令和4年度 昭和大学病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 2757 505 678 1264 1584 2289 2861 4258 2844 559
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんを年齢別に合計したものです。
解説
当院は特定機能病院として、また地域の基幹病院として幅広い年齢層の患者さんに良質な医療を提供しています。
ご入院される患者さんは70歳台の方が最も多く、全入院患者さんの21.7%を占めています。
次いで60歳台が14.6%、80歳台が14.5%と高齢の患者さんの入院が多い一方で0歳台も14.1%となっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 あり 1211 1.01 2.09 0.00 3.88
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 107 6.10 6.13 1.87 0.03
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 103 5.47 6.05 0.00 3.46
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 70 7.44 5.89 0.00 2.40
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 66 5.23 7.33 3.03 2.91
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院小児科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
小児科の入院症例で最も多いのは「食物アレルギー」の食物アレルギー負荷検査を行っている症例であり、年間1,211人の患者さんを受け入れています。また、新生児疾患である「妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害」は出生時体重などにより分かれていますが年間107人の患者さんを受け入れています。その他、気管支喘息、てんかん、アトピー性皮膚炎、先天性心疾患、若年性糖尿病、低身長、ネフローゼ症候群など幅広い疾患に対応しています。また、合併症を有する小児外科疾患や他外科的疾患などの周術期管理、先天性心疾患は当院「小児循環器・成人先天性心疾患センター」と連携して診療を行っております。
整形外科/脊椎外科センター
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 96 24.59 20.14 4.17 64.90
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし 48 22.13 20.05 12.50 73.25
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 44 28.02 26.42 56.82 76.86
160740xx01xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 定義副傷病 なし 41 3.54 5.61 0.00 15.76
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 40 28.98 22.44 10.00 73.08
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院整形外科/脊椎外科センターを退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
整形外科の入院症例では「股関節骨頭壊死、股関節症」の患者さんを最も多く受け入れています。股関節疾患の治療には歴史があり、小児から高齢者まで、骨温存手術から人工関節手術と幅広い治療法に対応しています。次に多く受け入れている「脊柱管狭窄症」は当院「脊椎外科センター」にて診療を行っております。「脊椎外科センター」は首から腰までのすべての脊椎疾患をより専門的に治療するために2018年11月に開設され、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・頚髄症・脊柱変形など多くの治療を行っております。また、安全かつ正確な最小侵襲手術を行い術後早期の回復に努めています。また、疾患により隣接する昭和大学病院附属東病院と連携をとり診療を行っております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし 20 2.10 2.90 0.00 71.65
090010xx03xxxx 乳房の悪性腫瘍 動脈(皮)弁及び筋(皮)弁を用いた乳房再建術(乳房切除後) 二次的に行うもの 13 14.77 15.77 0.00 45.77
160200xx02000x 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 13 3.62 4.72 0.00 26.54
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 9.34 - -
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり - - 5.96 - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
形成外科の入院症例で多いのは「眼瞼下垂」であり、年間20人を受け入れております。
当科での主な対象疾患は、乳房の悪性腫瘍術後の乳房再建、顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む) 、皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 、その他(眼瞼外反、兎眼、睫毛内反、陥入爪、腋臭症、顔面神経麻痺、顔面痙攣、陥没乳頭など)となっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 84 3.15 2.95 0.00 61.56
030390xx970xxx 顔面神経障害 手術あり 手術・処置等1 なし 45 10.73 10.08 2.22 53.91
010070xx01x2xx 脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等2 2あり 41 13.29 18.55 4.88 69.88
010070xx9912xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 2あり 36 3.28 4.89 0.00 58.97
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 36 10.28 8.54 30.56 65.72
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院脳神経外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経外科の入院症例では「未破裂脳動脈瘤」の患者さんを多く受け入れています。
手術難易度が高いといわれる巨大動脈瘤、解離性動脈瘤、脳動静脈奇形、頭蓋底髄膜腫や聴神経腫瘍などの治療経験が豊富な医師もいます。それぞれの疾患の解説ならびに実績は、昭和大学 脳神経外科ホームページをご覧ください。
また、平成30年4月にてんかんセンターが設置され、てんかんに関する外科的治療も行っています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 146 10.17 10.06 1.37 72.60
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 33 8.70 9.68 0.00 35.33
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 30 6.50 9.24 3.33 35.60
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 13 7.38 8.84 0.00 60.62
040020xx97xxxx 縦隔の良性腫瘍 手術あり 10 6.10 7.84 0.00 54.20
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院呼吸器外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
呼吸器外科の入院症例で最も多いのは「肺の悪性腫瘍」であり、年間146人の患者さんを受け入れています。
肺癌や転移性肺腫瘍などの肺悪性腫瘍、自然気胸、縦隔腫瘍に対する外科診療を中心に行っています。また、悪性胸膜中皮腫、膿胸、胸壁腫瘍、胸水貯留、気道狭窄、気管支異物などの診療も行っています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 32 13.88 10.62 6.25 77.56
050080xx97010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 23 12.48 15.83 4.35 84.83
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 15 24.20 21.78 0.00 68.60
050161xx01x0xx 大動脈解離 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 14 16.43 13.73 0.00 65.86
