生涯研修プログラム

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地域包括ケアシステムにおける薬物治療学~薬剤師が実践する疾病管理~シリーズ5 心筋梗塞

研修形式:オンラインによる講義・参加型演習
該当OBE:専門発揮能力

日時・場所

日 時:2022年1月13日(木)19:30~21:15
        1月27日(木)19:30~21:30

開催方法:オンラインによる講義および参加型演習(リアルタイムのみ) 

参加要件:2回ともに参加可能な方

参加方法:Zoomを用いたリアルタイムでの参加
     対面講義の緊張感に近づけるため、ビデオカメラをONにしていただきます。
     小グループで話す時間もあります。(ブレイクアウトルーム機能を利用) 

内容

地域包括ケアシステムにおける薬物治療学シリーズは、エビデンスに基づく薬物治療を学び、個々の患者に適した薬学管理、疾病管理及び服薬管理について参加型形式で学習します。

シリーズ5は「心筋梗塞」をテーマに2回構成で学びます。

心筋梗塞は、冠動脈血流の急激な減少により心筋の壊死をきたした病態です。安静でも20分以上持続する激しい胸痛、冷汗、悪心を主訴とします。心筋梗塞の治療は、多くのエビデンスを根拠としたガイドラインが作成されており、今回は、主に以下2つのガイドラインを学びます。
・急性冠症候群診療ガイドライン(2018年改訂版)
・2020年 JCSガイドラインフォーカスアップデート版 冠動脈疾患患者における抗血栓療法
中でも、今回は二次予防に着目します。二次予防における標準的な薬物治療をはじめ、血栓リスク、出血リスクを踏まえた抗血栓療法についても学びます。
患者さんに寄り添う支援を推進するため、標準治療を学び、リフィル処方にも対応できる薬学的管理について討議しましょう。

主な内容は以下の予定です。
・心筋梗塞の病態生理
・概念、定期、疫学
・初期診断・初期治療の流れ
・二次予防における標準的な薬物治療
・血栓リスク、出血リスクを踏まえた抗血栓療法

下記の流れを参加型で体験することにより、心筋梗塞の患者さんの薬物治療に臨床で係る実践力を醸成します。


1回目 ガイドラインを習得するための病態生理を含めた講義
(自己学習) ガイドラインを応用するための知識の整理:疾病管理表(マスターSOAP)の作成
2回目 作成した疾病管理表の確認(小グループで10分程度)
症例解析に必要な知識の確認
症例解析(1~2症例)
即応的に症例解析を行い、参加者全員で一つのSOAPにまとめます。
随時、該当領域に臨床で携わる医師・薬剤師からのコメント有り


講師:山元 俊憲 (昭和大学名誉教授)
   赤川 圭子 (昭和大学薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門 講師) 
   田中 佐知子(昭和大学薬学部薬学教育学講座教育実践学部門 教授)
   芦野 隆  (昭和大学薬学部基礎医療薬学講座毒物学部門 准教授)
   吉川 雅之 (昭和大学薬学部病院薬剤学講座 講師)

申込方法等

受講料:2回分で2,500円
※振込にてお支払下さい。振込口座・振込期日については、事務局よりメールにてご連絡いたします。なお、振込後欠席される場合、または欠席された場合、受講料の返金はいたしかねますのであらかじめご了承下さい。

参加募集定員:35名

単位認定:昭和大学薬学部薬剤師生涯研修認定2単位 、または、日本薬剤師研修センター研修認定2単位

申込方法:下の申込フォームにアクセス、入力の上、2022年1月4日(火)までに登録して下さい(先着順)。

申込フォーム    ※申込受付を終了いたしました。

  • 申込みフォームの登録プログラム欄には「薬物治療学シリーズ5(2022年1月13日・27日)」を選択して下さい。
  • 参加募集定員に達し次第、申込受付を終了させていただきますので予めご了承下さい。 
  • 参加が決定しました方には、事務局よりメールにてご連絡いたします。

お問合せ先
Mail:kensyu@pharm.showa-u.ac.jp
主催:昭和大学薬学部
共催:昭和大学大学院薬学研究科/昭和大学薬学部同窓会