畑中幸子助教が日本老年歯科医学会にて優秀奨励論文賞(ライオンアワード)を受賞

受賞・表彰#歯学部

畑中幸子助教(歯学部口腔健康管理学講座口腔機能管理学部門)が、日本老年歯科学会第34回学術大会(6月16日~18日:パシフィコ横浜)にて、優秀奨励論文賞(ライオンアワード)を受賞しました。同賞は老年歯科医学の進歩・発展を図り、優れた若手研究者を助成、育成するために設けられ、本会機関誌に掲載された優れた学術論文を発表した者に授与されます。
 
〈論文情報〉
・タイトル:Impact of oral health guidance on the tongue-lip motor function of outpatients at a dental hospital
・掲載誌:Gerodontology  Volume39, Issue1
・著者:Yukiko Hatanaka, Junichi Furuya, Yuji Sato, Yoshiki Uchida, Tokiko Osawa, Toshiharu Shichita, Hiroyuki Suzuki, Shunsuke Minakuchi
・DOI:10.1111/ger.12599
・URL:https://doi.org/10.1111/ger.12599
 

畑中幸子助教のコメント

今回受賞させていただいた論文は「歯科外来通院高齢患者における舌口唇運動機能の管理効果」です。口から始めるフレイル対策として、口腔機能をいかに管理するかは、全国でも注目されるトピックの一つになっています。今回の受賞をとても嬉しく感じるとともに、今後も臨床に基づいた研究に邁進していきたいと思っております。
口腔機能管理は、将来の低栄養・要介護のリスクを軽減すると言われており、とても重要です。今後も、「自分の口で、自分らしく、楽しく食べる、楽しく生きる」を実現できる歯科の部門として、臨床研究教育に尽力する所存です。
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