050161xx9900xx 大動脈解離 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 10 10.20 16.55 0.00 75.00
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院心臓血管外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
心臓血管外科の入院症例で最も多いのは「弁膜症」(2位、3位)であり、次いで「非破裂性大動脈瘤」に関する症例を受け入れています。患者さんの多くは他の病気にもかかられていることが多く、他科との連携を充実させることにより、手術のリスクを低くするよう心掛けています。これらの症例以外にも幅広い心臓疾患の診療を行っています。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 67 2.87 2.78 0.00 4.09
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患 精索捻転手術等 25 2.84 3.73 0.00 4.64
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 23 2.96 3.00 0.00 3.17
060150xx99xxxx 虫垂炎 手術なし 18 4.89 7.93 0.00 12.00
060170xx02xx0x 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 定義副傷病 なし 16 3.00 7.05 0.00 4.50
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院小児外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
小児外科の入院症例で最も多いのは「鼠径ヘルニア」であり、年間67人の患者さんを受け入れています。新生児、乳児、学童それぞれに年齢特有の疾患があり、新生児では先天性疾患、学童では後天性疾患など、それらの疾患に対して専門的な知識を持って診療を行っています。また、他の施設では手術を行うような疾患でも、積極的に保存療法を行う方針としています。脳神経、心臓、骨格以外の疾患に対し幅広く対応しています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 168 9.17 9.38 0.60 36.02
120260x001xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) 子宮破裂手術等 114 8.70 9.37 0.88 34.86
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 113 6.42 5.98 0.00 42.46
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 90 5.97 6.04 0.00 38.20
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 66 10.70 10.48 0.00 56.05
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院産婦人科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
産科は合併症妊娠、婦人科は良性腫瘍(子宮筋腫や卵巣腫瘍)や悪性腫瘍に対する患者さんを多く受け入れております。また、不妊症、思春期のトラブル、更年期障害、性器脱や尿失禁など、各年代の女性のあらゆる健康をサポートできる診療体制を整えています。また、近年ますます高度化、細分化する産婦人科医療に対応すべく各領域で特殊外来を設置し、一般診療に加えて大学病院としての高度先進医療を行っています。
耳鼻咽喉科/頭頸部腫瘍センター
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 110 5.92 6.23 0.00 49.92
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 76 8.09 8.45 0.00 30.17
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 75 4.07 4.79 0.00 61.29
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 62 5.29 5.69 0.00 35.13
03001xxx99x30x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 51 22.59 21.41 0.00 64.02
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院耳鼻咽喉科/頭頸部腫瘍センターを退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
耳鼻咽喉科の入院症例で最も多いのは「慢性副鼻腔炎」であり、年間110人の患者さんを受け入れています。次いで「扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎」や「前庭機能障害(主にめまい)」「頭頸部悪性腫瘍」の患者さんを多く受け入れていますが、これらの症例以外にも幅広い耳鼻咽喉科疾患の診療を行っています。また、頭頸部腫瘍に関しては、頭頸部腫瘍センターにおいて耳鼻咽喉科医師、口腔外科歯科医師が共同で診断、治療を行っています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 44 3.25 7.33 59.09 53.59
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 40 5.20 15.97 87.50 75.25
010230xx99x30x てんかん 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 16 5.69 13.31 87.50 68.19
010060x2990001 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 16 2.13 6.30 81.25 74.38
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2 なし 15歳以上 11 5.55 16.85 54.55 55.91
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院脳神経内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経内科の入院症例では「てんかん」、「脳梗塞」の患者さんを多く受け入れています。脳梗塞については脳神経外科と連携し、24時間体制で脳卒中の急性期診療を行っております。また、頭痛、めまい、物忘れ、しびれ、けいれんといった症状の方は昭和大学病院附属東病院にて加療を行っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 54 14.59 13.50 7.41 65.09
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 22 2.14 3.94 0.00 53.77
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 21 5.43 7.29 0.00 73.33
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 17 7.29 9.25 0.00 67.76
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2 なし 11 29.82 28.56 9.09 60.09
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院皮膚科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
皮膚科の入院症例で最も多いのは「膿皮症」であり、年間で54人の患者さんを受け入れています。次いで「皮膚の良性腫瘍」、「皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)」、「帯状疱疹」、「水疱症」の患者さんとなっております。また、「乾癬」、「アトピー性皮膚炎」、「糖尿病による皮膚病変」、「足白癬などの真菌感染症」など各種皮膚疾患に対して幅広い診療を行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 186 2.09 2.45 0.54 71.37
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 74 5.39 6.85 0.00 74.38
110080xx9907xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 7あり 71 4.08 4.01 0.00 71.87
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 54 11.72 13.61 5.56 72.35
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 52 11.46 11.30 1.92 69.06
