寺﨑道重講師が第22回日本抗加齢医学会総会で最優秀演題賞を受賞

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寺﨑道重講師(医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科学部門)が第22回日本抗加齢医学会総会(6月17日-19日、大阪国際会議場・Web併用)で最優秀演題賞を受賞しました。
同学会は、高齢社会のなか、人々の健康寿命を延伸させることを目的に設立された、異分野の専門家や多職種の会員総勢約9,000名からなる我が国でも最大規模の医学会の一つです。
寺﨑講師は演題名「終末糖化産物受容体(RAGE)阻害アプタマーは動脈硬化進展を抑制する」の発表が高く評価され、同賞に選定されました。

寺﨑道重講師のコメント

この度、日本抗加齢医学会総会の最優秀演題賞を受賞し、大変光栄に存じます。
日本では2007年より超高齢社会へ突入しており、今後も高齢者率は増え2060年には約40%に達すると見られております。動脈硬化症を基盤として発症する心血管病は、現代において主たる死因の一つになっています。本研究では、老年病・生活習慣病と動脈硬化症をつなぐ共通の病的因子として終末糖化産物(AGEs)とその受容体RAGEに着目し、AGEs-RAGE系を抑制するRAGEアプタマーが動脈硬化進展を抑制する効果について発表いたしました。
日頃よりご指導頂いております山岸昌一教授(医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科学部門)、ならびに医局の先生方、関係各位の皆様に心より御礼申し上げます。今後より一層、患者さんのお力になれるよう臨床及び研究に精進していく所存です。


寺﨑道重 講師(明るさ調整)寺﨑道重講師