植術（軟骨移植術を含む、自家骨移植） 36 4.14 20.92 22.22 68.83
K0593ﾛ 骨移植術（自家骨又は非生体同種骨移植と人工骨移植の併施、その他） 等 28 4.93 28.46 21.43 72.46
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 等 22 4.64 21.45 63.64 80.82
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院整形外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は505件で、「人工関節置換術　肩、股、膝 等」が最も多く、年間129件(25.5%)を行っています。次いで「骨折観血的手術」の大腿等が年間54件(10.7%)で他の部位を合わせると75件(14.9%)を行っています。また、「脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術」は術式が多岐に渡り年間67件(13.3%)を行っています。変形性関節疾患とともに当院は第３次救命救急指定病院であるため脊椎損傷、小児外傷例についても多く受け入れております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K476-32 動脈（皮）弁及び筋（皮）弁を用いた乳房再建術（乳房切除後）　二次的に行うもの 等 10 1.00 22.80 0.00 54.00
K427 頬骨骨折観血的整復術 - - - - -
K2191 眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法） 等 - - - - -
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術（躯幹） 等 - - - - -
K288 副耳（介）切除術 - - - - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院形成外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和2年度の手術は92件で、主なもとのして「動脈（皮）弁及び筋（皮）弁を用いた乳房再建術（乳房切除後）　二次的に行うもの 等」を年間10件(10.9％)を行っています。
当科では、頭部、顔面から体幹、外陰部、四肢末端に至るからだ全体を治療対象とし、縫合法や顕微鏡手術をはじめとする形成外科特有の手術手技を用いて様々な組織の修復、移植、再建を行っています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K160-2 頭蓋内微小血管減圧術 48 1.04 8.44 0.00 55.02
K171-21 内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術　下垂体腫瘍 38 1.00 9.16 0.00 50.03
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術　その他のもの 等 34 4.79 21.24 14.71 55.91
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 30 0.17 5.60 13.33 79.90
K178-4 経皮的脳血栓回収術 22 0.14 19.27 68.18 79.68
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術は364件で、「頭蓋内微小血管減圧術」が最も多く年間48件(13.2%)を行っております。この手術は、顔面けいれんや三叉神経痛に対して行う鍵穴手術になります。次いで「内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術　下垂体腫瘍」が年間38件(10.4%)、「頭蓋内腫瘍摘出術　その他のもの 等」が年間34件(9.3%)、「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」が年間30件(8.2%)、「経皮的脳血栓回収術」が年間22件(6.0%)行っています。脳動脈瘤の手術では、多数の経験を生かしたクリッピングテクニックや、バイパス術、頭蓋底外科手技、モニタリングを用いて、通常では治療困難とされる脳動脈瘤の手術を行っています。また、これらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術　肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの） 等 39 5.03 4.87 0.00 39.67
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　肺葉切除又は１肺葉を超えるもの 等 37 1.27 6.03 0.00 67.19
K5143 肺悪性腫瘍手術　肺葉切除又は１肺葉を超えるもの 等 33 1.15 8.85 0.00 68.55
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　部分切除 等 33 1.30 5.03 0.00 68.91
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　区域切除 14 1.00 8.14 0.00 68.71
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院呼吸器外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は235件で、肺悪性腫瘍に対する手術（胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術・肺悪性腫瘍手術）を年間合計125件（53.2%)（胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術84件・肺悪性腫瘍手術41件）行っています。また自然気胸に対する胸腔鏡下肺切除術　肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの等）を年間39件（16.6%）行っています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K555-22 経カテーテル大動脈弁置換術　経皮的大動脈弁置換術 28 3.00 8.32 3.57 84.61
K5612ﾛ ステントグラフト内挿術　１以外の場合　腹部大動脈 等 17 4.94 10.53 11.76 77.65
K5612ｲ ステントグラフト内挿術　１以外の場合　胸部大動脈 等 - - - - -
K5606 大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの） 等 - - - - -
K5521 冠動脈、大動脈バイパス移植術（１吻合） - - - - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院心臓血管外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和2年度の手術件数は138件で、「経カテーテル大動脈弁置換術　経皮的大動脈弁置換術」が最も多く、年間28件(20.3%)行っています。次に多い「ステントグラフト内挿術　１以外の場合　腹部大動脈 等」は年間17件(12.3%)行っています。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術　鼠径ヘルニア 27 1.00 0.93 0.00 3.11
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 23 1.00 1.00 0.00 4.13