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
泌尿器科の入院症例では、「前立腺がんの疑い」で検査入院をされる患者さんが最も多く、次いで「膀胱がん」、「前立腺がん」、「腎臓または尿路の感染症」等に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも幅広い泌尿器疾患の診療を行っています。
早期前立腺癌に対してはロボット(ダ・ヴィンチ)支援前立腺全摘術を施行してより安全に確実な手術を心がけています。尿路性器腫瘍に対しては 通常の開腹術の他に腹腔鏡、ミニマム創による低侵襲手術を積極的に行っています。さらに転移性腎細胞癌の分子標的薬治療、進行性尿路上皮癌の抗癌化学療法を患者さんのQOLを考慮して施行しています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 108 3.33 3.05 0.93 71.75
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 99 19.75 18.57 9.09 71.98
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2 なし 46 1.78 2.86 0.00 41.41
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 41 25.59 21.11 34.15 79.44
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 30 15.07 13.49 16.67 74.83
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院呼吸器・アレルギー内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
呼吸器・アレルギー内科の入院症例では、「肺がん」または「肺がんの疑い」で検査入院をされる患者さんが最も多く、次いで「間質性肺炎」、「詳細不明の損傷(アナフィラキシーショックなど)」、「誤嚥性肺炎」の治療、「肺がん」に対する化学療法の治療を行う患者さんを多く受け入れています。また、その他の呼吸器疾患並びにアレルギー疾患全般の診療を専門とし、それぞれの疾患の専門医が診断・治療を担当しています。肺がん患者さんの治療方針は腫瘍内科、呼吸器外科、放射線治療科との毎週のカンファレンスで決定し、緩和医療科、薬剤師、看護師とも連携して治療しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 289 4.24 4.65 0.00 66.36
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 242 3.90 4.26 0.83 71.57
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 143 9.91 9.89 2.10 78.30
050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 120 3.53 3.22 0.00 70.37
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 119 3.22 3.04 0.84 69.95
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院循環器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
循環器内科の入院症例では、「狭心症、慢性虚血性心疾患」の患者さんが最も多く、次いで「不整脈」に関する症例を多く受け入れています。当科では虚血性心疾患や不整脈の診断治療を中心に、弁膜症、末梢動脈疾患、静脈系疾患を対象として、各々の専門医が急性期・慢性期疾患の診断と治療を幅広く行っています。また、これら疾患の一次・二次予防も大切であると考え生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)の管理も積極的に行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2 なし 128 3.09 4.23 3.13 74.95
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 47 9.43 11.77 12.77 70.00
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 32 9.59 10.58 6.25 63.75
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 1あり 31 35.19 33.82 3.23 74.71
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 27 14.67 7.59 7.41 72.44
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院腎臓内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
腎臓内科の入院症例では、「慢性腎臓病」の患者さんを多く受け入れています。腎臓病と腎臓病に付随する疾患、そして血液浄化療法を要する多くの難病を対象として診療を行っています。具体的には腎炎・ネフローゼをはじめ、糖尿病、高血圧、リウマチ・膠原病などに基づく腎臓病、遺伝性の腎疾患など急性、慢性腎臓病全般の診断と治療、急性あるいは慢性腎不全の治療と予防、進行した腎不全の患者に必要な透析療法(血液透析や腹膜透析)への導入と維持管理、透析療法に伴う様々な合併症の予防と治療、さらには外科の先生と協力した腎臓移植を行っております。
救命救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 95 2.01 3.61 5.26 31.68
161020xxxxx00x 体温異常 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 6.70 - -
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2 なし - - 2.86 - -
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神及び行動の障害 定義副傷病 なし - - 3.45 - -
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし - - 21.11 - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院救命救急科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
救命救急科の入院症例では、「薬物中毒」の患者さんを最も多く受け入れています。当院救命救急科では、他にも幅広い疾患を受け入れておりますが、比較的重症度が高い患者さんが多く、かつ、さまざまな疾患を対象とするため、DPCのデータに基づいた疾患別の集計では、統一された症例件数が出にくい傾向にあります。また、救急疾患の治療後は、専門科への連携がスムーズにできるよう診療体制を整えていることも、疾患分類の観点からはまとまった症例数として集計しづらくなっています。
東京の城南地区を中心とした地域救急医療を担う基幹病院で、一次二次救急に加えて品川区では唯一の救命救急センターを有しており、救急専門医と複数科の専門医によるチーム診療を行い対応しています。また、平成17年度より東京DMAT(disaster medical assistance team)日本DMATとして災害現場に乗り込んでいく医療チームに参加しています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x9xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 9あり 69 10.78 13.53 1.45 64.99
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり 67 27.51 37.16 0.00 57.03
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 58 31.84 30.75 1.72 76.97
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 36 9.61 10.00 0.00 71.22
130030xx97x9xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 9あり 31 28.74 31.43 0.00 70.48
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院血液内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
血液内科の入院症例では、「非ホジキンリンパ腫」の患者さんを最も多く受け入れています。次いで「急性白血病」に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも、難治性貧血、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、血液凝固異常症をはじめ、専門的な診断・治療が必要とされる血液異常の疾患に幅広く対応しております。また当院血液内科は、日本血液学会認定施設、骨髄・末梢血幹細胞採取・移植認定施設及び臍帯血バンク登録移植施設に認定されています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 359 2.10 2.64 0.00 67.17
