平成30年度 昭和大学藤が丘病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,088 495 683 913 1,352 1,742 2,506 3,606 2,361 341
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんを年齢別に合計したものです。
解説
当院は地域における中核病院として、幅広い年齢層の患者さんに良質な医療を提供しています。中でもご入院される患者さんは70歳台の方が最も多く、全入院患者さんの23.9%を占めています。次いで60歳台が16.6%、80歳台が15.6%と高齢の患者さんのご入院が多くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
糖尿病・代謝・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100071xx99x100 2型糖尿病(末梢循環不全あり) 手術なし 処置2:インスリン製剤(注射薬に限る)(1) 副傷病なし 85歳未満 63 13.59 14.27 3.17% 61.51
100180xx990x0x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 処置1なし 副傷病なし 45 7.64 6.35 2.22% 55.11
100071xx99x000 2型糖尿病(末梢循環不全あり) 手術なし 処置2なし 副傷病なし 85歳未満 41 12.07 11.54 7.32% 65.07
100070xx99x100 2型糖尿病(末梢循環不全なし) 手術なし 処置2:インスリン製剤(注射薬に限る)(1) 副傷病なし 85歳未満 25 13.80 13.90 0.00% 58.88
100071xx99x110 2型糖尿病(末梢循環不全あり) 手術なし 処置2:インスリン製剤(注射薬に限る)(1) 副傷病:認知症等 85歳未満 24 14.46 15.14 8.33% 72.17
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院糖尿病・代謝・内分泌内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
糖尿病・代謝・内分泌内科入院症例で最も多いのは「2型糖尿病」の症例であり、年間153人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「副腎皮質機能亢進症」の症例であり、年間45人の患者さんが入院されています。糖尿病の急性期症状のひとつであるケトアシドーシスも含めて、看護師・管理栄養士など多職種と協力し、血糖コントロールの改善を目標として患者さんの立場に立った診療を心がけて行っております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 処置2なし 副傷病なし 216 9.38 10.08 2.31% 74.87
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 136 2.88 2.67 0.00% 75.21
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 処置2なし 98 7.70 8.52 1.02% 73.95
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 89 7.42 7.75 0.00% 68.54
060300xx99x00x 肝硬変 手術なし 処置2なし 副傷病なし 48 15.13 12.15 8.33% 68.02
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院消化器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
消化器内科入院症例で最も多いのは「胆管結石・胆管炎」の症例であり、年間216人の患者さんが入院されています。 次いで多いのがポリープをはじめとした「小腸大腸の良性疾患」の症例であり、年間136人の患者さんが入院されています。 当院消化器内科は内視鏡診断・治療を積極的に行い、これらの症例以外にも幅広い消化器疾患の診察を行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1:気管支ファイバースコピー等 処置2なし 182 4.07 3.43 0.00% 70.57
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 処置2なし 80 23.10 19.06 13.75% 72.33
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 副傷病なし 43 18.60 20.92 16.28% 80.95
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2なし 41 13.10 14.58 14.63% 75.34
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2:化学療法ありかつ放射線療法なし(4) 副傷病なし 38 11.97 10.00 2.63% 70.45
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院呼吸器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
呼吸器内科入院症例で最も多いのは「肺がん」の検査入院症例であり、年間182人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「間質性肺炎」の症例であり、年間80人の患者さんが入院されています。上位5症例については、比較的ご高齢の患者さんが多くなっており、高齢化社会に対応すべく最新最適な治療を行っております。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 その他の手術 処置2:化学療法(2) 71 34.14 40.13 2.82% 65.79
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2:リツキサン(4) 副傷病なし 66 15.76 16.17 0.00% 63.53
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 その他の手術 処置2:リツキサン(4) 副傷病なし 62 25.21 32.36 1.61% 67.21
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2:化学療法ありかつ放射線療法なし(3) 副傷病なし 20 18.95 17.10 0.00% 65.90
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 その他の手術 処置2:化学療法ありかつ放射線療法なし(3) 20 26.75 32.83 0.00% 70.65
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院血液内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
血液内科入院症例において単独で最も多いのは「急性白血病」の症例であり、年間71人の患者さんが入院されています。以降2位から5位は「非ホジキンリンパ腫」の症例で、年間168人の患者さんが入院されています。これら造血器腫瘍以外の血液疾患も診察を行っております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 処置2なし 269 5.63 5.15 0.00% 67.71
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 処置1:心臓カテーテル法による諸検査 処置2なし 副傷病なし 219 3.13 3.01 0.46% 69.65
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 173 3.48 4.47 0.58% 69.67
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 処置1:心カテ検査+血管内超音波検査 処置2なし 副傷病なし 108 3.18 3.15 0.00% 72.06
