アイスホッケー女子日本代表スマイルジャパン2022年北京オリンピック出場決定
~本学職員のスマイルジャパン飯塚祐司監督抱負を語る~

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アイスホッケー女子日本代表スマイルジャパンは4月24日、3大会連続となる2022年北京オリンピック冬季競技大会の出場権を獲得しました。
本学職員のスマイルジャパン飯塚祐司監督に抱負を聞きました。(下記コメント)

また、本学には職員で北京五輪出場を目指す女子アイスホッケー選手がいます。前回2018年平昌五輪に出場した藤本もえこ、獅子内美帆が代表選出を目指し、日々トレーニングを重ねています。

皆様、スマイルジャパンの応援をよろしくお願いします!


飯塚監督コメント


3大会連続となる北京大会出場が決まったことについて

アイスホッケー女子日本代表(スマイルジャパン)は2022年中国の北京で開催される冬季五輪大会の出場権を世界ランキング上位6カ国に与えられるシード出場枠で獲得することができました。
本来であれば2020年3月にカナダで予定されていた世界選手権後の世界ランキングでシード枠での出場か最終予選にまわるかが決定することになっていましたが、新型コロナウィルス感染症の拡大で世界選手権が中止となってしまいました。

この中止になった世界選手権でのシード順位が大会成績とみなされるという世界アイスホッケー連盟の決定があり、日本代表は第6シードであったため、大会6位の世界ランキングポイントが付与され、最終的に世界ランキング6位を維持することができ、2022北京五輪出場権を獲得する運びとなりました。

2014年ソチ大会、2018年平昌大会は最終予選で勝利しての出場権獲得でしたが2022北京大会は予選免除での出場となり、世界ランキングは過去4年間の成績が反映されるものであり、ここまでのチームの成長を感じることができる出場権獲得となりました。



現在の状況と北京大会にむけての課題と抱負について

今シーズンは2021年4月にカナダで世界選手権が予定されていますので、この大会での成功に向けて準備をしていきたいと思います。
現状として今シーズンの活動予定は目処が立っていない状況であり、当初は海外合宿も多く計画しておりましたが、実行については難しい状況です。
国内合宿を中心とした計画に切り替えており、新型コロナウィルス感染症の状況をみながら強化合宿を開催し世界選手権へ準備していきたいと考えております。

北京五輪へ向けてはチームの最重要課題である得点力不足の解消に取り組んでいきたいと思います。
これまでの五輪大会と世界選手権でも苦しんできている課題でありますのでこれに背を向けず氷上練習以外でも積極的な取組みをしていきます。

平昌五輪では、日本から現地へ足を運んでいただいた方からたくさんのご声援をいただき、チームの励みになり勇気付けられました。
北京五輪では、より成長したスマイルジャパンをお見せしたいと思いますので、引き続きご声援をどうぞよろしくお願い致します。



2018年 平昌五輪の様子

①800_1200
②800_120013番:藤本もえこ
③800_120019番:獅子内美帆
④800_1200
⑤800_1200右手後方:飯塚祐司
⑥800_1200