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 174 9.36 8.94 1.72 73.47
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 85 6.48 7.76 0.00 73.61
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 60 7.77 7.63 0.00 60.90
060035xx04xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 58 6.83 6.59 0.00 70.95
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院消化器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
消化器内科の入院症例で最も多いのは「小腸大腸の良性疾患」(ポリープ等)であり、年間に359人の患者さんを受け入れております。次いで「胆管結石・胆管炎」、「胃がん」、「小腸・大腸の憩室疾患」、「結腸がん」に関する症例を受け入れています。これらの症例以外にも一般消化器内科診療に加え、消化管領域、肝臓領域、膵胆道領域を専門の医師が担当し、幅広い消化器疾患の診療を行っています。
消化器・一般外科/食道がんセンター
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 132 9.18 8.87 0.76 65.32
060010xx02xx0x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術を併施するもの) 頸部、胸部、腹部の操作によるもの等 定義副傷病 なし 97 26.11 29.48 4.12 66.78
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 95 6.06 4.59 2.11 70.11
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 82 5.70 5.32 1.22 42.93
060010xx99x41x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 あり 55 10.53 15.33 0.00 63.35
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院消化器・一般外科/食道がんセンターを退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
消化器・一般外科/食道がんセンターの入院症例では、「食道がん」の患者さんを最も多く受け入れております。術前化学療法を行っている関係上、上位1位、2位と分かれていますが手術施行症例においては、平均在院日数が全国の平均在院日数より短くなっております。食道がんとともに、鼠径ヘルニア、虫垂炎、結腸がん、各領域の悪性腫瘍等幅広い消化器疾患に対し、腹腔鏡手術を導入し診療を行っているのが特徴です。
糖尿病・代謝・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 64 15.28 14.28 10.94 69.75
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 なし 46 10.98 10.80 13.04 65.39
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 26 16.35 13.43 15.38 56.58
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし - - 10.58 - -
100210xxxxxxxx 低血糖症 - - 7.17 - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院糖尿病・代謝・内分泌内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
糖尿病・代謝・内分泌内科は令和2年7月に昭和大学病院附属東病院からの移転に伴い診療を開始しました。
糖尿病・代謝・内分泌内科の入院症例では、「2型糖尿病」の患者さんを最も多く受け入れています。次いで「糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡」、「その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害(低ナトリウム血症など)」に関する症例を多く受け入れていますが、これらの症例以外にも幅広い疾患の診療を行っています。
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060030xx99x5xx 小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 29 3.69 4.10 0.00 50.41
070041xx99x5xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等2 5あり - - 4.84 - -
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし - - 8.60 - -
070030xx9901xx 脊椎・脊髄腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり - - 10.83 - -
060035xx99x3xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり - - 6.96 - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院腫瘍内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
腫瘍内科の入院症例では、がんの化学療法を主とした診療を行っております。上記以外にも「大腸癌」、「胃癌」、「肺癌」など幅広いがん疾患の診療を行っています。腫瘍内科医だけではなく、腫瘍外科医、放射線腫瘍医、緩和医療医など関連する各診療科の医師や、看護師、薬剤師、栄養士及びソーシャルワーカーとともに優れたチーム医療を提供することで、患者さんにとって満足度の高いがん医療の提供に努めています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 310 11.01 9.99 0.00 55.69
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 167 4.19 5.67 0.00 54.81
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 29 4.10 6.45 0.00 53.52
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 22 3.86 4.04 0.00 44.45
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし - - 9.71 - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院乳腺外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
乳腺外科の入院症例は、「乳がん」の患者さんが大半を占めています。早期及び進行乳がんの診断、治療はもとより、センター内には、治療中の患者さんや、そのご家族に対し、様々な情報提供や教育啓蒙を目的とした「リボンズハウス」が併設されています。また、カウンセリングルームも設置され、「遺伝性乳がん、卵巣がん」に関するカウンセリングや、患者さんやご家族の「心のケア」にも配慮しています。
小児循環器・成人先天性心疾患センター
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 57 4.40 4.18 0.00 13.58
14029xxx97x0xx 動脈管開存症、心房中隔欠損症 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 29 5.24 5.68 6.90 18.21
14031xx004x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) 経皮的肺動脈形成術等 手術・処置等2 なし 18 5.00 6.12 0.00 10.67
14031xx002x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) ファロー四徴症手術等 手術・処置等2 なし 17 29.47 24.61 0.00 9.18
14031xx097x0xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 11 8.45 12.52 0.00 13.82
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間、当院小児循環器・成人先天性心疾患センターを退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
小児循環器・成人先天性心疾患センターの入院症例では、小児から成人まで年齢に関わらず「先天性心疾患」(心室中隔欠損、心房中隔欠損、動脈管開存等)の患者さんを多く受け入れています。