050030xx97000x 急性心筋梗塞、再発性心筋梗塞 その他の手術 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 68 10.63 12.52 23.53% 69.81
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院循環器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
循環器内科入院症例で最も多いのは「虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査及び治療」の症例であり、年間500人の患者さんが入院されています(2位、3位、4位)。 次いで多いのが「頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術」の症例であり、年間270人の患者さんが治療されています。 循環器内科では急性期の緊急治療からリハビリなどの慢性期治療までスムーズで包括的な診療に心がけています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 85 10.39 12.05 4.71% 64.60
110280xx99020x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2:腹膜灌流 連続携行式腹膜灌流(2) 副傷病なし 55 7.27 8.77 1.82% 63.18
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2:人工腎臓(1) 副傷病なし 36 15.08 14.21 2.78% 69.19
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1:経皮的針生検法 副傷病なし 31 6.10 7.18 0.00% 40.06
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 処置2なし 副傷病なし 27 8.63 8.75 0.00% 71.85
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院腎臓内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
腎臓内科では「慢性腎炎・慢性腎不全」の症例に対して診断目的の腎生検、腎代替療法が必要な患者に対する内シャント造設術、透析療法を実施しています。その他に「自己免疫性疾患」や「心不全」など、腎臓疾患と関連する幅広い疾患の診療をおこなっています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 処置2:SPECT等 副傷病なし 31 14.52 19.73 0.00% 72.32
010060x2990401 脳梗塞 3日以内かつJCS10未満 手術なし 処置1なし 処置2:ラジカット(4) 副傷病なし RankinScale0~2 28 14.71 16.18 42.86% 75.21
010230xx99x00x てんかん 手術なし 処置2なし 副傷病なし 24 6.13 7.28 12.50% 55.00
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 処置2:ガンマグロブリン(4) 副傷病なし 17 15.12 16.16 23.53% 62.18
010130xx99x4xx 重症筋無力症 手術なし 手術・処置等2 4あり 12 13.92 17.57 0.00% 58.25
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院脳神経内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経内科入院症例で最も多いのは「パーキンソン病でSPECTを実施した症例」であり、年間31人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「脳梗塞の発症3日以内かつJCS10未満でエダラボンを投与した症例」であり、年間28人の患者さんが入院されています。また脳梗塞は6位以降の症例も含めると99人で、疾患としては最も多く扱っており、これら脳卒中疾患については症例により、隣接する藤が丘リハビリテーション病院とも協力し、急性期から慢性期にわたりスムーズな連携ができるよう努力しております。
腫瘍内科・緩和医療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
06007xxx99040x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 55 4.76 9.90 0.00% 66.20
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり 定義副傷病 なし 28 6.86 4.41 0.00% 54.43
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 22 8.68 9.58 0.00% 70.45
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 13 13.69 11.79 15.38% 68.23
06007xxx99050x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 11 13.91 9.82 0.00% 72.00
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院腫瘍内科・緩和医療科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
腫瘍内科・緩和医療科は、がんの化学療法や緩和療法を主とした診療を行っています。入院症例で最も多いのは「膵臓がん」の症例であり、1位、4位、5位を合わせて年間79人の患者さんが入院されています。その他に「大腸がん」、「食道がん」が多く、幅広いがん症例の患者さんの診察を行っております。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 48 6.35 6.19 0.00% 1.81
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 47 8.34 5.71 2.13% 2.60
140010x199x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 1あり 38 9.26 11.34 7.89% 0.00
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 35 6.40 6.17 0.00% 0.00
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 26 8.12 12.58 0.00% 0.27
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院小児科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
小児科入院症例で最も多いのは「急性気管支炎等」の症例であり、年間48人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「肺炎」の症例であり、年間47人の患者さんが入院されています。その他にも「低出生体重児」や「尿路感染症」等幅広い小児疾患の診察を行っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 28 7.68 8.98 3.57% 61.82
080010xxxx0xxx 膿皮症 処置1なし 24 9.38 12.51 0.00% 58.46
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 処置1なし 10 11.60 10.65 10.00% 55.60
080190xxxxxxxx 脱毛症 - - - - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 処置1なし - - - - -
