令和元年度 昭和大学藤が丘病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 809 442 638 829 1295 1819 2480 3833 2414 326
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんを年齢別に合計したものです。
解説
当院は地域における中核病院として、幅広い年齢層の患者さんに良質な医療を提供しています。中でもご入院される患者さんは70歳台の方が最も多く、全入院患者さんの25.8%を占めています。次いで60歳台が16.7%、80歳台が16.2%と高齢の患者さんのご入院が多くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
糖尿病・代謝・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100071xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満 77 13.66 14.10 7.79% 64.51
100180xx990x0x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 41 6.37 6.24 0.00% 55.49
100071xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 85歳未満 34 11.71 11.51 0.00% 60.24
100071xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 あり 85歳未満 22 17.14 14.74 4.55% 73.23
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 18 13.39 13.41 0.00% 61.56
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院糖尿病・代謝・内分泌内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
糖尿病・代謝・内分泌内科入院症例で最も多いのは「2型糖尿病」の症例であり、年間133人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「副腎皮質機能亢進症」の症例であり、年間41人の患者さんが入院されています。糖尿病の急性期症状のひとつであるケトアシドーシスも含めて、看護師・管理栄養士など多職種と協力し、血糖コントロールの改善を目標として患者さんの立場に立った診療を心がけて行っております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 203 9.84 9.79 4.43% 76.80
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし 123 2.91 2.63 0.00% 72.81
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 99 7.09 8.27 0.00% 71.51
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 77 7.01 7.65 0.00% 66.29
060035xx03xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 63 6.83 6.98 0.00% 68.27
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院消化器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
消化器内科入院症例で最も多いのは「胆管結石・胆管炎」の症例であり、年間203人の患者さんが入院されています。 次いで多いのがポリープをはじめとした「小腸大腸の良性疾患」の症例であり、年間123人の患者さんが入院されています。 当院消化器内科は内視鏡診断・治療を積極的に行い、これらの症例以外にも幅広い消化器疾患の診療を行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 174 4.19 3.34 1.15% 71.44
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 96 18.70 18.84 12.50% 68.60
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 53 16.32 20.84 20.75% 84.17
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 42 8.74 9.11 14.29% 47.67
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 39 12.95 9.59 0.00% 68.56
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院呼吸器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
呼吸器内科入院症例で最も多いのは「肺がん」の検査入院症例であり、年間174人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「間質性肺炎」の症例であり、年間96人の患者さんが入院されています。当科が診療にあたる疾患ついては、比較的ご高齢の患者さんが多くなっており、高齢化社会に対応すべく最新最適な治療を行っております。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり 85 31.87 39.36 0.00% 61.80
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 78 20.03 15.79 0.00% 67.44
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 67 27.42 31.30 5.97% 66.61
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 3あり 23 31.04 32.20 4.35% 71.39
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等2 5あり 18 25.39 22.79 0.00% 72.44
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院血液内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
血液内科入院症例において単独で最も多いのは「急性白血病」の症例であり、年間85人の患者さんが入院されています。以降2位から4位は「非ホジキンリンパ腫」の症例で、年間168人の患者さんが入院されています。これら造血器腫瘍以外の血液疾患も診療を行っております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 246 5.86 5.02 0.41% 65.18
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 167 3.08 3.01 0.60% 68.40
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 136 3.73 4.40 0.74% 69.07
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 94 10.64 12.37 29.79% 68.82
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 91 3.01 3.15 0.00% 72.41
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院循環器内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
