歯学部5年生の大塩葵さんがジョセフ・リスター賞を受賞しました
受賞・表彰#歯学部
同賞は、1860年代に防腐法を発見し無菌外科手術への道を開いたジョセフ・リスターの名を冠したものであり、研究者をめざす歯学部の学生にとって目標の一つになっています。
大塩さんは演題名「Gelated Ozone Suppresses Osteoclast Differentiation and Periodontal Bone Loss(ゲル化オゾンによる破骨細胞形成と歯槽骨吸収の抑制)」が高く評価され同賞に選ばれました。

大塩葵さんのコメント
このたび、私はオーストラリアのブリスベンで開催された第67回JADR学術大会にて研究発表をさせていただきました。研究内容は、ゲル化オゾンによる破骨細胞形成と歯槽骨吸収の抑制についてです。オーストラリアやアジア各国から集まった研究内容を見学しましたが、それぞれの個性が光るものばかりで、私はどの分野にも興味が湧きました。会場の雰囲気に圧倒されるのと同時に、将来自分がどのような歯科医師になりたいのか、また今後の研究についてのアイデアをもらうことができたと思っています。研究に携わるにはまだ経験の浅い身ですが、今後も研鑽していきたいという思いに溢れています。今回このような名誉ある賞を賜わりまして、ご助力くださいました口腔生化学講座の上條先生や宮本先生をはじめとする研究室の先生方、国際交流センターの先生方に心より感謝を申し上げます。
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国際歯科研究学会日本部会
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