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院皮膚科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
皮膚科入院症例で最も多いのは「帯状疱疹」の症例であり、年間28人の患者さんが入院されています。平均在院日数は7.68日と全国平均の8.98日より短くなっています。次いで多いのが「蜂窩織炎」の症例であり、年間24人の患者さんが入院されています。平均在院日数は9.38日と全国平均の12.51日より短くなっています。これらの症例以外にも、専門的な診療が必要な難治性の皮膚疾患など幅広く診察を行っています。
消化器・一般外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア 15歳以上 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 105 4.09 4.96 0.95% 70.18
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 65 7.11 7.30 0.00% 60.57
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 38 5.89 5.49 0.00% 45.05
060035xx01000x 結腸の悪性腫瘍 結腸切除術等 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 34 16.15 15.30 0.00% 70.71
060020xx02x00x 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 処置2なし 副傷病なし 32 14.75 16.49 0.00% 70.22
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院消化器・一般外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
消化器・一般外科入院症例で最も多いのは「鼠径ヘルニア」の症例であり、年間105人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「胆嚢炎・胆嚢結石」の症例であり、年間65人の患者さんが入院されています。患者さんにとって負担の少ない腹腔鏡手術を行うと共に、これらの症例以外にも腹部領域の悪性疾患から急性疾患にわたり幅広い消化器疾患の診察を行っています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 処置2なし 98 4.36 6.23 0.00% 59.61
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術等 処置2なし 78 8.60 10.59 0.00% 58.18
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 処置2:ジェムザール等(4) 78 2.58 4.28 0.00% 54.55
090010xx99x6xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 処置2:アブラキサン等(6) 25 2.00 4.15 0.00% 61.00
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 その他の手術 23 3.65 4.02 0.00% 45.26
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院乳腺外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
乳腺外科の入院症例では1位と2位と5位が「乳がん」に対する手術症例であり、いずれの術式においても平均在院日数は全国平均を大きく下回っております。手術に対する詳細な指標は「6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)」をご参照ください。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 処置2なし 55 14.49 12.01 1.82% 74.58
050163xx97x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 その他の手術 処置2なし 17 3.24 8.16 0.00% 74.59
050080xx01010x 弁膜症 弁置換術等 処置1なし 処置2:中心静脈注射等(1) 副傷病なし - - - - -
050170xx02000x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術等 処置1なし 処置2なし 副傷病なし - - - - -
050163xx99000x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 手術なし 処置1なし 処置2なし 副傷病なし - - - - -
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院心臓血管外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
心臓血管外科入院症例で最も多いのは「非破裂性大動脈瘤に対するステントグラフト内挿入術」の症例であり、年間55人の患者さんが入院されています。その他に幅広い心臓血管疾患の診療を行っております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 処置1:動脈造影カテーテル法 処置2なし 114 2.37 3.02 0.00% 62.28
010030xx03x00x 未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術 処置2なし 副傷病なし 46 9.74 9.58 0.00% 62.54
010070xx9910xx 脳血管障害 手術なし 処置1:動脈造影カテーテル法 処置2なし 21 2.14 3.16 0.00% 72.71
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 処置2なし 副傷病なし 19 12.68 11.80 31.58% 81.37
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫 JCS10未満 手術なし 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 18 6.94 18.72 11.11% 48.17
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経外科入院症例で最も多いのは「未破裂脳動脈瘤」の検査入院症例であり、年間114人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「未破裂脳動脈瘤」の手術入院症例であり、年間46人の患者さんが入院されています。その他に「内頚動脈狭窄」、「脳出血」、「「脳腫瘍」等幅広い脳神経系疾患の診察を行っております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症 人工関節再置換術等 166 19.64 22.27 40.96% 62.80
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷 腱縫合術等 115 5.88 14.27 68.70% 31.20
070230xx01xxxx 膝関節症 人工関節再置換術等 104 25.58 24.26 73.08% 75.47
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 63 14.60 18.92 60.32% 62.89
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 55 30.38 26.30 54.55% 73.40
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院整形外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