循環器内科入院症例で最も多いのは「虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査及び治療」の症例であり、年間394人の患者さんが入院されています(2位、3位、5位)。ついで多いのは「頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術」の症例であり、年間246人の患者さんが治療されています。 循環器内科では急性期の緊急治療からリハビリなどの慢性期治療までスムーズで包括的な診療を心がけています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99020x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 54 7.20 8.99 1.85% 63.24
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 42 14.93 14.23 7.14% 73.00
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 38 11.29 11.67 0.00% 65.37
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 33 5.61 8.48 3.03% 70.39
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 あり 定義副傷病 なし 29 7.34 7.00 0.00% 50.21
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院腎臓内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
腎臓内科入院では「慢性腎炎・慢性腎不全」の症例に対して透析治療、診断目的の生検、内シャント増設術等に対応しています。その他に「心不全」や「自己免疫疾患」等、腎臓と関連する幅広い疾患の診療を行っています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 36 15.89 16.13 41.67% 75.25
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 33 16.73 15.90 24.24% 63.39
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 あり 定義副傷病 なし 33 15.82 19.79 3.03% 74.39
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 24 7.88 7.10 4.17% 51.00
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 20 17.40 18.81 45.00% 68.30
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院脳神経内科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経内科入院症例で最も多いのは「脳梗塞の発症3日以内かつJCS10未満でエダラボンを投与した症例」であり、年間36人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎でガンマグロブリンを投与した症例」や「パーキンソン病でSPECTを実施した症例」であり、両症例ともに33人の患者さんが入院されています。また脳梗塞は6位以降の症例も含めて168人と最も多く、これら脳卒中疾患については症例により、隣接する藤が丘リハビリテーション病院とも協力し、急性期から慢性期にわたりスムーズな連携ができるよう努力しております。
腫瘍内科・緩和医療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060040xx99x70x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 7あり 定義副傷病 なし 37 4.03 4.62 0.00% 54.41
060020xx99x50x 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 22 9.45 7.32 0.00% 72.27
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり 定義副傷病 なし 21 5.76 4.40 0.00% 64.57
06007xxx99050x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 16 12.06 9.47 0.00% 68.88
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14 12.64 11.51 14.29% 71.14
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院腫瘍内科・緩和医療科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
腫瘍内科・緩和医療科は、がんの化学療法や緩和療法を主とした診療を行っています。上記のとおり、「直腸がん」、「胃がん」、「結腸がん」、「膵臓がん」といった消化器系のがん患者さんが多く入院されています。その他に「肺がん」や「乳がん」等も含め、幅広いがん症例の患者さんの診療を行っております。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 29 6.83 5.69 0.00% 2.90
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 23 7.17 6.19 4.35% 1.91
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 21 5.43 6.17 0.00% 0.00
140010x199x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 1あり 20 8.55 11.21 0.00% 0.00
030270xxxxxxxx 上気道炎 19 2.11 4.94 0.00% 1.58
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院小児科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
小児科入院症例で最も多いのは「肺炎」の症例であり、年間29人の患者さんが入院されていました。次いで多いのが「急性気管支炎」の症例であり、年間23人の患者さんが入院されていました。その他にも「低出生体重児」や「上気道炎」等幅広い小児疾患の診療を行っていました。(2020年4月からは外来診療のみとなっています)。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 24 10.00 12.55 4.17% 56.92
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 13 7.69 9.00 0.00% 68.62
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし - - 4.01 - -
080090xxxxxxxx 紅斑症 - - 10.05 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし - - 7.90 - -
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院皮膚科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
皮膚科入院症例で最も多いのは「蜂窩織炎」の症例であり、年間24人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「帯状疱疹」の症例であり、年間13人の患者さんが入院されています。これらの症例以外にも、専門的な診療が必要な難治性の皮膚疾患など幅広く診療を行っています。
