アディクション専門外来

アディクション専門外来では、アルコールに限らず薬物・ギャンブル等も含めたアディクション全般を対象とした治療に取り組んでおります。
また、うつ病でアルコールを過剰摂取してしまう方や、健康診断・ストレスチェック・一般内科等でアルコール摂取量に問題があると指摘された方、睡眠薬等の処方薬の量が増えすぎてしまった方など、さまざまな精神疾患に併存する物質使用への治療も行っております。
依存症を専門とする医師が診察を行います。
診察日などの詳細は事前に総合サポートセンターにご確認ください。

アディクション(アルコール・薬物・ギャンブルなど)外来プログラム

アディクション外来プログラムでは、専門の医師が診察した当院外来通院者を対象に、依存症からの回復を目的とした集団認知行動療法プログラムを行なっております。
専用ワークブックを活用しながらディスカッションを行なっていき、依存対象となっている物質・行動への対処スキルを身に付けていくものです。
アディクション全般と行動嗜癖専門があります。当院の特徴として自助グループ、家族会などの連携を重視しています。

【アディクション全般】
時間10:00~12:00
曜日毎週月曜日
集合場所外来受付後、作業療法室へ(10:00から入室可能です。10:15から開始します。)
持ち物診察券、保険証、自立支援医療受給者証、テキスト等(初回にお渡しします。)飲み物、お菓子持ち込み可
【行動嗜癖専門(ギャンブルなど)】
時間14:00~16:00
曜日第2・第4 金曜日
集合場所セミナー室
持ち物診察券、保険証、自立支援医療受給者証、飲み物、お菓子持ち込み可

アルコールプライマリーケアパックのご案内

アルコールプライマリーケアパックとは、飲酒によって生じる諸問題へのトータルケアを目的としています。パックの内容は、入院にて心身の検査、アルコール関連疾患の予防を目的とした心理教育、休息とストレスケアなどです。ゆったりしたプランになっておりますので、ゆっくりと休息を取りながら、自分自身を見つめ、飲酒しないことの幸せを考える機会にしてください。(完全予約制です)

入院対象となる方

  • 大量飲酒を是正したい方
  • アルコール性肝炎やアルコール性胃炎などで、内科医から断酒を勧められた方
  • うつ病とアルコールの問題の併存する方

入院の内容

  • 身体検査(一般血液検査、尿検査、心電図、胸部・腹部レントゲン、脳 CT、MRI など)
  • 心理検査
  • 個別認知行動療法
  • 集団認知行動療法(1回/週)
  • 作業療法
  • 服薬指導
  • 栄養指導
  • 歯科の受診(ご希望に応じて) など
※上記を実施する頻度(回数)については、入院後の症状や状況に応じて検討します。

入院期間

2か月程度。入院期間は状況に応じて調整いたします。

その他

開放病棟でのご入院となります。全室、お部屋代が発生いたします。

お問い合わせ・ご相談について

診察日など詳細は事前に、総合サポートセンターにご確認ください。
昭和大学附属烏山病院 総合サポートセンター
TEL:03-3300-5329
受付時間:平日 8:30~17:00
再診日:毎週火曜日(予約制・診療の際に次回の予約をお取りします)