生涯研修プログラム

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地域包括ケアシステムにおける薬物治療学~薬剤師が実践する疾病管理~シリーズ4 前立腺がん

研修形式:オンラインによる講義・参加型演習
該当OBE:専門発揮能力

日時・場所

日 時:2021年11月11日(木)19:30~21:15
        11月25日(木)19:30~21:30

開催方法:オンラインによる講義および参加型演習(リアルタイムのみ) 

参加要件:2回ともに参加可能な方

参加方法:Zoomを用いたリアルタイムでの参加
     対面講義の緊張感に近づけるため、ビデオカメラをONにしていただきます。
     小グループで話す時間もあります。(ブレイクアウトルーム機能を利用) 

内容

地域包括ケアシステムにおける薬物治療学シリーズは、エビデンスに基づく薬物治療を学び、個々の患者に適した薬学管理、疾病管理及び服薬管理について参加型形式で学習します。

シリーズ4は「前立腺がん」をテーマに2回構成で学びます。

前立腺癌は、50歳以上の男性に好発し、増加傾向にある疾患です。前立腺癌診療ガイドラインは、2016年に発行されていますが、手術・放射線治療などの根治療法、ホルモン療法など、新たなエビデンスが構築され、治療方針は変化し続けています。
講義では、治療を理解するための病態生理はもちろん、ガイドラインに加え、治療方針に関与する論文も紹介して参ります。

標準治療を学び、外来で診療を受ける患者さんに寄り添う薬学的管理について討議して参りましょう。

主な内容は以下の予定です。
1回目
・アンドロゲンの生理作用
・前立腺がんの病態生理・症状・診断
・前立腺がんの臨床病期分類・治療方針
・前立腺がんの治療(ホルモン療法・放射線療法・外科手術など)

2回目
・上記の内容を患者さんに役立てるための症例演習

下記の流れを参加型で体験することにより、前立腺がんの患者さんの薬物治療に臨床で係る実践力を醸成します。

1回目 ガイドラインを習得するための病態生理を含めた講義
(自己学習) ガイドラインを応用するための知識の整理:疾病管理表(マスターSOAP)の作成
2回目 作成した疾病管理表の確認(小グループで10分程度)
症例解析に必要な知識の確認
症例解析(1~2症例)
即応的に症例解析を行い、参加者全員で一つのSOAPにまとめます。
随時、該当領域に臨床で携わる医師・薬剤師からのコメント有り


講師:山元 俊憲 (昭和大学名誉教授)
   赤川 圭子 (昭和大学薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門 講師)
   田中 佐知子(昭和大学薬学部薬学教育学講座教育実践学部門 教授)
   芦野 隆  (昭和大学薬学部基礎医療薬学講座毒物学部門 准教授)

   縄田 修一 (昭和大学薬学部病院薬剤学講座 准教授)
           
吉川 雅之 (昭和大学薬学部病院薬剤学講座 講師)

申込方法等

受講料:2回分で2,500円
※振込にてお支払下さい。振込口座・振込期日については、事務局よりメールにてご連絡いたします。なお、振込後欠席される場合、または欠席された場合、受講料の返金はいたしかねますのであらかじめご了承下さい。

参加募集定員:35名

単位認定:昭和大学薬学部薬剤師生涯研修認定2単位、または、日本薬剤師研修センター研修認定2単位

申込方法:下の申込フォームにアクセス、入力の上、2021年11月4日(木)までに登録して下さい(先着順)。

申込フォーム    ※申込受付を終了しました。

  • 申込みフォームの登録プログラム欄には「薬物治療学シリーズ4(2021年11月11日・25日)」を選択して下さい。
  • 参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させていただきますので予めご了承下さい。 
  • 参加が決定しました方には、事務局よりメールにてご連絡いたします。

お問合せ先
Mail:kensyu@pharm.showa-u.ac.jp
主催:昭和大学薬学部
共催:昭和大学大学院薬学研究科/昭和大学薬学部同窓会