消化器・一般外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 99 4.02 4.85 0.00% 71.36
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 57 6.81 7.13 0.00% 62.60
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 49 17.43 15.02 4.08% 73.35
060020xx02x00x 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 35 16.00 16.12 0.00% 72.43
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 29 6.59 5.45 0.00% 42.79
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院消化器・一般外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
消化器・一般外科入院症例で最も多いのは「鼠径ヘルニア」の症例であり、年間99人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「胆嚢炎・胆嚢結石」の症例であり、年間57人の患者さんが入院されています。患者さんにとって負担の少ない腹腔鏡手術を行うと共に、これらの症例以外にも腹部領域の急性疾患等、幅広い消化器疾患の診療を行っています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2 なし 98 7.77 10.34 1.02% 60.40
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし 98 4.34 6.10 1.02% 60.31
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 65 2.46 4.25 0.00% 54.82
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 30 3.27 3.94 0.00% 42.33
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 15 10.07 6.66 6.67% 72.47
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院乳腺外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
乳腺外科の入院症例では1位と2位が「乳がん」に対する手術症例であり、いずれの術式においても平均在院日数は全国平均を大きく下回っております。手術に対する詳細な指標は「6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)」をご参照ください。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 66 14.17 11.75 3.03% 74.20
050163xx97x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 16 2.75 7.65 0.00% 77.88
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 - - 2.78 - -
050161xx01x0xx 解離性大動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし - - 15.64 - -
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり - - 22.71 - -
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院心臓血管外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
心臓血管外科入院症例で最も多いのは「非破裂性大動脈瘤に対するステントグラフト内挿入術」の症例であり、年間66人の患者さんが入院されています。その他に幅広い心臓血管疾患の診療を行っております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 143 2.15 3.01 0.00% 62.22
010030xx03x00x 未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 62 9.24 9.24 0.00% 64.79
010070xx9910xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 32 2.19 3.14 0.00% 66.13
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 23 5.70 18.81 8.70% 54.35
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 6.13 7.34 12.5% 67.19
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
脳神経外科入院症例で最も多いのは「未破裂脳動脈瘤」の検査入院症例であり、年間143人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「未破裂脳動脈瘤」の手術入院症例であり、年間62人の患者さんが入院されています。その他に「内頚動脈狭窄」、「脳出血」、「頭蓋内損傷」等幅広い脳神経系疾患の診療を行っております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 171 19.31 21.53 39.77% 64.45
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 117 24.50 23.56 74.36% 74.14
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 87 15.57 17.74 32.18% 61.83
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 76 5.84 14.10 69.74% 30.75
160720xx97xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 その他の手術あり 44 6.95 6.48 4.55% 29.39
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院整形外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
整形外科入院症例で最も多いのは「股関節骨頭壊死、股関節症」の症例であり、年間171人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「膝関節症」の症例であり、年間117人の患者さんが入院されています。当科は転院率が高いですが、隣接する藤が丘リハビリテーション病院とも協力し、スムーズな連携ができるよう努力しております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 405 7.78 9.23 0.00% 9.97
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし 48 3.19 3.10 0.00% 69.79
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 31 4.58 5.26 0.00% 28.87
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 22 4.09 4.01 0.00% 35.95
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 15 8.87 7.90 0.00% 67.87
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院形成外科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