K8351 陰嚢水腫手術　交通性陰嚢水腫手術 等 22 1.00 1.00 0.00 2.36
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 20 0.25 4.45 0.00 10.65
K836 停留精巣固定術 12 1.00 1.00 0.00 1.25
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院小児外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は163件で、開腹で行う「ヘルニア手術　鼠径ヘルニア」の手術が最も多く、年間27件(16.6%)を行っています。次いで多いのは「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）」で年間23件(14.1%)、「陰嚢水腫手術　交通性陰嚢水腫手術 等」は年間22件(13.5%)、「腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの」は年間20件(12.3%)、「停留精巣固定術」は年間12件(7.4%)を行っています。当科は小児医療センターとして小児外科および小児内科でチーム医療を重視した診療を行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術（選択切開） 等 210 3.50 6.59 0.00 36.10
K8981 帝王切開術（緊急切開） 等 197 3.66 7.02 0.00 35.00
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの 等 74 0.92 4.09 0.00 38.11
K867 子宮頸部（腟部）切除術 70 1.00 1.00 0.00 44.74
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 等 57 1.19 5.21 0.00 47.88
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院産婦人科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は997件で、「帝王切開術」が最も多く407件(40.8%)行っています。次いで多いのは「子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡によるもの）等」の年間74件(7.4%)、「子宮頸部（膣部）切除術」の年間70件(7.0%)、「腹腔鏡下腟式子宮全摘術 等」の年間57件(5.7%)となっております。また、腹腔鏡手術と同様に腹部に小さな穴を開け行うロボット(ダ・ヴィンチ)支援手術も行っています。当院産婦人科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） 等 67 1.01 6.24 0.00 24.36
K347-5 内視鏡下鼻腔手術１型（下鼻甲介手術） 等 32 1.00 3.63 0.00 47.78
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 27 0.30 4.44 0.00 31.74
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 等 25 0.96 3.80 0.00 58.00
K3191 鼓室形成手術（耳小骨温存術） 等 19 1.00 4.32 0.00 41.47
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院耳鼻咽喉科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は489件で、「口蓋扁桃手術（摘出） 等」が最も多く、年間67件(13.7%)を行っています。
次いで「内視鏡下鼻腔手術１型（下鼻甲介手術） 等」が年間32件(6.5%)、「扁桃周囲膿瘍切開術」が年間27件(5.5%)、「内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 等」が年間25件(5.1%)、「鼓室形成手術（耳小骨温存術） 等」を年間19件(3.9%)行っています。また、頭頸部腫瘍も広く扱っており、頭頸部腫瘍センターにおいて耳鼻咽喉科医師、口腔外科医師が共同で治療にあたります。当院耳鼻咽喉科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術　単純切除 等 10 0.90 2.40 0.00 66.30
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）　長径３センチメートル以上６センチメートル未満 等 - - - - -
K0151 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術（２５ｃｍ２未満） 等 - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）　長径６センチメートル以上１２センチメートル未満 - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径２センチメートル未満 - - - - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院皮膚科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和2年度の手術件数は61件で、主なものとして「皮膚悪性腫瘍切除術　単純切除 等」で、年間10件(16.4%)を行っています。「皮膚・皮下腫瘍摘出術」は大きさや部位により露出部、露出部以外と細かく分かれており、これらを合わせると年間31件(50.8%)を行っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの 等 122 1.65 2.51 0.00 73.60
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの） 等 46 1.96 9.65 0.00 67.57
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 35 1.29 8.00 8.57 68.80
K7811 経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの 等 29 1.31 2.83 0.00 59.72
K773-5 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの） 等 28 1.86 7.29 0.00 61.71
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は421件で、「膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）等」の手術が最も多く、年間122件(29.0%)を行っています。次いで多いのは 「腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの） 等」で年間46件(10.9%)、「経尿道的尿管ステント留置術」で年間35件(8.3%)、「経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの 等」年間29件(6.9%)、「腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの） 等」は年間28件(6.7%)となっています。また、早期前立腺癌に対しロボット(ダ・ヴィンチ)支援手術を施行しています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 等 250 1.81 4.50 2.80 72.32
