脳神経内科

診療科紹介

脳神経内科は脳神経や脊髄・末梢神経・筋肉の疾患を専門とする内科です。精神科(神経科・心療内科)とは異なり身体医学的な病気が主体になります。当科では脳神経内科領域の診療を行っています。頭痛、めまい、物忘れ、麻痺、しびれ、痙攣といった症状でお困りの方は脳神経内科外来を受診してください。
66953E8D-FCB2-4C60-AFB7-3EFCAC5C9EA2診療科長
村上 秀友

診療体制

東病院では、午前は月曜日から土曜日に2~3診体制で初診・再診患者の診療を、午後は月曜日から金曜日に1~3診体制で再診患者の診療を行っています。
救急患者の対応は、日勤時間帯は救急当番医、夜間・休日は当直医が行います。

治療方針

脳神経内科の疾患は原因のわからない難病が多く含まれています。適切な診断と説明を行い、本人とご家族の御理解のもと、治療にあたらせて頂きます。また後遺症によりリハビリや介護が必要になった患者には、今後の生活をサポートできるよう、メディカルスタッフとともに、最適な方針を考えていきたいと思います。

特徴的な診療領域

脳血管障害の、急性期および慢性期治療と予防。画像検査を活用した、認知症や各種変性疾患の診断と治療。高次脳機能検査機器を用いた、高次脳機能障害や認知症の評価。誘発電位・筋電図検査装置を活用した、末梢神経や筋疾患の診断と治療。眼瞼けいれん、片側顔面けいれんに対してのボトックス注による治療。また、特殊外来として「物忘れ外来」と「頭痛外来」を行っています。

主な対象疾患

脳血管障害(主に脳梗塞)、認知症、変性疾患(パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症など)、末梢神経障害、神経系感染症、筋疾患、てんかん、意識障害、頭痛、めまい、しびれを呈する各種疾患。急性期治療後も障害が残りリハビリテーションを希望される方は、回復期リハビリテーション病院への転院をお願いさせていただきたく存じます。転院にあたっては主治医からソーシャルワーカーを通し調整させていただきます。

専門外来

脳神経内科
  • ボトックス外来(完全予約制)
  • 神経電気生理外来(完全予約制)

スタッフ紹介

医師名役職専門分野資格
村上 秀友主任教授
診療科長
Parkinson病
脳神経内科一般
日本神経学会専門医・指導医
日本認知症学会専門医・指導医
日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
河村 満名誉教授高次脳機能障害学
脳神経内科一般
日本神経学会専門医・指導医
日本認知症学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本頭痛学会専門医
日本内科学会認定内科医
小野 賢二郎客員教授認知症
Parkinson病
脳神経内科一般
日本神経学会専門医・指導医
日本認知症学会専門医・指導医
日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
稗田 宗太郎准教授認知症
脳神経内科一般
日本神経学会専門医・指導医
日本認知症学会専門医・指導医
日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
矢野 怜准教授
診療科長補佐
脳神経内科一般日本神経学会専門医・指導医
日本内科学会認定総合内科専門医
黒田 岳志講師
病棟医長
認知症
認知症予防医学
脳神経内科一般
日本神経学会専門医・指導医
日本認知症学会専門医・指導医
日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
笠井 英世講師
外来医長
医局長
頭痛
脳神経内科一般
日本神経学会専門医・指導医
日本頭痛学会専門医・指導医
日本内科学会認定内科医
日本医師会認定産業医
水間 啓太講師
リハビリテーション科兼担
脳血管障害
リハビリテーション医学
脳神経内科一般
日本神経学会専門医
日本脳卒中学会専門医・指導医
日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
日本脳神経超音波学会認定脳神経超音波検査士
脳血栓回収療法実施医
兼元 みずき助教てんかん
脳神経内科一般
日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
渡辺 大士助教脳神経内科一般日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
飯塚 奈都子助教脳神経内科一般日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
森 友紀子助教認知症
脳神経内科一般
日本神経学会専門医
日本認知症学会専門医・指導医
日本内科学会認定内科医
久保田 怜美助教脳神経内科一般日本神経学会専門医
日本認知症学会専門医・指導医
日本内科学会認定内科医
野原 哲人大学院生脳神経内科一般日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
門馬 佑太郎助教脳神経内科一般日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
大橋 英朗助教脳神経内科一般日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
井藤 尚仁大学院生脳神経内科一般日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
浅野 未希助教脳神経内科一般日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
小室 浩康助教脳血管障害
脳神経内科一般
日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
三木 綾子助教脳神経内科一般日本内科学会認定内科医
山本 謙大学院生脳神経内科一般日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
小菅 将太大学院生脳神経内科一般日本内科学会認定内科専門医
正路 大樹大学院生脳神経内科一般日本内科学会認定内科専門医
加藤 悠太助教脳血管障害
脳神経内科一般

石代 優美香助教脳神経内科一般
中西 達彌内科専攻医脳神経内科一般
柿沼 佑樹内科専攻医脳神経内科一般
橋口 幸宜内科専攻医脳神経内科一般
野勢 崇博内科専攻医 脳神経内科一般

外来担当医表

脳神経内科

医療従事者の方へ

研究内容

神経変性疾患
・認知機能障害をきたしうる神経変性疾患におけるバイオマーカーの測定
・人口知能による音声データ解析に基づく認知機能の評価研究
・ビタミンB12のアルツハイマー病の予防・進行抑制機序の解明 基礎から臨床まで(木村篤史:文部科学省/日本学術振興会 科学研究費補助 若手研究)
・内因性ドパミンの賦活によるパーキンソン病の治療効果を予測する神経心理学的背景(村上秀友:文部科学省/日本学術振興会 科学研究費補助 基盤研究C)