形成外科入院症例で最も多いのは「口唇口蓋裂」の症例であり、年間405人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「眼瞼下垂」の症例であり、年間48人の患者さんが入院されています。 これらの症例の手術を中心に幅広い形成外科疾患の診療を行っています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 71 9.66 9.66 0.00% 34.51
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2 なし 71 3.00 3.13 0.00% 43.14
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 63 5.65 6.09 0.00% 43.13
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 58 6.31 6.21 0.00% 43.19
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2 なし 49 13.71 12.83 2.04% 52.22
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院産婦人科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
産婦人科入院症例で最も多いのは「胎児及び胎児付属物の異常」と「子宮頚・体部がん」であり、両症例とも年間71人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「子宮の良性腫瘍」の症例であり、年間63人の患者さんが入院されています。分娩取り扱い施設が少なくなっている中、地域の中核病院として婦人科症例、産科症例ともに幅広い疾患の診察を行っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 96 2.00 2.03 0.00% 55.98
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 91 5.60 5.45 1.10% 39.63
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 72 6.79 6.80 0.00% 50.50
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 58 8.16 8.66 0.00% 29.14
030428xxxxxxxx 突発性難聴 53 7.70 8.93 0.00% 57.53
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院耳鼻咽喉科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
耳鼻咽喉科入院症例で最も多いのは「睡眠時無呼吸」の症例であり、年間96人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「扁桃周囲膿瘍・急性扁桃炎」の症例であり、年間91人の患者さんが入院されています。耳、鼻、のど、顔面から頸部といった領域全ての症例について診療を行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 定義副傷病 なし 257 2.71 2.49 0.00% 71.81
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 145 5.92 7.07 2.07% 73.90
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 59 5.19 5.61 0.00% 61.37
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 定義副傷病 なし 52 3.46 4.22 0.00% 70.90
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 37 7.32 12.58 8.11% 63.86
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
泌尿器科入院症例で最も多いのは「前立腺がん」の症例であり、年間257人の患者さんが入院されています。 次いで多いのが「膀胱がん」の症例であり、年間145人の患者さんが入院されています。これらの症例以外にも「腎臓がん」、「尿管結石」、「水腎症」、「尿路感染症」等幅広い泌尿器疾患の診療を行っております。
救命救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 59 2.73 3.52 11.86% 38.39
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14 6.86 9.67 21.43% 47.93
050210xx99011x 徐脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 あり 10 13.1 11.52 10.00% 85.20
160450xx99x00x 肺・胸部気管・気管支損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 10 5.30 9.07 0.00% 64.40
180010x0xxx3xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 3あり - - 38.85 - -
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院救命救急科を退院された患者さんを「病名と行われた治療の組み合わせ」毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
救命救急科入院症例で最も多いのは「急性薬物中毒」の症例であり、年間59人の患者さんが入院されています。次いで多いのが「頭蓋内損傷」の症例であり、年間14人の患者さんが入院されています。ともに平均在院日数は全国平均より低い日数です。このような中、救命救急科は比較的重症度が高い患者さんが多く、さまざまな救急疾患に対応しており、統一された症例件数が出にくい傾向があります。また、救急疾患の治療後は専門科への連携がスムーズにできるよう診療体制を整えております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 121 19 17 69 - 20 1 8,7
大腸癌 48 49 40 88 - 84 1 8,7
乳癌 113 108 41 28 24 - 1 8,7
肺癌 33 - 41 166 23 19 1 8,7
肝癌 12 20 20 14 - 49 1 8,7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院を退院された5大癌初発患者さん及び再発患者さんを病期分類別(ステージ別)に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
5大癌と呼ばれる胃がん、大腸かん、乳がん、肺がん、肝がんの患者さんの人数を、初発(当院で該当するがんの診断、あるいは初回の治療を行った場合)のUICC病期分類別、および再発に分けて示してあります。
胃癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の52.4%、次いでStageⅣが29.9%を占めています。
大腸癌
StageⅣの患者さんが最も多く全体の38.1%、次いでStageⅡが21.2%を占めています。
乳癌
StageⅠの患者さんが最も多く全体の36.3%、次いでStageⅡが34.1%を占めています。
肺癌
StageⅣの患者さんが最も多く61.3%、次いでStageⅢの患者さんが15.1%を占めています。
肝癌
StageⅠとStageⅡの患者さんが同数で最も多く、それぞれ全体の29.9%を占めています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 19 11.89 54.21
中等症 85 16.98 77.34
