看護部

業務内容

私たち看護職は、大学の理念・目的である至誠一貫を基礎とし、医療の進歩に伴い、その要請に応じた看護の提供に努めています。
看護部は、病棟・外来・手術室の3部門で構成されています。歯科、口腔領域において、専門性の高い看護の提供と共に、チーム医療の一員として多職種と協働し、患者さんやご家族の思いを大切にした看護の実践を目指しています。

部署紹介

病棟

病床数22床、看護師16名で2交代制の勤務体制をとっています。顎顔面口腔外科、障がい者歯科、医科歯科連携診療歯科、小児歯科、口腔機能リハビリテーション科、インプラントセンターなど全診療科を受け入れ、患者さんは小児から高齢者まで幅広い年齢層の方々が入院されます。手術目的の患者さんが主で抜歯、口腔内腫瘍、顎変形症、唇顎口蓋裂、インプラント埋入などが多く、平均在院日数は2、3日と入院期間は短く、長期の方でも2週間程度で入退院が多いことが特徴です。また、合併症を抱えた患者さんに対しては、併設の内科クリニックの医師と連携を取り、周手術期の患者さん各個人に合った対応・管理を行っています。
病棟1
病棟2

外来

顎顔面口腔外科、口腔腫瘍外科外来は看護師3名体制で勤務しています。
診療室には16台のユニットと麻酔器2台、さらに、2014年10月より口腔腫瘍外科外来が開設され鼻咽腔内視鏡が1台設置されています。
主に抜歯、膿胞摘出、生検、外傷などの観血的処置が多く、時には静脈内鎮静法での処置も行われています。
診療の介助・観察はもちろんのこと、入院オリエンテーション、外来手術のオリエンテーションなどを実施しています。
看護部_外来

手術室

手術室は4室あり、看護師は5名体制で勤務しています。入院患者さん、外来患者さんの手術を年間約1,350件実施しており、中でも件数が多い手術は抜歯術、嚢胞摘出術、顎骨骨形成術、口蓋形成術、インプラント埋入術です。また、全身麻酔下での歯科治療も行われ、障がい者歯科も受け入れています。手術室看護師は、担当歯科医師、歯科麻酔科医と共に、手術中の安全確保に努め、術前・術後訪問を行い不安の緩和や、術後経過の観察を実施しています。
看護部_手術室