薬学研究科3年川村ひとみさんが日本社会薬学会第39年会でSP賞を受賞
受賞・表彰#薬学研究科
同学会は、医薬品をはじめとする生活関連物質と人間の健康との社会的なかかわりの中で、総合的に研究・教育を発展させることにより、人間の生命と健康の維持・増進に寄与することを目的に1982年に設立されました。SP賞は、社会薬学の分野において独創的な新しい知見または方向性をもつと認められる研究を表彰するものです。
川村さんは演題「子供に抗菌薬が処方されなかったことへ納得できない母親の思いに影響する要因の検討」の発表が高く評価され、同賞に選定されました。
川村さんのコメント
この度は、日本社会薬学会第39年会においてSP賞を頂き、大変光栄に存じます。
本研究では、感冒様症状を呈した子供に抗菌薬が処方されないことへ納得できない母親の思いに影響する要因について、混合研究法を用いて分析しました。要因として、抗菌薬への過剰な期待や医師との対話不足などが抽出され、今後は本研究を基に抗菌薬適正使用に向けた患者用啓発資材の効果検証を実施していきたいと考えております。
本研究にあたり、ご指導賜りました岸本桂子教授(薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門)、本研究に携わって頂いた全ての方々にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。
本研究では、感冒様症状を呈した子供に抗菌薬が処方されないことへ納得できない母親の思いに影響する要因について、混合研究法を用いて分析しました。要因として、抗菌薬への過剰な期待や医師との対話不足などが抽出され、今後は本研究を基に抗菌薬適正使用に向けた患者用啓発資材の効果検証を実施していきたいと考えております。
本研究にあたり、ご指導賜りました岸本桂子教授(薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門)、本研究に携わって頂いた全ての方々にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。