重症 34 20.56 81.53
超重症 - - -
不明 - - -
定義
病院外で日常生活をしていた人が肺炎を発症し、平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院へ入院された患者さんを重症度別に集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
患者さんは軽症から超重症まで幅広く分布しておりますが、中等症が全体の59.4%を占めています。また、重症度が高いほど患者さんの平均年齢が高年齢化する傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 151 24.06 75.60 42.60%
その他 18 13.56 78.72 1.18%
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院を退院された脳梗塞の患者さんを発症日別に集計したものです。
解説
急性期病院として発症から3日以内の患者さんが89.3%となっており、隣接する藤が丘リハビリテーション病院とも協力してスムーズな連携ができるよう努力しております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 192 1.30 2.19 1.04% 71.94
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 124 2.27 9.10 2.42% 75.04
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 94 1.02 4.68 0.00% 68.71
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 等 90 1.00 5.17 0.00% 71.89
K654 内視鏡的消化管止血術 82 0.79 7.52 2.44% 70.09
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院消化器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は1,156件です。大腸ポリープ等に行われる「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等」の手術が最も多く、年間192件(16.6%)行っています。次いで「内視鏡的胆道ステント留置術」は年間124件(10.7%)、「早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術(ESD)」は年間94件(8.1%)の患者さんに対して行っています。
当科ではこれらの手術以外にも、超音波内視鏡下穿刺術、食道・胃の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や内視鏡的胆管結石治療、EUS下インターベンションなどの治療内視鏡を幅広く行っています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 29 7.07 22.48 6.90% 65.86
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K6261 リンパ節摘出術(長径3㎝未満) 等 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院血液内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)」の手術を年間29件行っています。化学療法を行うにあたり、中心静脈から抗がん剤を投与するために皮下に埋め込みます。この手術は放射線科が主となって行っています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 等 190 1.14 3.56 0.53% 66.66
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 118 2.98 2.64 4.24% 70.53
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 53 1.72 25.06 7.55% 73.87
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 51 1.73 2.98 0.00% 59.98
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 等 45 0.07 8.31 28.89% 68.47
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院循環器内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は723件です。不整脈 に対する「経皮的カテーテル心筋焼灼術」(1位と4位)が最も多く、年間241件(33.3%)行っています。続いて狭心症や心筋梗塞に対する「経皮的冠動脈ステント留置術」(2位と5位)が年間163件(22.5%)、閉塞性動脈疾患に対する「四肢の血管拡張術・血栓除去術」は年間53件(7.3%)行っています。ただしこれはDPCに基づくデータであり、実績としては、「経皮的冠動脈ステント留置術」が年間合計約350件、「四肢の血管拡張術・血栓除去術」が年間合計約90件行っています。
当科ではこれらの心臓カテーテル手術の他、心臓血管外科と連携し、手術も含めて治療を行っています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 等 52 6.88 10.56 3.85% 67.96
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 19 12.84 20.21 10.53% 72.00
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 16 2.50 12.31 6.25% 57.81
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 等 - - - - -
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院腎臓内科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
平成30年度の手術件数は127件です。「内シャント設置術」の手術が最も多く、年間52件(40.9%)、「連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術」を年間16件(12.6%)行っています。
当科は手術を主に行う診療科ではないため、透析に関連する手術が多くなっています。
腫瘍内科・緩和医療科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 48 9.48 13.98 0.00% 64.92
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - -
K0461 骨折観血的手術(大腿) - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - -
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) - - - -
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院腫瘍内科・緩和医療科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)」の手術を年間48件行っています。化学療法を行うにあたり、中心静脈から抗がん剤を投与するために皮下に埋め込みます。この手術は放射線科が主となって行っています。
消化器・一般外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 79 1.35 1.66 0.00% 69.43
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 68 1.25 4.66 0.00% 62.31
