薬学部生が学生優秀発表者賞を受賞しました -日本薬学会第138年会-
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日本薬学会第138年会(金沢:3月25日~28日)において、薬学部の小関優太朗さん(当時6年生)が学生優秀発表者賞(口頭発表の部)を受賞しました。
この賞は学生の研究意欲向上のために設けられた賞で、厳正なる審査の結果、口頭発表の部は555審査演題中65演題(受賞率11.7%)、ポスター発表の部は616審査演題中60演題(受賞率9.7%)に対して優秀発表者賞が授与されました。

(左から)橋本光正講師(薬理学)、小関優太朗さん、野部浩司教授(薬理学)
小関優太朗さんのコメント
私は平成30年3月に昭和大学薬学部薬学科を第50期生として卒業し、大手ドラッグストアに就職し薬剤師として働いております。これから私は学会発表、学位取得や私の働く地域の在宅医療へのさらなる発展への貢献など、多くの目標を掲げその目標を達成するために尽力したいと考えております。今後も昭和大学薬理学研究室の皆さまにはお世話になることと思いますが、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
野部浩司教授(薬学部 基礎医療薬学講座 薬理学部門)のコメント
本年3月に薬学部・薬理学部門を卒業した小関優太朗さんが日本薬学会138年会にて学生優秀発表賞を受賞しました。発表タイトルは、「酢酸誘発慢性腎不全モデルにおよぼすエダラボンの影響」です。本発表では有効な治療法確立が望まれる慢性腎不全に関する病態モデル動物作成とエダラボンによる治療効果に関する新たな知見を報告しています。
小関君は、薬理学部門配属の4年生4月より本テーマにて研究を開始し、本年3月の卒業まで常に情熱を持って研究に取り組んで来ました。卒業直後の薬学会年会にて研究成果が評価されたことは、本人はもちろん、指導を行ってきた教員、研究を引き継いでいる後輩たちにも大きな喜びと刺激になりました。
卒業後も薬剤師として情熱を持って医療に貢献してくれることを期待しています。