横浜キャンパスで昭和大学公開講座(春期)を開催しました
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はじめに、来住野麻美講師(保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)が「Exercise is medicine-運動は良薬なり(運動器編)-」と題し、年齢とともに骨量・筋肉量が低下することを説明し、減少スピードを緩やかにするためには“運動”が重要であると説明しました。しかし、何をどのくらいやれば良いのか、“最適な運動”は個人によって異なる事を解説し、運動機能のセルフチェックやロコチェックなどを紹介したうえで、仕事や移動、家事、余暇などの身体活動を増やすことが大切であると話しました。
続いて、根本慎司講師(同)が「全身持久力向上のための運動療法-健康寿命の延伸の観点から-」と題して、全身持久力とは何か、なぜ低下するのか、なぜ高く維持する必要があるかなどを分かりやすく解説しました。そして、全身持久力を改善するためには、ウォーキングなどの有酸素運動が有効であり、中でも速歩とゆっくり歩きを3分間ずつ繰り返す「インターバル速歩トレーニング」が効果的であると説明しました。最後に、「トレーニングは完璧にこなすのではなく、継続することに重点を置いて行いましょう!」と呼びかけました。
講演終了後には、参加者から多数の質問が寄せられ、講師は一つひとつ丁寧に答えていました。また、握力や2ステップなどの測定ブースが設けられ、多数の方が体験されていました。次回の昭和大学公開講座は秋期の開催を予定しています。