小児循環器内科では、胎児エコーによる胎児期から、成人までの先天性心疾患、および小児期に発症する後天性心疾患の内科治療やカテーテル治療を行っています。
小児心臓血管外科は、新生児から成人まであらゆる年齢層の先天性心疾患に対応する外科治療を行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 113 - 13 40 - 40 1 8
大腸癌 60 40 50 49 - 54 1 8,6
乳癌 204 173 24 - - 55 1 8
肺癌 116 31 59 149 51 101 1 8,6
肝癌 26 10 16 - - 115 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院を退院された5大癌初発患者さん及び再発患者さんを病期分類別(ステージ別)に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの人数を、初発(当院で該当するがんの診断、あるいは初回の治療を行った場合)のUICC病期分類別、および再発に分けて示してあります。
胃癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の62.1%、次いでStageⅣが22.0%を占めています。
大腸癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の29.0%、次いでStageⅢが24.2%を占めています。
乳癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の49.6%、次いでStageⅡが42.1%を占めています。
肺癌
StageⅣの患者さんが最も多く全体の36.7%、次いでStageⅠが28.6%を占めています。
肝癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の28.2%、次いでStageⅢが23.5%を占めています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 89 16.36 77.71
重症 23 32.57 81.65
超重症 - - -
不明 - - -
定義
病院外で日常生活をしていた人が肺炎で当院に入院して、令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に退院された患者さんを重症度別に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
患者さんは軽症から超重症まで幅広く分布しておりますが、患者数としては中等症が一番多く全体の70.6%を占めています。また、重症度が高くなるほど患者さんの平均年齢が高い傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 144 11.76 76.22 63.74
その他 27 36.33 65.81 7.02
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんを脳梗塞の発症日別に集計したものです。
解説
脳梗塞を発症して早期に入院される患者さんが多く、発症日から3日以内の急性期脳梗塞が脳梗塞全体の約84.2%となっております。平均年齢は76.2歳で高齢の方が多くなっております。また、入院期間は平均で約12日となっており、約64%の方が主に連携している当院附属東病院や回復期病床がある病院へ転院されております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術 仮死第1度のもの 等 43 1.49 29.53 0.00 0.00
K9132 新生児仮死蘇生術 仮死第2度のもの 16 1.69 40.63 0.00 0.00
K5621 動脈管開存症手術(経皮的動脈管開存閉鎖術) - - - - -
K7151 腸重積症整復術(非観血的) - - - - -
K7291 腸閉鎖症手術 腸管切除を伴わないもの - - - - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院小児科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和4年度の手術件数は86件で、「新生児仮死蘇生術 仮死第1度のもの 等」の手術が最も多く年間43件(50.0%)、次いで 「新生児仮死蘇生術 仮死第2度のもの」を年間16件(18.6%)行っています。
新生児にみられる呼吸循環不全を主徴とする症候群を新生児仮死といい、救命のため、ならびに神経障害を最小限にとどめるため、速やかに蘇生措置を施す必要があります。
整形外科/脊椎外科センター
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 等 85 2.68 24.33 10.59 68.99
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 等 56 1.93 13.73 30.36 50.52
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定)等 51 3.61 19.27 13.73 72.90
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定) 48 7.08 26.58 39.58 69.31
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 等 37 2.35 17.49 8.11 69.73
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院整形外科/脊椎外科センターを退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は657件で、「人工関節置換術(股) 等」が最も多く、年間85件(12.9%)を行っています。この手術は、変形性股関節症、リウマチ性股関節症、大腿骨頭壊死、外傷などにより、股関節の機能である支持性と痛みのない関節運動が損なわれたときや既に保存療法や骨切り術では回復が見込まれない場合に人工関節を用いて関節の再建を行います。
次いで「骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 等」が年間56件(8.5%)を行っています。また、「脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術」は術式が多岐に渡り、合計すると年間136件(20.7%)を行っています。変形性関節疾患とともに当院は第3次救命救急指定病院であるため脊椎損傷、小児外傷例についても多く受け入れております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 等 15 0.00 1.13 0.00 73.80
K476-32 動脈(皮)弁及び筋(皮)弁を用いた乳房再建術(乳房切除後) 二次的に行うもの 等 15 1.00 12.93 0.00 47.07
K0171 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付き)(乳房再建術) 等 - - - - -
K2193 眼瞼下垂症手術 その他のもの 等 - - - - -
K0062 皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3㎝以上6㎝未満 等 - - - - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院形成外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和4年度の手術件数は121件で、「眼瞼下垂症手術」が最も多く年間15件(12.4%)行っています。眼瞼下垂は加齢などにより腱膜や皮膚がゆるみ瞼がさがった状態で、まぶたを切開して、まぶたを引き上げる筋肉や膜を良い位置に固定し直します。
次いで乳がん切除後に対する「動脈(皮)弁及び筋(皮)弁を用いた乳房再建術(乳房切除後)」を年間15件(12.4%)を行っています。
当科では、頭部、顔面から体幹、外陰部、四肢末端に至るからだ全体を治療対象とし、縫合法や顕微鏡手術をはじめとする形成外科特有の手術手技を用いて様々な組織の修復、移植、再建を行っています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K160-2 頭蓋内微小血管減圧術 51 1.00 8.71 1.96 54.37
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 43 1.07 15.49 11.63 57.77
K171-21 内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術 下垂体腫瘍 等 43 2.33 9.19 0.00 45.33
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 40 4.58 25.85 17.50 58.28
K6092 動脈血栓内膜摘出術 内頸動脈 38 2.37 8.97 2.63 71.39
