2022年度臨床実習前客観的臨床能力試験における再現課題の学内流出について

医学部

 2022年度に本学医学部で実施した臨床実習前客観的臨床能力試験(Pre-CC OSCE)について、公益社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構(CATO)より、課題流出に関する調査依頼がありました。
このことを受け、本学医学部内に調査委員会を設置し調査を行った結果、事前に前年(2021年度)の再現課題が学内で流出していたことが判明いたしました。
公益社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構(CATO)から大学への責任ある対応の求めに応じ、本学医学部としては、以下のとおり対応いたします。
 
・すべての再現問題や過去問題の削除
・違反行為を犯した学生に対する処分
・守秘義務の徹底
 
今回、臨床実習前客観的臨床能力試験(Pre-CC OSCE)において守秘義務に関する誓約書に同意しているにも関わらず、このような履行違反が発生したことは大変遺憾に思います。今後は再発防止に向け、医学生の倫理感の向上に努めてまいります。
 
昭和大学
医学部長 小風 暁