野川悟史講師が第96回日本医療機器学会大会でおもろい賞(優秀発表賞)を受賞

受賞・表彰#保健医療学研究科#藤が丘病院

野川悟史講師(保健医療学研究科/藤が丘病院臨床工学室係長)が第96回日本医療機器学会大会(2021年12月13日~2022年1月12日:WEB開催)でおもろい賞(優秀発表賞)を受賞しました。
同賞は、今大会のメインテーマである「やってみなはれ、まっさらなこと、おもろいこと」から、最も学術性・新規性の高い優秀な発表に授与されるものです。
野川講師は、「セントラルモニタアラームの傾向~100万件を超えるアラームの検証~」の発表が高く評価され、同賞に選定されました。

野川悟史講師のコメント 

同学会は、医療機器等に関する科学と技術の発達に貢献し普及を図るとともに、医療の進歩及び医療機器産業の発展に尽くすことを目的として、大正12年3月に設立されております(正会員数5836名:2021年3月31日時点)。そのような伝統ある学会におきまして、このような素晴らしい賞をいただいき大変光栄です。
自身の研究テーマである「セントラルモニタ」は、患者の生命にかかわる異常や、装置・測定状態の異常をアラームとして知らせてくれる必要不可欠な医療機器です。しかし、不必要なアラームが頻回に発生することで、インシデントやアクシデントを引き起こします。今回、アラームの傾向を分析することにより、不必要なアラームがどのような場面で頻発するのか判明し、不必要なアラームを鳴らさないための対策や教育などに繋げ、医療安全の一助になればと思っています。
今回の受賞に際し、関係各位皆さまに心より感謝申し上げます。
野川先生サムネ野川悟史講師