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術は389件で、「頭蓋内微小血管減圧術」が最も多く年間51件(13.1%)を行っております。この手術は、顔面けいれんや三叉神経痛に対して行う鍵穴手術になります。次いで脳動脈瘤に対して行う「脳動脈瘤頸部クリッピング」と、下垂体腫瘍等に対して行う「内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術」がそれぞれ年間43件(11.1%)、「頭蓋内腫瘍摘出術」が年間40件(10.3%)、「動脈血栓内膜摘出術 内頸動脈」が年間38件(9.8%)となっています。脳動脈瘤の手術では、多数の経験を生かしたクリッピングテクニックや、バイパス術、頭蓋底外科手技、モニタリングを用いて、通常では治療困難とされる脳動脈瘤の手術を行っています。また、これらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える 等 62 1.69 7.26 0.00 72.18
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 等 34 1.41 5.71 0.00 73.76
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるも 等 33 5.15 3.27 0.00 36.06
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除)(内視鏡手術用支 等 22 1.64 8.64 0.00 73.77
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 13 2.38 4.46 0.00 68.08
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院呼吸器外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は254件で、「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術・肺悪性腫瘍手術」を年間合計118件(46.5%)行っています。この手術は、肺がんまたは転移性肺腫瘍に対して行われます。
また自然気胸に対する「胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)等」を年間33件(13.0%)行っています。
当科で主に行われている胸腔鏡下手術の利点は低侵襲であり、術後の疼痛が少ないため早期回復が期待でき、入院日数の短縮、早期社会復帰が可能です。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K555-22 経カテーテル弁置換術 経皮的大動脈弁置換術 等 25 2.76 8.28 4.00 84.12
K5612ロ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 腹部大動脈 等 24 3.38 8.50 0.00 77.88
K5612イ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 胸部大動脈 等 24 4.42 13.17 12.50 67.83
K5541 弁形成術(1弁のもの) 12 10.83 48.50 0.00 68.00
K5552 弁置換術(2弁のもの) - - - - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院心臓血管外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和4年度の手術件数は123件で、「経カテーテル大動脈弁置換術 経皮的大動脈弁置換術」が最も多く、年間25件(20.3%)行っています。この手術は大動脈弁狭窄症に対して行われます。重症大動脈弁狭窄症に対する治療は、外科的大動脈弁置換術が第一選択で、年齢や体の具合などから、外科的大動脈弁置換術が困難で、経カテーテル大動脈弁移植術が安全に施行できると判断した場合に、経カテーテル大動脈弁移植術を選択します。
次いで、腹部大動脈瘤と胸部大動脈瘤に対して行われる「ステントグラフト内挿術 腹部大動脈 等」と、「ステントグラフト内挿術 胸部大動脈 等」が多く、それぞれ年間24件(19.5%)です。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 42 0.95 1.00 0.00 4.21
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 27 0.96 0.74 0.00 3.85
K8351 陰嚢水腫手術 鼠径部切開によるもの 20 1.00 0.85 0.00 3.65
K836 停留精巣固定術 19 1.00 0.95 0.00 3.53
K6333 ヘルニア手術 臍ヘルニア 等 16 1.00 1.00 0.00 4.50
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院小児外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は180件で、「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)」の手術が最も多く、年間42件(23.9%)、次いで多いのは開腹で行う「ヘルニア手術 鼠径ヘルニア」で年間27件(15.0%)です。この手術は、鼠径ヘルニアに対して行われます。鼠径ヘルニアの手術の術式は、大きく分けて開腹と腹腔鏡下の2つあり、腹腔鏡を用いる手術は、傷が小さいため手術による身体へのダメージが少なく、早期の社会復帰が可能と言われています。
他にも「陰嚢水腫手術」は年間20件(11.1%)、「停留精巣固定術」は年間19件(10.6%)、「ヘルニア手術 臍ヘルニア」を年間16件(8.9%)行っています。当科は小児医療センターとして小児外科および小児内科でチーム医療を重視した診療を行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急切開) 等 213 3.21 6.41 1.41 34.76
K8982 帝王切開術(選択切開) 等 167 2.86 6.19 0.00 36.54
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側,腹腔鏡) 等 109 0.99 4.00 0.00 38.81
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 69 1.00 4.93 0.00 46.23
K867 子宮頸部(腟部)切除術 64 1.00 1.20 0.00 44.56
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院 産婦人科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は1,100件で、「帝王切開術」が最も多く380件(34.5%)行っています。帝王切開の適応となるのは、胎児機能不全、児頭骨盤不適合、前置胎盤、子宮内感染、子宮筋腫合併、骨盤位、前回帝王切開、双胎妊娠、分娩進行不良等で、経腟分娩困難な方に対して母体・胎児の救命を目的に行われます。
次いで多いのは「子宮附属器腫瘍摘出術(両側)腹腔鏡によるもの 等」の年間109件(9.9%)、「腹腔鏡下腟式子宮全摘術」の年間69件(6.3%)、「子宮頸部(腟部)切除術」の年間64件(5.8%)となっております。また、腹腔鏡手術と同様に腹部に小さな穴を開け行うロボット(ダ・ヴィンチ)支援手術も行っています。当院産婦人科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
耳鼻咽喉科/頭頸部腫瘍センター
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 93 1.00 6.05 0.00 27.14
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術) 55 1.11 3.96 0.00 45.78
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔 52 1.10 3.87 0.00 55.33
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 24 0.17 4.38 0.00 37.38
K344 経鼻腔的翼突管神経切除術 22 1.00 3.86 0.00 34.68
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院耳鼻咽喉科/頭頸部腫瘍センターを退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は595件で、「口蓋扁桃手術(摘出) 等」が最も多く、年間93件(15.6%)を行っています。適応となるのは、習慣性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、慢性扁桃炎(病巣感染症)、IgA腎症、睡眠時無呼吸症候群、アデノイド増殖症等で、扁桃炎、扁桃周囲膿瘍の再燃予防、扁桃が病巣となる他臓器疾患の治療、扁桃やアデノイドが原因となる、睡眠障害や中耳炎、嚥下障害の改善、扁桃に発生した腫瘍の切除・病理診断を目的に行われます。
次いで「内視鏡下鼻腔手術4型(下鼻甲介手術)」が年間55件(9.2%)、「内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 等」が年間52件(8.7%)、「扁桃周囲膿瘍切開術」が年間24件(4.0%)、「鼓室形成手術 耳小骨温存術 等」を年間22件(3.7%)行っています。また、頭頸部腫瘍も広く扱っており、頭頸部腫瘍センターにおいて耳鼻咽喉科医師、口腔外科医師が共同で治療にあたります。当院耳鼻咽喉科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 等 21 0.48 4.24 0.00 74.10
