高齢者外来

加齢に伴う精神疾患は多様であり、認知症の前段階にある軽度認知機能障害を始め、代表的な疾患だけでも、認知症・うつ病・不安障害・妄想性障害・不眠症などがあります。高齢者外来では、認知症を中心に、広く加齢に伴う精神疾患の診断と治療を行います。CTやMRIなどの形態画像検査も撮ることができます。認知症は、物忘れや日付がわからないなどの中核症状の他、徘徊や暴言・暴力、不潔行為など様々な周辺症状(BPSD)が現れることもあります。症状の経過や精神医学的症候、身体的所見などと合わせた診断に加え、周辺症状の理由を探り、介護負担の軽減を図る手助けをさせていただきます。

診療内容と特色

当院にはSPECT、PETといった機能画像といわれる検査設備はありませんが、CT、MRIといった形態画像検査を行うことができ、症状の経過や神経学的徴候、身体的所見などと合わせて診断を行います。外来を基本として治療を行いますが、症状が重篤になり在宅や施設での介護が困難になった場合は、当院の認知症専門病棟で入院治療を行うことも可能です。その際は専門の精神保健福祉士や看護師が退院後の介護についてどのような対応が適切か、どのような介護サービス導入が必要かなどについて個別にご相談いたします。

対象

認知症は65歳以上に発症することが多い疾患ですが、それ以前に発症する若年性認知症の方のご相談も可能です。ただし、重篤な身体疾患をお持ちの方に関しては、当院で十分な対応が出来ない場合、お断りさせて頂くことがございます。

高齢者検査入院(シニアパック)のご案内

高齢者検査入院(シニアパック)とは、もの忘れや気分の変化など高齢者に起こりやすい精神面の問題について、入院によって生活の実際を観察しながら精密な検査を行います。開放的な環境の病棟(日中の出入りは基本的に自由)で、抵抗感なくゆっくりと検査に臨んでいただき、うつ病や認知症の有無などについて判定していきます。
2週間の入院プランを基本としていますが、診察の結果、治療が必要な場合には入院の延長を提案させていただくこともあります。また、症状によっては、開放病棟から閉鎖病棟へお移りいただく場合もございます。

入院対象となる方

  • 最近、なんだか「もの忘れ」があるようで心配な方
  • 気分がすぐれないけれど、「うつ病」かしらと心配な方
  • 認知症やうつ病など悪いところがないか検査してほしい方 等々
※ 事前に当院の外来を受診していたただき、医師が入院の適否を判断いたします。(要予約)

入院の内容(例)

  • 脳の検査<頭部 MRI、脳波、光トポグラフィー(NIRS)など>
  • 心理検査<認知機能(物忘れ)、抑うつ、不安などの諸検査>
  • リハビリテーション<作業療法 等>

注意点

  • 本人が入院に同意されている場合に限ります。
  • 出入りが自由な開放病棟のため、徘徊などがある場合には検査入院をお受けできないことがあります。
  • 医療費に加えて、お部屋代が発生いたします。
    (部屋によって料金は異なります。詳細はお問い合わせください。)
    ※例 個室の場合 約38万円 (総額)、4人部屋の場合 約20万円 (総額)
  • 身体疾患の状態によっては、お受けできないことがあります。

診察・ご相談

  • まずは外来受診をお願いします。初診日は毎週月曜日です。
  • 診察日などの詳細は事前に下記にご確認ください。

診察・予約について

初診日

毎週月曜日、毎月第1・第2・第3土曜日

再診日

毎週木曜日(予約制・診療の際に次回の予約をお取りします)
予約受付・お問い合わせ先
昭和大学附属烏山病院 総合サポートセンター
TEL:03-3300-5329(直通)
予約枠についてはお問い合わせください
受付時間:平日 8:30~17:00