未承認等の医薬品および医療機器等の使用に関する情報公開

医薬品及び医療機器等は、医薬品医療機器等法に基づき厚生労働省で承認された方法で使用することが求められます。しかし、治療の必要上、承認内容とは必ずしも一致しない方法で使用すること(適応外使用等という)もあります。この場合、昭和医科大学病院では病院内の未承認新規医薬品等評価委員会で、使用の必要性があるか、有効性・安全性等の面から問題がないかを審議し、承認した上で使用することとしています。
上記の使用にあたって通常は、医療者が文書又は口頭で説明し、及び患者さんの同意を得ます。しかし、科学的に相当の根拠があり、倫理的な問題が極めて少なく、患者さんに有益であると考えられる使用の際は、文書又は口頭による説明・同意取得を例外的に簡略化することを、病院内の会議で承認しています。
 
患者さんは、上記の治療内容を確認し治療を拒否することができます。
オプトアウト(拒否)申請書
個々の承認内容について詳しくお知りになりたい場合や拒否されたい場合は、各治療の説明資料に記載された問い合わせ先までお知らせください。

承認された適応外使用等一覧


医療の名称診療科等分類承認日
承認期間
注射用カリウム製剤小児循環器内科
救命救急科
集中治療科
心臓血管外科
循環器内科
小児科
腎臓内科
適応外2021.8.16
(第2版 2022.11.7)
2021.8.16~
永続
COVID-19ARDSに対する低用量リドカイン持続投与集中治療科保険適用外2020.7.162020.7.16~
永続
処置・検査における鎮静剤としてのチオペンタールナトリウム(ラボナールⓇ)の使用について
循環器内科
心臓血管外科
小児科、小児外科
小児循環器センター
適応外
2024.9.2
2024.9.2
~永続
処置・検査における鎮静剤としてのミダゾラムの使用について
循環器内科
呼吸器・アレルギー内科
呼吸器外科
脳神経内科
脳神経外科
小児科、小児外科
小児循環器センター
適応外
2024.9.2
2024.9.2
~永続
処置・検査における鎮静剤としてのジアゼパムの使用について
循環器内科
脳神経内科
脳神経外科
適応外
2024.9.2
2024.9.2
~永続
処置・検査における鎮静剤としてのプロポフォールの使用について
循環器内科
整形外科
脳神経外科
適応外
2024.9.2
2024.9.2
~永続
新生児に対する10%塩化ナトリウム注射液経口投与による低ナトリウム血症の治療
小児科
適応外
2024.10.7
2024.10.7
~永続
新生児に対する10%塩化ナトリウム注射液経口投与による低ナトリウム血症の治療2024.10.7