守谷崇助教、稲田大佳暢助教、歯学研究科の堅田凌悟さんが第66回日本口腔外科学会総会で優秀口演発表賞ならびに優秀ポスター賞を受賞

受賞・表彰#歯学部#歯学研究科

第66回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会(11月12日~14日:幕張メッセ国際会議場およびWEBのハイブリット開催)において、堅田凌悟さん(歯学研究科顎顔面口腔外科学4年)が優秀口演発表賞、守谷崇助教(歯学部口腔外科学講座顎顔面口腔外科学部門)と稲田大佳暢助教(同)がそれぞれ優秀ポスター賞を受賞しました。
口腔外科学会総会・学術大会は毎年1回開催される我が国最大の口腔外科領域の学会集会です。今回の学術大会では、優秀口演発表賞3名、優秀ポスター賞(基礎系)9名が表彰されました。
堅田さんは「ダイレクトリプログラミングを用いたマウス線維芽細胞から唾液腺細胞誘導の試み」、守谷助教は「除皮質動脈灌流標本を用いた嚥下関連神経活動におけるイミダプリルの作用メカニズム」、稲田助教は「Rapamycinによるオートファジーの活性化と下歯槽神経損傷後の早期神経再生誘導」について発表し、その研究成果が高く評価され、それぞれの賞に選定されました。

受賞者のコメント

私たちは第66回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会において、学術奨励賞等選考委員会より選出される優秀口演発表賞ならびに優秀ポスター賞を受賞することができました。
口腔外科学講座では「研究テーマは日常の診療の中で患者から与えられる」という考えに立脚し、臨床上の問題点あるいは重要な課題の解決を目標として、基礎および臨床研究にも日々精進しています。当講座の研究は口腔癌の治療、顎顔面領域の神経活動のメカニズムや神経組織の再生医療、自己免疫疾患であるシェーグレン症候群や放射線治療後唾液腺障害などの疾患に対する新規治療法の確立を目的とした唾液腺の再生など多岐にわたっています。
今回このような栄誉ある賞を頂くことが出来たのは、口腔外科学講座の先生方のご支援や、各研究室の先生方のご指導のお陰であり、この場を借りて関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。
私たちは今後も基礎から臨床へと昇華できるような研究、そして日々の臨床に真摯に取り組み、昭和大学口腔外科ここにありと思われるような研究成果を社会に向けて発信して参ります。

守谷、堅田、稲田_リサイズ(左から)守谷崇助教、堅田凌悟さん、稲田大佳暢助教