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3センチメートル以上6センチメートル未満 等 14 0.07 1.07 0.00 48.36
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6センチメートル以上12センチメートル未満 等 - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2センチメートル未満 等 - - - - -
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3センチメートル未満 - - - - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院皮膚科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和4年度の手術件数は69件で、主なものとして「皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 等」で、年間21件(30.4%)を行っています。この手術の適応となるのは、悪性黒色腫、基底細胞癌、有棘細胞癌、ボーエン病等です。
次いで「皮膚・皮下腫瘍摘出術」は大きさや部位により露出部、露出部以外と細かく分かれており、これらを合わせると年間31件(44.9%)を行っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 等 114 1.46 2.66 0.00 73.69
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 等 52 1.92 8.54 1.92 69.06
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 等 42 2.00 3.17 2.38 64.52
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 24 2.46 9.17 0.00 68.25
K773-51 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術支援機器・7センチ以下) 23 2.39 6.74 4.35 66.22
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は434件で、「膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 等」の手術が最も多く、年間114件(26.3%)を行っています。
この手術は、腫瘍の切除、病理診断(悪性、良性)、浸潤度の判定を目的にした手術です。
次いで多いのは 「腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)」で年間52件(12.0%)、「経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 等」で年間42件(9.7%)、「腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術」年間24件(5.5%)、「腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術支援機器・7センチ以下)」は年間23件(5.3%)となっています。また、早期前立腺癌や腎癌に対しロボット(ダ・ヴィンチ)手術を施行しています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 216 1.11 2.55 0.46 68.76
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 191 2.09 4.57 3.14 72.82
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 等 85 1.56 3.22 1.18 60.31
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 78 2.64 3.31 2.56 75.14
K5481 経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの) 高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテルによるもの 等 53 2.42 2.51 0.00 71.32
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院循環器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は1,141件で、「経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの」が最も多く、年間216件(18.9%)を行っています。この手術は、上室性頻拍症、心房粗動、心房細動、心室細動、心室性期外収縮に対して行われ、カテーテル心筋焼灼術により不整脈の発生を抑制することで、不整脈による不快な症状・病的な状態を改善させることが目的です。
次いで「経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等」で年間191件(16.7%)、「経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 等」は年間85件(7.4%)、「四肢の血管拡張術・血栓除去術」は年間78件(6.8%)、「経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの) 高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテルによるもの 等」は年間53件(4.6%)となっています。また、当科ではこれらの心臓カテーテル手術の他、心臓血管外科と連携した手術も含め治療を行っています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 等 120 1.14 1.21 2.50 73.53
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの 等 62 11.44 14.18 8.06 73.13
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 1の実施後3月以内に実施する場合 等 12 1.83 3.50 8.33 80.08
K6147 血管移植術(その他の動脈) 等 11 10.73 17.82 0.00 70.27
K616-7 ステントグラフト内挿術(シャント) - - - - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院腎臓内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は257件で、「経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回)等」の手術が最も多く、年間120件(46.7%)を行っています。この手術は、透析シャント機能不全 (脱血不良・静脈圧上昇・穿刺困難・閉塞・画像診断で狭窄)に対して行われます。
次いで「末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 等」で年間62件(24.1%)、「経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施) 等」は年間12件(4.7%)、「血管移植術(その他の動脈) 等」は年間11件(4.3%)となっています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 18 18.67 21.72 0.00 74.89
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 - - - - -
K9212ロ 自家末梢血幹細胞 等 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K0001 創傷処理(筋肉、臓器に達する)(長径5cm未満) - - - - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院血液内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和4年度の手術件数は56件で、主なものとして「抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等」を年間18件(32.1%)行っています。化学療法を行うにあたり、中心静脈から抗がん剤を投与するために皮下に埋め込みます。この手術は放射線科が主となって行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 329 0.13 1.12 0.00 67.46
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 142 4.46 9.53 3.52 71.56
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等 81 1.09 4.48 0.00 74.52
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 等 73 1.08 4.63 0.00 69.03
K654 内視鏡的消化管止血術 等 71 1.20 8.63 4.23 72.30