整形外科入院症例で最も多いのは「股関節骨頭壊死、股関節症」の症例であり、年間166人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「肘、膝の外傷」の症例であり、年間115人の患者さんが入院されています。当科は転院率が高いですが、隣接する藤が丘リハビリテーション病院とも協力し、スムーズな連携ができるよう努力しております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 429 7.98 9.46 0.23% 8.31
160200xx0200xx 顔面損傷 鼻骨骨折整復固定術等 処置1なし 処置2なし 58 4.09 5.37 0.00% 31.41
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 その他の手術 処置2なし 33 3.61 3.15 0.00% 68.39
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 処置1なし 25 3.84 4.05 0.00% 36.88
080010xxxx0xxx 膿皮症 処置1なし 17 12.29 12.51 0.00% 53.35
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院形成外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
形成外科入院症例で最も多いのは「口唇口蓋裂」の症例であり、年間429人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「顔面損傷」の症例であり、年間58人の患者さんが入院されています。 これらの症例の手術を中心に幅広い形成外科疾患の診察を行っています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 102 10.15 9.70 0.00% 35.32
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 93 5.57 6.16 0.00% 43.99
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 処置2:化学療法ありかつ放射線療法なし(4) 副傷病なし 73 3.37 4.85 0.00% 60.14
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む) 腹腔鏡によるもの等 72 6.25 6.28 0.00% 41.89
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 処置2なし 64 3.00 3.20 0.00% 41.25
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院産婦人科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
産婦人科入院症例で最も多いのは「胎児及び胎児付属物の異常」の症例であり、年間102人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「子宮の良性腫瘍」の症例であり、年間93人の患者さんが入院されています。分娩取り扱い施設が少なくなっている中、地域の中核病院として婦人科症例、産科症例共に幅広い疾患の診察を行っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 処置1:終夜睡眠ポリグラフィー 1及び2以外の場合 102 2.00 2.04 0.00% 57.39
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 91 5.70 5.43 0.00% 39.30
030428xxxxxxxx 突発性難聴 80 8.25 9.02 0.00% 54.64
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 63 7.00 7.04 0.00% 50.81
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 53 5.51 5.10 0.00% 62.66
定義
平成30年4月1日から平成30年3月31日までの期間に当院耳鼻咽喉科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
耳鼻咽喉科入院症例で最も多いのは「睡眠時無呼吸」の症例であり、年間102人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「扁桃周囲膿瘍・急性扁桃炎」の症例であり、年間91人の患者さんが入院されています。耳、鼻、のど、顔面から頸部といった領域全ての症例について診察を行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 処置1:前立腺針生検法 副傷病なし 249 2.76 2.53 0.00% 70.59
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 処置1なし 処置2なし 137 6.77 7.20 1.46% 73.29
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 副傷病なし 61 3.41 4.29 1.64% 69.10
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 57 8.51 12.58 7.02% 73.35
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 処置1なし 副傷病なし 37 5.59 5.62 2.70% 65.78
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
泌尿器科入院症例で最も多いのは「前立腺がん」の症例であり、年間249人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「膀胱がん」の症例であり、年間137人の患者さんが入院されています。これらの症例以外にも「腎臓癌」、「水腎症」や「尿路感染症」、「尿管結石」等幅広い泌尿器疾患の診察を行っております。
救急医学科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒 処置2なし 副傷病なし 59 1.93 3.56 3.39% 37.49
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 処置1なし 19 1.63 2.47 0.00% 48.68
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 処置2なし 副傷病なし 13 4.54 7.35 7.69% 42.15
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術 処置2なし 副傷病なし 12 6.08 9.69 25.00% 49.75
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 副傷病なし 12 6.08 20.92 75.00% 79.25
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院救急医学科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
救急医学科入院症例で最も多いのは「急性薬物中毒」の症例であり、年間59人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「食物アレルギー」の症例であり、年間19人の患者さんが入院されています。ともに平均在院日数は全国平均より低い日数です。このような中、救急医学科は比較的重症度が高い患者さんが多く、さまざまな救急疾患に対応しており、統一された症例件数が出にくい傾向があります。また、救急疾患の治療後は専門科への連携がスムーズにできるよう診療体制を整えております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 132 14 14 29 - - 1 8,7
大腸癌 56 32 38 84 20 43 1 8,7
乳癌 19 95 31 - 162 20 1 8,7,6
肺癌 20 - 38 144 41 44 1 8,7
