薬学部4年橘田乃綾さんが第43回日本臨床薬理学会学術総会で発表
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橘田乃綾さんのコメント
この度は、第43回日本臨床薬理学会学術総会においての発表という貴重な機会を頂き、大変光栄に存じます。NDRG1は様々ながんで高発現しているタンパク質です。がん抑制因子としてはたらく一方、がんの進行や転移を促進することでも知られておりました。がんやリンパ球における機能解析が不十分であることから、本研究では、NDRG1の腫瘍細胞およびリンパ球における機能解析を行いました。
4年次に履修する「研究入門」が始まる以前の2年次から研究活動の機会を得て、学業の合間に少しずつ研究を進めていました。さらに3年次には継続的に行った研究成果を臨床薬理学会にて発表することができました。結果が思うように出ないときもあり、薬学部の授業や試験との両立はとても大変でしたが、研究の厳しさや楽しさなどの醍醐味を味わうことができました。
また、初めての学会発表で大変緊張しましたが、木内祐二教授(薬理科学研究センター長)や肥田典子准教授(臨床薬学講座 臨床研究開発学部門)をはじめ先生方が聞きに来てくださったおかげで、とても楽しんで発表することができました。また、これらの研究活動や学会発表での経験が評価され、シンシアー奨学生にも採用されました。
今後は本研究をさらに発展させ、研究を通じて昭和大学に貢献できるようより一層努力していきたいと思います。
最後になりますが、日頃よりご指導を頂いております臨床薬理研究所・臨床腫瘍診断学部門の和田聡教授、家口勝昭講師をはじめ、薬理科学研究センターの先生方にこの場をお借りして御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。


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