前田真之准教授が日本薬学会関東支部奨励賞を受賞

受賞・表彰#薬学部

9月19日、第64回日本薬学会関東支部大会(オンライン開催)で、前田真之准教授(薬学部 臨床薬学講座 感染制御薬学部門)が2020年度日本薬学会関東支部奨励賞を受賞しました。
受賞研究「Antimicrobial stewardship programのアウトカム評価およびベンチマークの確立に関する研究」

前田真之准教授のコメント

このたび、2020年度日本薬学会関東支部奨励賞を受賞いたしました。日本薬学会関東支部は会員数が7000名を超える大きな学術団体であり、その中から選考されたことは大変栄誉なことと感じております。また、同賞の臨床薬学分野での受賞は初であり、当研究室の大きな特徴である臨床研究の業績を評価いただけたことは幸甚の至りです。研究のご指導・ご支援を賜りました学内外の多くの共同研究者ならびに、同賞へのご推薦を賜りました中村明弘薬学部長にこの場をお借りして深謝申し上げます。
近年、薬剤耐性菌による感染症の世界的な広がりは深刻な問題となっています。さらに、新型コロナウイルス感染症のような新興・再興感染症の危機にもさらされています。一方で、新規の感染症治療薬の開発は停滞しており、既存の薬剤の適正使用が求められています。私は抗菌薬適正使用の効果的な進め方やその指標の確立に取り組んでまいりました。本研究を通じて、今後も医療ならびに本学の発展に貢献していきたいと存じます。

前田真之准教授