肝癌 16 13 10 - - 46 1 8,7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院を退院された5大癌初発患者さん及び再発患者さんを病期分類別(ステージ別)に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
5大癌と呼ばれる胃がん、大腸かん、乳がん、肺がん、肝がんの患者さんの人数を、初発(当院で該当するがんの診断、あるいは初回の治療を行った場合)のUICC病期分類別、および再発に分けて示してあります。
胃癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の66.7%、次いでStageⅣが14.6%を占めています。
大腸癌
StageⅣの患者さんが最も多く全体の36.5%、次いでStageⅠが24.3%を占めています。
乳癌
StageⅡの患者さんが最も多く全体の30.6%、次いでStageⅢが10.0%を占めています。
肺癌
StageⅣの患者さんが最も多く57.4%、次いでStageⅢの患者さんが15.1%を占めています。
肝癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の32.0%、次いでStageⅡの患者さんが26.0%を占めています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 15 10.87 56.00
中等症 89 13.76 73.87
重症 27 18.04 81.15
超重症 - - -
不明 - - -
定義
病院外で日常生活をしていた人が肺炎を発症し、平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院へ入院された患者さんを重症度別に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
患者さんは軽症から超重症まで幅広く分布しておりますが、中等症が全体の64.5%を占めています。また、重症度が高いほど患者さんの平均年齢が高年齢化する傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 128 21.94 76.46 40.41%
その他 18 16.50 77.89 4.79%
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院を退院された脳梗塞の患者さんを発症日別に集計したものです。
解説
急性期病院として発症から3日以内の患者さんが87.7%となっており、隣接する藤が丘リハビリテーション病院とも協力してスムーズな連携ができるよう努力しております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 179 1.01 1.68 0.00% 73.36
K6871 内視鏡的乳頭切開術 等 110 1.54 8.66 3.64% 73.24
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 103 2.64 7.65 5.83% 74.29
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 等 98 1.07 5.67 0.00% 73.81
K654 内視鏡的消化管止血術 81 1.01 7.36 4.94% 70.42
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院消化器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は1,073件です。大腸ポリープ等に行われる「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等」の手術が最も多く、年間179件(31.3%)行っています。次いで「内視鏡的乳頭切開術等」は年間110件(19.3%)、「内視鏡的胆道ステント留置術」は年間103件(18.0%)の患者さんに対して行っています。
当科ではこれらの手術以外にも、超音波内視鏡下穿刺術、食道、胃、大腸の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や内視鏡的胆管結石治療、EUS下インターベンションなどの治療内視鏡を幅広く行っています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 11 11.27 8.36 0.00% 71.45
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K7162 小腸切除術(悪性腫瘍手術) - - - - -
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院血液内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)」の手術を年間11件行っています。化学療法を行うにあたり、中心静脈から抗がん剤を投与するために皮下に埋め込みます。この手術は放射線科が主となって行っています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 227 1.19 3.71 0.88% 68.26
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 155 2.71 2.14 4.52% 69.94
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 63 1.22 1.89 1.59% 73.89
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 等 56 2.86 3.95 1.79% 66.79
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 39 0.10 7.21 7.69% 69.97
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院循環器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は785症例です。不整脈 に対する「経皮的カテーテル心筋焼灼術」の手術が最も多く、年間227症例(42.0%)行っています。狭心症や心筋梗塞に対する「経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの)」の手術が年間155症例(28.7%)、閉塞性動脈疾患に対する「四肢の血管拡張術・血栓除去術」は年間63症例(11.7%)行っています。但し、これはDPCに基づくデータであり、経皮的冠動脈ステント留置術は年間合計約400件、四肢の血管拡張術・血栓除去術は年間合計約100件行っています。
当科ではこれらの心臓カテーテル手術の他、心臓血管外科と連携し手術も含めて治療を行っています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 40 4.38 7.68 0.00% 70.03
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 17 4.18 13.47 0.00% 65.18
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 14 15.14 9.36 14.29% 66.57
K0053 皮膚腫瘍摘出術(露出部)(長径4㎝以上) 等 - - - - -
K607-3 上腕動脈表在化法 - - - - -
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院腎臓内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成30年度の手術件数は100件です。「内シャント設置術」の手術が最も多く、年間40件(51.9%)、次いで「連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術」を年間17件(22.1%)行っています。
当科は手術を主に行う診療科ではないため、透析に関連する手術が多くなっています。
腫瘍内科・緩和医療科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 38 4.55 8.53 2.63% 66.05