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術　心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 等 204 1.52 2.48 0.49 69.01
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術　その他のもの 等 82 2.15 2.54 1.22 61.87
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 53 2.75 3.25 1.89 73.49
K5463 経皮的冠動脈形成術　その他のもの 等 52 1.75 3.98 1.92 69.67
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院循環器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は997件で、狭心症の患者さんに対し、狭くなった冠動脈に金属の網を裏打ちする「経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの） 等」が最も多く、年間250件(25.1%)の患者さんに対して行っています。次に多いのは「経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの)」で年間204件(20.5%)、「経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他のもの)」は年間82件(8.2%)、「四肢の血管拡張術・血栓除去術」は年間53件(5.3%)、「経皮的冠動脈形成術　その他のもの 等」は年間52件(5.2%)となっています。また、当科ではこれらの心臓カテーテル手術の他、心臓血管外科と連携した手術も含め治療を行っています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回） 等 96 1.91 1.86 1.04 72.14
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純） 等 58 12.62 14.78 13.79 70.97
K6147 血管移植術（その他の動脈） 等 22 9.55 15.45 9.09 72.55
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術（１の実施後３月以内に実施） 10 1.00 1.30 0.00 72.80
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 10 2.60 9.50 0.00 65.40
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院腎臓内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は245件で、「経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回）等」の手術が最も多く、年間96件(39.2%)を行っています。次に多いのは「末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純） 等」で年間58件(23.7%)、「血管移植術（その他の動脈） 等」は年間22件(9.0%)、「経皮的シャント拡張術・血栓除去術（１の実施後３月以内に実施）」と「連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術」は、ｄ年間10件(4.1%)ずつとなっています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 中心静脈抗ガン剤埋込型カテーテル設置（頭頚部その他 等 27 8.85 17.67 0.00 72.74
K9212ﾛ 自家末梢血幹細胞 等 16 15.13 2.69 6.25 57.56
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 等 - - - - -
K6261 リンパ節摘出術（長径３ｃｍ未満） 等 - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術　その他のもの 等 - - - - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院血液内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和2年度の手術件数は80件で、主なものとして「中心静脈抗ガン剤埋込型カテーテル設置（頭頚部その他） 等」を年間27件(33.8%)行っています。次いで「自家末梢血幹細胞 等」を年間16件(20.0％）行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 等 294 0.33 1.09 0.34 67.87
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 114 3.84 12.12 6.14 73.04
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等 92 0.47 4.68 0.00 73.17
K654 内視鏡的消化管止血術 86 0.98 9.49 6.98 72.60
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 等 80 1.29 4.03 0.00 70.68
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院消化器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は1,270件で、「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術」の手術が最も多く、年間で合計294件(23.1%)を行っております。 次いで多いのは「内視鏡的胆道ステント留置術」で年間114件(9.0%)、「内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等」は年間92件(7.2%)、「内視鏡的消化管止血術」は年間86件(6.8%)、「早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 等」は年間80件(6.3%)となっています。当院消化器内科では、これらの手術以外にも膵胆道疾患や早期胃がんに対する内視鏡治療を数多く行っております。
消化器・一般外科／食道外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 74 1.59 4.81 0.00 63.22
K529-21 胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術　頸部、胸部、腹部の操作によるもの 等 74 5.88 17.95 2.70 67.36
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 等 70 0.20 4.50 0.00 42.60
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 65 3.23 10.09 1.54 72.95
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 等 49 0.65 1.61 0.00 67.45
