昭和大学(東京都品川区/学長:久光正)の小野賢二郎教授、二村明徳講師(医学部内科学講座脳神経内科学部門)と辻まゆみ教授(薬理科学研究センター)を中心とする研究グループは、入江一浩教授(京都大学)、池内健教授(新潟大学)との共同研究で、アルツハイマー病の病因蛋白(Aβ)の一種であるAβ42毒性コンホマーが、発症前のアルツハイマー病で増加していることを観察し、これまで関連が不明であったもう一つの重要な病因蛋白であるタウ蛋白との関連も明らかにしたことで、発症メカニズムの一端を明らかにしました。 本研究成果は国際学術誌であるJournal of Alzheimer’s Diseaseに発表しました。