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 等 - - - - -
K651 内視鏡的胃、十二指腸ステント留置術 - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院腫瘍内科・緩和医療科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)」の手術を年間38件行っています。化学療法を行うにあたり、中心静脈から抗がん剤を投与するために皮下に埋め込みます。この手術は放射線科が主となって行っています。
消化器・一般外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 94 1.49 4.82 0.00% 60.60
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 88 1.61 1.52 1.14% 69.08
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 45 5.73 12.78 2.22% 71.33
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 等 37 0.43 4.49 0.00% 44.68
K740-21 腹腔鏡下直腸切除・切断術(切除術) 35 5.37 15.94 0.00% 70.46
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院消化器・一般外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は579件です。開腹手術より侵襲が低く、術後の疼痛も軽度で迅速に社会復帰が可能な腹腔鏡下手術を中心に行っています。
その中でも、「腹腔鏡下胆嚢摘出術」の手術件数が最も多く、年間94件(31.4%)施行しています。次いで「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)」が年間88件(29.4%)、「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」が年間45件(15.1%)となっています。
当科ではこれら以外にも上部消化管疾患や肝胆膵疾患など幅広い領域の手術や、必要に応じて消化器内科の内視鏡治療との合同手術も行っており、常に質の良い治療を提供しております。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(腋窩部郭清を伴 等 97 1.11 2.19 0.00% 59.45
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・腋窩部郭清を伴わない 等 42 1.36 6.57 0.00% 57.86
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除併施しない) 等 24 1.33 6.13 0.00% 57.96
K4741 乳腺腫瘍摘出術(長径5㎝未満) 等 17 1.00 1.29 0.00% 42.82
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 - - - - -
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院乳腺外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成30年度の手術件数は210件です。乳腺悪性腫瘍手術のうち「乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 」が最も多く、年間97件(51.9%)行っています。次いで「乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)」が42件(22.5%)、「乳房切除術(胸筋切除を併施しないもの)」が24件(12.8%)行っています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5612ロ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 腹部大動脈 等 34 2.97 9.74 0.00% 75.26
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 等 23 1.09 2.91 0.00% 72.83
K5612イ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 胸部大動脈 等 10 6.40 10.20 0.00% 76.60
K6011 人工心肺(初日) - - - - -
K6144 血管移植術、バイパス移植術(頭、頸部動脈) 等 - - - - -
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院心臓血管外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は124件です。腹部大動脈瘤に対する「ステントグラフト内挿術(腹部大動脈)」が最も多く、年間34件(41.0%)行っています。 次いで「血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他のもの)」は年間23件(27.7%)、胸部大動脈瘤に対する「ステントグラフト内挿術(胸部大動脈)」が年間10件(12.0%)行っています。
当科では、循環器内科、救命センターとも密接に連携し治療にあたっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1783 脳血管内手術 脳血管内ステントを用いるもの 等 43 3.74 12.42 6.98% 67.37
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 36 0.44 11.08 22.22% 79.69
K1781 脳血管内手術(1箇所) 等 32 1.22 24.09 25.00% 62.69
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 22 4.59 6.91 4.55% 72.00
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 等 16 6.69 29.38 31.25% 58.88
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は230件です。「脳血管内手術 脳血管内ステントを用いるもの」の手術が最も多く、年間43件(28.9%)の患者さんに対して行っています。この手術はカテーテルという細いチューブをX線透視下に、脳血管の病変部まで挿入し、その中を通過する様々なデバイス(治療するための機材)を用いて病変部の治療を行う方法です。次いで「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」は年間36件(24.2%)の手術を行っています。
当科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 等 298 2.31 18.52 56.38% 68.13
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) 80 1.00 4.05 96.25% 32.30
K080-41 関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単なもの) 63 1.25 12.19 57.14% 62.60
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 59 6.42 17.56 27.12% 68.49
K0483 骨内異物(挿入物)除去術(下腿) 等 58 0.98 2.93 0.00% 39.66
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院整形外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は1,183件です。「人工関節置換術(股)等」の手術が最も多く、年間298件(53.4%)の患者さんに対して手術を行っています。次いで「関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯)等」は年間80件(14.3%)、「関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単なもの)等」は年間63件(11.3%)の順となっております。
