昭和大学附属病院で、わが国初のeICUの導入実証研究を実施
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eICUとはコントロールセンターと複数病院の集中治療室(ICU)をVPN(仮想プライベートネットワーク)で接続することにより、それぞれのICUベッド患者の状態・データをコントロールセンターの医師や看護師がモニタリングする遠隔医療プログラムで、フィリップスが米国で2000年から展開している事業です。2015年現在、eICUは全米のICU病床の13%に導入されており、その導入効果は多くの学術研究論文で発表されています。

昭和大学はフィリップスと共同で、昭和大学病院と江東豊洲病院のICUに日本で初めてeICUシステムを設置し、2病院をVPNで接続してその有効性を実証研究します。研究成果はEBM(科学的根拠に基づく医療)で学会や論文などで発表するとともに、その付加価値が確認された場合は藤が丘病院、横浜市北部病院にもeICUを導入する計画です。
