山岸昌一教授が日本抗加齢医学会学会賞を受賞

受賞・表彰#医学部

山岸昌一教授(医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科学部門)が第21回日本抗加齢医学会総会で2020年度日本抗加齢医学会学会賞を受賞することが決定しました。
同学会は、高齢社会のなか、人々の健康寿命を延伸させることを目的に設立された、異分野の専門家や多職種の会員総勢9,000名からなる我が国でも最大規模の医学会の一つです。日本抗加齢医学会では、抗加齢医学に関する研究が独創的、先導的であり、抗加齢医学の進歩と発展に貢献した業績が著しく大きく、世界的にも認められた会員に対して、日本抗加齢医学会学会賞を贈呈することとしています。
山岸昌一教授の受賞研究テーマは、「終末糖化産物(AGEs; advanced glycation end products)とその受容体RAGE(receptor for AGEs)を標的とした心血管代謝老年病に対する包括的な治療法の開発と抗加齢医療の実践」です。今後、2022年の第22回日本抗加齢医学会総会にて受賞講演と学会賞の授与式が行われる予定です。

山岸昌一教授のコメント

高齢社会の中、いつまでも元気で長生きできる社会の実現に向けて、これまで活動を行って参りました。日本糖尿病学会学会賞、米国心臓協会最優秀賞に続き、今回、抗加齢医学の分野でも大きな賞をいただくことになり、身の引き締まる思いです。今まで活動をご支援頂いた昭和大学の諸先生方、昭和大学病院の医療スタッフの皆様方にこの場を借りて御礼を申し上げるとともに、これからも地域住民の方々の健康寿命の延伸を目指して真摯に医療に携わっていきたいと考えております。この度は、誠にありがとうございました。
顔写真(山岸昌一)