緩和ケア病棟入院判定外来

当院にある緩和ケア病棟に入院を希望される場合には、緩和ケア病棟入院判定外来を受診して頂くことが必要です。判定外来に受診する時期は入院の直前でなくても大丈夫です。ただし入院を希望されるまでに受診後半年~1年以上経過した場合には、再度判定外来受診をしていただくことが必要になります。

昭和大学横浜市北部病院緩和ケア病棟入院の適応

  1. 悪性新生物(がん)であること
  2. がんによって引き起こされている何らかの苦痛症状があること
  3. 本人や家族が緩和ケア病棟への入院を希望していること

*病名・症状について理解されていることが望ましいですが、未告知であっても入院することは可能です
*症状が安定しましたら退院、転院の相談をさせていただきます

下記の患者さんは入院をお受けできません
  • 透析治療が必要な患者さん
  • 人工呼吸器治療が必要な患者さん
  • 手術療法、がん化学療法、放射線療法、免疫療法、ホルモン療法など悪性腫瘍縮小を目的とした治療を継続することが必要な患者さん
  • DNAR(心肺蘇生を行わないこと)を同意頂けない患者さん

入院までの流れ

入院の前に、緩和ケア病棟入院判定外来を受診していただきます。

当院に受診中の患者さん

主治医や看護師にご相談ください。

当院以外の医療機関に受診中の患者さん

  1. 現在診療を受けている医療機関の主治医へご相談ください。
  2. 医療機関から、当院地域医療連携室あてに連絡頂くようお願いいたします。※紹介状をご準備いただきますようお願いいたします
    地域医療連携室 : 045-949-7151(直通) 月~土:8時から17時
    FAX:045-949-7137
  3. 紹介状が届いた時点で、紹介元の医療機関へ外来予約日時を連絡させていただきます。

↓ ご利用ください。
※2021年2月16日より質問票を変更しております。

外来日

当外来は完全予約制となっております
月~金13:30~

外来診察について

必ず患者さんの病状や状況をよく理解している方とご一緒に受診してください
患者さんの状態によってはご家族のみの受診でも構いません
緩和ケア病棟入院判定外来受診の時の外来診察料はご家族のみの受診では面談料として5,500円(税込)、ご本人が受診すれば保険診療になります

入院の決定

緩和ケア病棟入院判定外来受診後、多職種による入院判定会議を行い、入院の適否を検討いたします。入院適応ありと判定された場合には入院待機リストにのり、入院順番待ちとなります。ベッド調整が準備でき次第入院日時を主治医にご連絡いたします。
将来的に入院適応と判定された場合には、入院保留となります。入院治療が必要と主治医が判断し、本人・ご家族が入院を希望されましたら、主治医から緩和ケア病棟に連絡をいただき次第入院待機リストにのり、入院順番待ちとなります。
入院時には緩和ケア病棟入院判定外来以後の診療状況提供書、および最新の画像、検査を持参させていただけるようお願いいたします。

ご理解いただきたいこと

  • 症状緩和のための病棟ですので、苦痛症状が緩和され、病状が安定したら、在宅療養または施設、他病院への転院をご相談させていただきます。
  • 苦痛症状が特になく緩和医療を必要としない患者さんで、主に療養を目的とした入院は原則として、お受けしておりません。
  • 抗がん剤などを使用したがん治療は行っていません。
  • 入院前の病棟見学は、相談に応じることが可能です。
お問い合わせ先
昭和大学横浜市北部病院 地域医療連携室
TEL:045-949-7151(直通)
FAX:045-949-7137
受付時間 月~土 8:00~17:00