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院消化器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は1,235件で、「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術」の手術が最も多く、年間で329件(26.6%)を行っております。 この手術は、大腸ポリープに対して行われ、内視鏡を肛門から挿入して、大腸の病気(炎症、潰瘍、ポリープ、癌など)を診断し、適切な治療方針を立てることが目的です。
次いで「内視鏡的胆道ステント留置術 等」で年間142件(11.5%)、「内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等」は年間81件(6.6%)、「早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 等」は年間73件(5.9%)、「内視鏡的消化管止血術 等」は年間71件(5.7%)となっています。当院消化器内科では、これらの手術以外にも膵胆道疾患や早期胃がんに対する内視鏡治療を数多く行っております。
消化器・一般外科/食道がんセンター
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 121 1.53 5.36 0.00 59.08
K529-21 胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(頚部、胸部、腹部の操作に 等 98 7.03 17.72 5.10 66.44
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 等 83 0.40 4.28 1.20 43.53
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 62 1.19 2.34 0.00 67.52
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 55 3.76 14.16 1.82 69.84
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院消化器・一般外科/食道がんセンターを退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は1,114件で、「腹腔鏡下胆嚢摘出術」が最も多く、年間121件(10.9%)行っております。この手術は、胆石症、急性胆嚢炎、慢性胆嚢炎に対して行われ、腹腔鏡という細いカメラでお腹の中を観察し、鉗子と言われる細い棒、電気メス、超音波メスを操作し、胆嚢を切除します。
次いで「胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術」で年間98件(8.8%)、「腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 等」は年間83件(7.5%)、「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)」は年間62件(5.6%)、「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」は年間55件(4.9%)行っています。食道がん治療の最大の特徴は、低侵襲で、合併症が少ない、胸腔鏡と腹腔鏡を用いた手術です。また、それ以外の領域でも腹腔鏡手術が標準術式として確立されています。鼠径ヘルニアや急性虫垂炎などの一般外科領域から専門手術(胃・大腸・肝臓・膵臓、腎移植)まで幅広い手術を行っています。
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 49 1.82 9.61 8.16 67.51
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 19 8.32 9.16 10.53 67.47
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K0001 創傷処理(筋肉、臓器に達する)(長径5cm未満) - - - - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院腫瘍内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和4年度の手術件数は115件で、主なものとして「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)等」の手術を年間49件(42.6%)行っています。化学療法を行うにあたり、中心静脈から抗がん剤を投与するために皮下に埋め込みます。この手術は放射線科が主となって行っています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 等 211 1.10 8.35 0.00 56.03
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 等 168 1.04 2.16 0.00 54.77
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの 等 71 1.34 10.32 0.00 57.46
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 等 24 1.04 1.67 0.00 54.25
K4742 乳腺腫瘍摘出術 長径5センチメートル以上 等 14 1.00 2.29 0.00 44.71
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院乳腺外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和4年度の手術件数は549件で、乳がんに対する手術を主に行っております。乳がんの手術は、癌の根治・局所のコントロールを目的としており、がんの病態、進展度、腫瘍の大きさなどにより術式が決定されます。
乳腺外科の治療においてはチーム医療を実践しており、各職種が専門性を発揮し医療を提供しております。
小児循環器・成人先天性心疾患センター
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K574-2 経皮的心房中隔欠損閉鎖術 17 1.47 3.24 0.00 21.71
K570-3 経皮的肺動脈形成術 16 1.00 2.06 0.00 10.63
K5621 動脈管開存症手術 経皮的動脈管開存閉鎖術 等 13 1.38 2.54 15.38 17.31
K616-3 経皮的胸部血管拡張術(先天性心疾患術後に限る) 等 - - - - -
K5761 心室中隔欠損閉鎖術(単独のもの) - - - - -
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院小児循環器・成人先天性心疾患センターを退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和4年度の手術件数は125件で、「経皮的心房中隔欠損閉鎖術」が最も多く、年間17件(13.6%)行っております。この手術は、心房中隔欠損に対して行われ、適応となる心房中隔欠損のサイズ、位置、形態などに制限はあるものの、適応がある患者さんでは優れた治療成績が報告されています。胸に傷が残らない、痛みが少ないといった利点があり、開心手術に比べて患者さんへの負担が少ないため、短期間での回復が可能で、入院期間が短くすみます。
次いで「経皮的肺動脈形成術」が年間16件(12.8%)、「動脈管開存症手術 経皮的動脈管開存閉鎖術 等」が年間13件(10.4%)となっております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 11 0.06
180010 敗血症 同一 35 0.18
異なる 25 0.13
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 100 0.51
異なる 13 0.07
定義
令和4年4月1日から令和5年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんのうち、「臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべき症例」であった患者さんを集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
入院契機の「同一」と「異なる」は、「入院するに至った疾患」と「入院中の主な治療目的の疾患」が「同一」か「異なる」かということです。
「播種性血管内凝固症候群」は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の血管内で血栓ができる病態です。発症率は播種性血管内凝固症候群の治療を目的とした入院である入院契機「同一」は年間10件以上の発生がないため、公表対象外となっています。また、入院後に発症した症例である入院契機「異なる」が0.06%となっています。
「敗血症」は、血液が細菌に感染することにより全身に炎症を起こす病気です。発症率は敗血症の治療を目的とした入院である入院契機「同一」が0.18%、入院後に全身状態が悪化し敗血症を発症した症例である入院契機「異なる」は0.13%となっています。
「その他の真菌感染症」は、年間10件以上の発生がないため、公表対象外となっています。
「手術・処置等の合併症」は、主なものとして「人工股関節脱臼・ゆるみ」、「カテーテル感染症」、「術後感染症」、等が挙げられます。一定の確率で起こり得るものでありますが、少しでも改善できるよう努めています。
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