術後は、隣接するリハビリテーション病院にて高度なリハビリを受けていただくため、転院率が高くなっております。
当科では、これらの手術以外にも外傷に対するものなど幅広い手術を行っています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4073イ 顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴うもの)(片側) 等 120 1.00 6.01 0.00% 5.79
K4263 口唇裂形成手術(片側)(鼻腔底形成を伴う) 等 70 1.00 6.01 0.00% 6.70
K4262 口唇裂形成手術(片側)(口唇裂鼻形成を伴う) 等 67 1.00 5.54 0.00% 14.40
K4072 顎・口蓋裂形成手術(硬口蓋に及ぶ) 等 65 1.00 6.08 0.00% 2.45
K333 鼻骨骨折整復固定術 33 1.03 1.06 0.00% 25.67
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院形成外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は820件です。「顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴うもの)(片側)」の手術が最も多く、年間120件(33.8%)行っています。次いで「口唇裂形成手術(片側)(鼻腔底形成を伴う)」が年間70件(19.7%)、「口唇裂形成手術(片側)(口唇裂鼻形成を伴う)」が年間67件(18.9%)、「顎・口蓋裂形成手術(硬口蓋に及ぶ)」が年間65件(18.3%)といったように口唇口蓋裂に対する手術が中心となっております。
当科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択切開) 等 95 1.05 8.02 0.00% 35.52
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側,腹腔鏡) 等 91 1.16 4.40 0.00% 40.98
K861 子宮内膜掻爬術 74 1.24 1.14 0.00% 49.66
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 73 1.11 4.36 0.00% 47.18
K867 子宮頸部(腟部)切除術 66 1.00 1.00 0.00% 41.38
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院産婦人科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は902件です。「帝王切開術(選択切開)」の手術が最も多く、年間95件(20.4%)行っています。次いで「子宮附属器腫瘍摘出術(両側、腹腔鏡)」は年間91件(19.6%)、「子宮内膜掻爬術」は年間74件(15.9%)の患者さんに対し手術を行っています。
当科ではこれらの手術以外にも婦人科手術や産科的手術の幅広い手術を行っています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 94 1.40 6.21 0.00% 25.36
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 35 0.29 4.63 0.00% 30.86
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術) 等 34 1.09 4.85 0.00% 49.32
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔 等 32 1.66 4.88 0.00% 56.97
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) 26 1.35 4.31 0.00% 65.54
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院耳鼻咽喉科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は458件です。扁桃炎など対する「口蓋扁桃手術(摘出)」の手術が最も多く、年間94件(42.5%)行っています。次いで「扁桃周囲膿瘍切開術」は年間35件(15.8%)、副鼻腔炎などに対する「内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術)」は年間34件(15.4%)行っています。
当科ではこれらの手術以外にも、耳疾患、喉頭・気管疾患、頭頸部疾患など含め幅広い手術を行っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術・電解質溶液利用のも 等 132 1.42 4.39 1.52% 73.40
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 131 0.77 3.49 3.05% 69.99
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 36 1.28 4.11 5.56% 67.72
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 22 1.59 8.86 4.55% 67.59
K7981 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) 15 1.00 2.93 0% 69.33
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
平成30年度の手術件数は490件です。膀胱がんに対する「膀胱悪性腫瘍手術」の手術が最も多く、年間132件(37.6%)の患者さんに対し手術を行っています。次いで「経尿道的尿管ステント留置術」は年間131件(37.3%)、「経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの)」は年間36件(10.3%)行っています。
当科ではこれらの手術以外にも腎尿路疾患に関わる幅広い手術を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 32 0.21%
180010 敗血症 同一 37 0.25%
異なる 39 0.26%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 38 0.25%
異なる - -
定義
平成30年4月1日から平成31年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんのうち、「臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべき症例」であった患者さんを集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
入院契機とは「入院の契機である疾患」と「入院中の主な治療目的の疾患」が「同一」か「異なる」かということです。
「播種性血管内凝固症候群」は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の血管内で血栓ができる病態です。当院の発生率は0.21%となっています。
「敗血症」は、血液が細菌に感染することにより全身に炎症を起こす病気です。発症率は敗血症の治療を目的とした入院である入院契機「同一」が0.25%、入院後に全身状態が悪化し敗血症を発症した症例である入院契機「異なる」が0.26%となっています。
「その他の真菌感染症」は、年間10件以上の発生がないため、公表対象外となっています。
「手術・処置等の合併症」は、主なものとして「人工股関節の脱臼」、「術後感染症」、「術後出血」、「薬物性ショック」、「透析の合併症」等が挙げられます。一定の確率で起こり得ることでありますが、少しでも改善できるよう努めています。
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