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院消化器・一般外科／食道外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は962件で、「腹腔鏡下胆嚢摘出術」と「胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術　頸部、胸部、腹部の操作によるもの 等」の手術が最も多く、それぞれ年間74件(7.7%)行っております。次いで多いのは「腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 等」で年間70件(7.3%)、「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」で年間65件(6.8%)、「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 等」は年間49人(5.1%)の患者さんに対して行っています。食道がん治療の最大の特徴は、低侵襲で、合併症が少ない、胸腔鏡と腹腔鏡を用いた手術です。また、それ以外の領域でも腹腔鏡手術が標準術式として確立されています。鼠径ヘルニアや急性虫垂炎いう一般外科領域から専門手術（胃・大腸・肝臓・膵臓、腎移植）まで幅広い手術を行っています。
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 等 64 12.81 13.05 7.81 64.66
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 等 21 18.33 8.76 19.05 69.38
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 14 8.57 15.21 14.29 69.00
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。） 等 - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他） 等 - - - - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院腫瘍内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和2年度の手術件数は147件で、主なものとして「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）等」の手術を年間64件(53.5%)行っています。化学療法を行うにあたり、中心静脈から抗がん剤を投与するために皮下に埋め込みます。この手術は放射線科が主となって行っています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 等 159 1.00 7.90 0.00 56.94
K4762 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 等 144 1.00 2.17 1.39 53.57
K4765 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの 等 63 1.14 11.11 0.00 53.79
K4741 乳腺腫瘍摘出術　長径５センチメートル未満 等 23 1.00 1.87 0.00 41.00
K6274 リンパ節群郭清術（腋窩） 等 11 1.00 5.82 0.00 56.64
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院乳腺外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
解説
令和2年度の手術件数は458件で、乳がんの手術が多くを占めています。悪性腫瘍に対しては、「乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）等」が年間159件(34.7%)、「乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）等」が年間144件(31.4%)、 「乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの」が年間63件(13.8.%)、「乳腺腫瘍摘出術　長径５センチメートル未満 等」が年間23件(5.0%)、「リンパ節群郭清術（腋窩） 等」が11件(2.4%)行っています。
乳腺外科の治療においてはチーム医療を実践しており、各職種が専門性を発揮し医療を提供しております。
小児循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K574-2 経皮的心房中隔欠損閉鎖術 21 1.43 3.29 0.00 29.43
K5621 動脈管開存症手術　経皮的動脈管開存閉鎖術 等 10 1.70 1.90 0.00 16.10
K570-3 経皮的肺動脈形成術 10 8.60 4.20 0.00 6.00
K616-3 経皮的胸部血管拡張術（先天性心疾患術後に限る） 等 - - - - -
K6153 血管塞栓術（胸腔）（その他のもの） 等 - - - - -
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院小児循環器科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位５つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和2年度の手術件数は105件で、「経皮的心房中隔欠損閉鎖術」が最も多く、年間21件(20.0%)行っております。次いで「動脈管開存症手術　経皮的動脈管開存閉鎖術 等」と「経皮的肺動脈形成術」がそれぞれ年間10件(9.5%)となっております。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 10 0.05
180010 敗血症 同一 35 0.19
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 234 1.27
異なる 14 0.08
定義
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんのうち、「臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべき症例」であった患者さんを集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
入院契機の「同一」と「異なる」は、「入院するに至った疾患」と「入院中の主な治療目的の疾患」が「同一」か「異なる」かということです。
「播種性血管内凝固症候群」は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の血管内で血栓ができる病態です。発症率は播種性血管内凝固症候群の治療を目的とした入院である入院契機「同一」は年間10件以上の発生がないため、公表対象外となっています。また、入院後に発症した症例である入院契機「異なる」が0.05％となっています。
「敗血症」は、血液が細菌に感染することにより全身に炎症を起こす病気です。発症率は敗血症の治療を目的とした入院である入院契機「同一」が0.19%、入院後に全身状態が悪化し敗血症を発症した症例である入院契機「異なる」は年間10件以上の発生がないため、公表対象外となっています。
「その他の真菌感染症」は、年間10件以上の発生がないため、公表対象外となっています。
「手術・処置等の合併症」は、主なものとして「透析シャント閉塞・狭窄」、「術後感染症」、「人工股関節脱臼・ゆるみ」等が挙げられます。一定の確率で起こり得るものでありますが、少しでも改善できるよう努めています。
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