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 59 6.05 12.29 3.39% 73.31
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍) 27 2.52 13.70 0.00% 72.15
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 27 0.74 4.37 0.00% 41.04
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院消化器・一般外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は599件です。開腹手術より侵襲が低く、術後の痛みが少ない、そして迅速な社会復帰が可能な腹腔鏡下手術をメインに行っています。
その中でも、「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)」の手術が最も多く年間79件(13.2%)、次いで「腹腔鏡下胆嚢摘出術」年間68件(11.4%)、「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」は年間59件(9.8%)を行っています。
当科ではこれら以外にも上部消化管疾患や肝胆膵疾患など幅広い領域の手術や、必要に応じて消化器内科の内視鏡的治療との合同手術も行っており、常に質の良い治療を提供しております。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(腋窩部郭清を伴 等 99 1.25 2.30 1.01% 60.43
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・腋窩部郭清を伴わない 等 59 1.14 5.78 1.69% 61.56
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除併施しない) 等 25 1.00 6.40 0.00% 59.32
K4741 乳腺腫瘍摘出術(長径5㎝未満) 等 25 1.00 1.16 0.00% 43.64
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術) (内視鏡下によ 等 13 1.00 4.00 0.00% 58.31
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院乳腺外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は237件です。乳腺悪性腫瘍手術のうち「乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 」が最も多く、年間99件(41.8%)行っています。次いで「乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)」が59件(24.9%)、「乳房切除術(胸筋切除を併施しないもの)」が25件(10.5%)行っています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 等 30 1.77 3.57 0.00% 73.10
K5612ロ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 腹部大動脈 等 28 3.32 9.57 0.00% 74.93
K5612イ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 胸部大動脈 等 19 2.95 13.11 10.53% 66.74
K6011 人工心肺(初日) 15 4.67 30.87 40.00% 68.33
K6144 血管移植術、バイパス移植術(頭、頸部動脈) - - - - -
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院心臓血管外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和元年度の手術件数は170件です。「血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他のもの)」が最も多く、年間30件(17.6%)行っています。 次いで腹部大動脈瘤に対する「ステントグラフト内挿術(腹部大動脈)」は年間28件(16.5%)、胸部大動脈瘤に対する「ステントグラフト内挿術(胸部大動脈)」が年間19件(11.2%)行っています。
当科では、循環器内科、救命センターとも密接に連携し治療にあたっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1783 脳血管内手術 脳血管内ステントを用いるもの 等 45 3.16 6.24 2.22% 64.09
K1781 脳血管内手術 1箇所 等 37 1.59 14.08 18.92% 64.27
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 等 26 7.35 22.58 15.38% 57.42
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 21 5.48 11.33 19.05% 73.81
K178-4 経皮的脳血栓回収術 20 0.80 29.70 75.00% 82.60
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院脳神経外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は240件です。「脳血管内手術 脳血管内ステントを用いるもの」の手術が最も多く、年間45件(18.8%)の患者さんに対して行っています。この手術はカテーテルという細いチューブをX線透視下に、脳血管の病変部まで挿入し、その中を通過する様々なデバイス(治療するための機材)を用いて病変部の治療を行う方法です。次いで「脳血管内手術 1箇所 等」は年間37件(15.4%)の手術を行っています。
当科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 等 311 2.08 18.31 55.63% 68.90
K080-41 関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単なもの) 82 1.30 13.05 32.93% 61.72
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 63 4.46 18.56 25.40% 70.10
K0483 骨内異物(挿入物)除去術(下腿) 等 58 1.12 4.16 5.17% 44.98
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) 57 1.00 4.07 92.98% 30.05
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院整形外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は1,187件です。「人工関節置換術(股)等」の手術が最も多く、年間311件(26.2%)の患者さんに対して手術を行っています。次いで「関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単なもの)」は年間82件(6.9%)、「脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成)」は年間63件(5.3%)の順となっております。
術後は、隣接するリハビリテーション病院にて高度なリハビリを受けていただくため、転院率が高くなっております。
当科では、これらの手術以外にも外傷に対するものなど幅広い手術を行っています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4073イ 顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴うもの)(片側) 等 126 1.00 5.98 0.00% 6.41
K4263 口唇裂形成手術(片側)(鼻腔底形成を伴う) 77 1.00 5.86 0.00% 8.23
K4072 顎・口蓋裂形成手術(硬口蓋に及ぶ) 44 1.07 5.61 0.00% 6.16
