薬学研究科の池田桜子さんが第25回日本アロマセラピー学会学術総会で大会長特別賞 (student award) を受賞

受賞・表彰#薬学研究科

薬学研究科2年生の池田桜子さん (薬学部 基礎医療薬学講座 薬理学部門) が、第25回日本アロマセラピー学会学術総会 (12月4日: WEB開催) において、『ラベンダーアロマトリートメントオイルを使用したハンドセラピー施術のリラックス効果』というテーマで発表し、共同演者の佐々木晶子講師、野部浩司教授、木内祐二センター長とともに大会長特別賞 (student award) を受賞しました。
同賞は、日本アロマセラピー学会の会員のうち、年齢や在籍年数は問わず、学生や大学院生の中から大会長および実行委員長を中心に実行委員会で選定される賞で、厳正なる審査の結果、32審査対象演題中1演題(受賞率3.12%)に対して授与されました。
 

池田桜子さんのコメント

この度は、第25回日本アロマセラピー学会学術総会において大会長特別賞 (student award)という素晴らしい賞を頂き、大変光栄に存じます。
ハンドセラピー施術とは、トリートメントオイルを用いて手首から肘まで施術する方法です。今までに、乳がん患者が抗がん剤治療で引き起こされる手指のしびれを改善することは報告されていましたが、リラックス効果の検証はされていませんでした。アロマの香りは、リラックス効果を促進することが報告されています。本研究では、トリートメントオイルにアロマの香りを加えたハンドセラピー施術が、どのように身体と心にリラクセーション効果をもたらすのか明らかに致しました。
今回が初めての学会発表でしたが、コロナウイルス感染症の影響でWeb発表となりました。対面での学会発表に期待を寄せつつ、今回学んだことを次に生かしていきたいと思います。
今後は本研究をさらに発展させていけるよう一層努力してまいります。
最後になりますが、日頃よりご指導を頂いております医学部薬理学講座医科薬理学部門の佐々木晶子先生をはじめ、薬理科学研究センターの先生方にこの場をお借りして御礼申し上げます。

 
TOPICS_230227(左から)木内祐二 センター長・佐々木晶子 講師(医学部薬理学講座医科薬理学部門)・池田桜子さん(薬学研究科大学院2年生)・野部浩司 教授