病院歯科:安藤講師が日本有病者歯科医療学会学術大会優秀発表賞を受賞

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安藤有里子講師(病院歯科)が、第33回日本有病者歯科医療学会学術大会(3月8日~10日:新潟グランドホテル)において、演題名「動脈瘤に対するステントグラフト内挿手術における周術期の歯科介入効果の検討」で、優秀発表賞(一般口演19:周術期口腔管理)を受賞しました。
今回は「地域で支える有病者歯科医療 ~地域完結型医療、地域共生社会に向けた新展開~」というテーマで開催されました。

―安藤有里子講師(病院歯科)のコメント―
この度、日本有病者歯科医療学会第33回学術大会において優秀発表賞をいただき、大変光栄に存じます。
周術期口腔機能管理は肺炎など術後の合併症を予防することを目的としており、その結果として在院日数の短縮効果があると言われています。
昭和大学病院も各附属病院で周術期における口腔機能管理を行っていますが、疾患によっては手術の緊急性が高くなり、術前に介入ができないことも少なくありません。
実際の口腔機能管理をした場合の効果はどうなのかを評価するために、今回我々は昭和大学藤が丘病院での動脈瘤に対するステントグラフト内挿手術において、術前に口腔機能管理として介入できた症例と未介入だった症例で在院日数や合併症に差があるのかを検討しました。
今回の結果をもとに、さらに他科、他疾患でも検討をすすめ、医科との連携を深め、患者さんの早期退院につながれば、と考えております。
最後になりますが、今回の臨床研究に際し、ご多忙の中、関わってくださった多くの先生方に深く感謝申し上げます。

学会ホームページ:https://shinsen-mc.co.jp/jsdmcp33/
病院歯科:安藤先生 優秀発表賞(第33回日本有病者歯科医療学会学術大会-page-00001
表彰状
髙橋病院長と安藤講師(病院歯科)②
髙橋病院長(左)と病院歯科:安藤講師(右)