K4262 口唇裂形成手術(片側)(口唇裂鼻形成を伴う) 41 1.00 4.98 0.00% 19.15
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 等 38 0.79 1.42 0.00% 71.16
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院形成外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は734件です。「顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴うもの)(片側)」の手術が最も多く、年間126件(17.2%)行っています。次いで「口唇裂形成手術(片側)(鼻腔底形成を伴う)」が年間77件(10.5%)、「顎・口蓋裂形成手術(硬口蓋に及ぶ)」が年間44件(6.0%)、「口唇裂形成手術(片側)(口唇裂鼻形成を伴う)」が年間41件(5.6%)といったように口唇口蓋裂に対する手術が中心となっております。
当科ではこれらの手術以外にも幅広い手術を行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側,腹腔鏡) 等 81 1.05 4.16 0.00% 43.47
K867 子宮頸部(腟部)切除術 72 1.00 1.00 0.00% 43.11
K8982 帝王切開術(選択切開) 等 69 1.45 7.25 0.00% 34.84
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 65 1.25 4.32 0.00% 50.32
K861 子宮内膜掻爬術 61 0.98 1.08 0.00% 53.7
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院産婦人科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は782件です。「子宮附属器腫瘍摘出術(両側、腹腔鏡)」の手術が最も多く、年間81件(10.4%)行っています。次いで子宮頸部(腟部)切除術は年間72件(9.2%)、「帝王切開術(選択切開)」は年間69件(8.8%)の患者さんに対し手術を行っています。
当科ではこれらの手術以外にも婦人科手術や産科的手術の幅広い手術を行っています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 92 1.10 6.07 0.00% 27.26
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔 等 39 1.31 4.67 0.00% 53.23
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 30 0.43 4.30 0.00% 34.70
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術) 等 25 1.12 4.88 0.00% 50.68
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) 等 22 1.68 3.05 0.00% 66.00
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院耳鼻咽喉科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は423件です。扁桃炎など対する「口蓋扁桃手術(摘出)」の手術が最も多く、年間92件(21.7%)行っています。次いで副鼻腔炎などに対する「内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔 」は年間39件(9.2%)、「扁桃周囲膿瘍切開術」は年間30件(7.1%)行っています。
当科ではこれらの手術以外にも、耳疾患、喉頭・気管疾患、頭頸部疾患など含め幅広い手術を行っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術・電解質溶液利用のも 等 150 1.70 3.37 2.00% 73.65
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 96 0.92 4.20 7.29% 72.72
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 等 55 1.05 2.85 0.00% 62.02
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 38 1.50 6.82 0.00% 68.84
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの) 19 1.05 6.21 0.00% 76.21
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院泌尿器科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位5つを挙げたものです。
解説
令和元年度の手術件数は513件です。膀胱がんに対する「膀胱悪性腫瘍手術」の手術が最も多く、年間150件(29.2%)の患者さんに対し手術を行っています。次いで「経尿道的尿管ステント留置術」は年間96件(18.7%)、「経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの)」は年間55件(10.7%)行っています。
当科ではこれらの手術以外にも腎尿路疾患に関わる幅広い手術を行っています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるも 等 12 12.08 5.92 0.00% 49.33
K496-2 胸腔鏡下醸膿胸膜切除術 等 - - - - -
K4841 胸壁悪性腫瘍摘出術(胸壁形成手術を併施) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院呼吸器外科を退院された患者さんを手術の種類毎に集計し、上位3つを挙げたものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
令和元年度の手術件数は15件です。「胸腔鏡下肺切除術」の手術が最も多く、年間12件の患者さんに対し手術を行っています。当科ではこれらの手術以外にも呼吸器内科をはじめ他科と連携し、横断的に診療にあたっています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 60 0.40%
180010 敗血症 同一 56 0.38%
異なる 25 0.17%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 44 0.30%
異なる - -
定義
平成31年4月1日から令和2年3月31日までの期間に当院を退院された患者さんのうち、「臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべき症例」であった患者さんを集計したものです。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
解説
入院契機とは「入院の契機である疾患」と「入院中の主な治療目的の疾患」が「同一」か「異なる」かということです。
「播種性血管内凝固症候群」は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の血管内で血栓ができる病態です。当院の発生率は0.40%となっています。
「敗血症」は、血液が細菌に感染することにより全身に炎症を起こす病気です。発症率は敗血症の治療を目的とした入院である入院契機「同一」が0.38%、入院後に全身状態が悪化し敗血症を発症した症例である入院契機「異なる」が0.17%となっています。
「その他の真菌感染症」は、年間10件以上の発生がないため、公表対象外となっています。
「手術・処置等の合併症」は、主なものとして「人工股関節の脱臼」、「術後感染症」、「術後出血」、「透析の合併症」等が挙げられます。一定の確率で起こり得ることでありますが、少しでも改善できるよう努めています。
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