脳血管障害
・潜因性脳梗塞患者への植え込み型心電図モニター症例の多施設観察登録研究
・経食道心エコーを用いた脳血栓症の塞栓源、治療、予後に関する観察研究
・卵円孔開存を伴う脳梗塞における超音波を用いた診断と治療モニタリングに関する研究

頭痛
・片頭痛予防薬:抗CGRPモノクローナル抗体薬と帯状疱疹ウイルス抗体価の推移に関する研究

神経免疫疾患
・COVIDー19流行下におけるギラン・バレー症候群の罹患率に関する研究

神経心理学 
忘れた時をつなぐ“ことば”の研究(二村明徳:文部科学省/日本学術振興会 科学研究費補助 若手研究)

診療実績

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外来

外来患者数(2021年)

  • 初診 1,712人
  • 再診 11,847人
昭和大学病院(脳神経内科)
R3.4 R3.5 R3.6 R3.7 R3.8 R3.9 R3.10 R3.11 R3.12 R4.1 R4.2 R4.3 合計
初診 15 14 21 26 15 10 25 20 17 11 17 15 206人
再診 45 38 51 44 41 42 40 36 49 25 31 38 480人
合計 60 52 72 70 56 52 65 56 66 36 48 53 686人
昭和大学附属東病院(脳神経内科)
R3.4 R3.5 R3.6 R3.7 R3.8 R3.9 R3.10 R3.11 R3.12 R4.1 R4.2 R4.3 合計
初診 128 95 148 134 113 128 135 134 122 100 123 146 1,506人
再診 921 836 921 922 921 1,025 978 999 964 997 870 1,013 11,367人
合計 1,049 931 1,069 1,056 1,034 1,153 1,113 1,133 1,086 1,097 993 1,159 12,873人
入院

入院疾患別実績(2021年)

病棟(入院患者)
血管障害・外傷
疾患内訳症例数
脳梗塞207
脳静脈洞血栓症3
一過性脳虚血発作2
可逆性後部白質脳症2
脳出血1
経静脈孔症候群1
一過性全健忘1
可逆性脳血管攣縮症候群1
脳アミロイド血管症1
外傷性くも膜下出血1
認知症
疾患内訳症例数
正常圧水頭症18
レビー小体型認知症11
アルツハイマー病7
血管性認知症1
その他の認知症1
神経変性疾患
疾患内訳症例数
パーキンソン病44
パーキンソン症候群14
脊髄小脳変性症5
多系統萎縮症4
進行性核上性麻痺4
白質ジストロフィー2
大脳皮質基底核変性症1
ハンチントン病
1
神経感染症
疾患内訳症例数
ウィルス性髄膜炎・脳炎14
脳膿瘍1
細菌性髄膜炎1
進行性多巣性白質脳症1
脱髄・炎症・肉芽腫性疾患
疾患内訳症例数
多発性硬化症11
自己免疫性脳炎9
視神経脊髄炎12
トロサ・ハント症候群4
その他の脳症・脳炎1
その他の脊髄炎6
末梢神経疾患
疾患内訳症例数
ギラン・バレー症候群16
多巣性運動ニューロパチー6
末梢神経障害4
慢性炎症性脱髄性多発神経根炎3
動眼神経麻痺3
外転神経麻痺2
ミラー・フィッシャー症候群2
アルコール性末梢神経障害1
滑車神経麻痺1
腓骨神経麻痺1
視神経炎1
癌性ニューロパチー1
筋・神経筋接合部疾患
疾患内訳症例数
重症筋無力症13
多発性筋炎4
横紋筋融解症2
ミトコンドリア病2
筋強直性ジストロフィー1
運動ニューロン疾患
疾患内訳症例数
筋萎縮性側索硬化症3
原発性側索硬化症1
球脊髄性筋萎縮症1
その他の運動ニューロン疾患1
発作性・機能性疾患
疾患内訳症例数
てんかん102
片頭痛3
脳脊髄液減少症2
群発頭痛1
腫瘍性疾患
疾患内訳症例数
脳腫瘍2
脊髄腫瘍1
脊椎疾患
疾患内訳症例数
頸椎症・頸髄症腰椎症・腰部脊柱管狭窄症1
内科関連疾患・耳鼻科関連疾患
疾患内訳症例数
市中肺炎・誤嚥性肺炎6
電解質異常6
尿路感染症5
末梢性めまい5
ウェルニッケ脳症5
失神4
脱水症2
敗血症1
急性胆管炎1
バセドウ病眼症1
神経サルコイドーシス1
破傷風1
汎発性帯状疱疹1
貧血1
その他の疾患
疾患内訳症例数
精神性疾患3
アルコール離脱せん妄2
薬剤性不随意運動2
レット症候群2
蘇生後脳症1
ミオクローヌス1
脳梗塞後遺症1
植込み型カテーテルポート閉塞1
その他3
合計(例)630

医療連携・紹介制度について

ご紹介頂けます先生方には、診療情報提供書のご記入をお願いいたします。また時間外診療や、早急に治療が必要な患者、特に超急性期脳梗塞に対する血栓溶解療法(t-PA)の適応(発症4.5時間以内)と思われる患者のご紹介は、円滑な診療のため事前にお電話をお願い致します。急性期治療を終え慢性期の段階になりましたら、先生方のもとで引き続きご加療頂けますよう、連携を深めて参りたいと考えております。