早瀨久美薬剤師がありのまま自立大賞を受賞
受賞・表彰#昭和大学病院
ありのまま自立大賞は、社会福祉法人「ありのまま舎」が障害者の自立支援を促すことを目的として毎年表彰しています。選考では、本賞を創設した故・三笠宮寛仁さまの次女・瑶子さまが選考委員長を務められました。
早瀨さんは聴覚障害者として国内で初めて薬剤師免許を取得し、スポーツファーマシストとしてアンチドーピングに取り組み、活躍していることなどを評価され、今回の受賞となりました。
早瀨久美さんのコメント
この度はありのまま自立大賞という光栄な賞をいただき誠に嬉しく思っております。
生まれつき耳が聞こえないという障害をもち、情報も少ない中、両親は特別扱いせずのびのびと育ててくれました。中学生の時、母と同じく薬剤師になりたいという夢を持ちましたが、法律では耳が聞こえない者、目が見えない者は薬剤師の免許は与えないという欠格条項もあると知っていました。それでも両親や友人、先生方など周りのサポートによって大学に入り、国家試験合格までたどり着きました。
そこからは全国の聴覚障害関係者、手話関係者、一般の方々など222万人もの大きな力によって薬剤師法や医師法などの欠格条項を変え、わたしだけではなく薬剤師を目指す多くの人に希望を与える結果となりました。そして多くの聞こえない・見えない医師や薬剤師など医療従事者が生まれ、日本にいる障害者たちのサポートに邁進しています。
現在は薬剤師としてスポーツ分野にも関わり、多くのデフアスリートたちのアンチ・ドーピングサポートだけではなく自分自身も自転車競技選手として2025デフリンピック東京大会を目指しています。デフリンピックはオリンピックに続いて歴史が古く、2025年東京大会で100年目となります。多くの支えのお陰で薬剤師として、選手として、関わることができることに感謝しています。
ありのまま自立大賞を受賞したことを誇りに、今後も自分らしく活動していきたいです。
生まれつき耳が聞こえないという障害をもち、情報も少ない中、両親は特別扱いせずのびのびと育ててくれました。中学生の時、母と同じく薬剤師になりたいという夢を持ちましたが、法律では耳が聞こえない者、目が見えない者は薬剤師の免許は与えないという欠格条項もあると知っていました。それでも両親や友人、先生方など周りのサポートによって大学に入り、国家試験合格までたどり着きました。
そこからは全国の聴覚障害関係者、手話関係者、一般の方々など222万人もの大きな力によって薬剤師法や医師法などの欠格条項を変え、わたしだけではなく薬剤師を目指す多くの人に希望を与える結果となりました。そして多くの聞こえない・見えない医師や薬剤師など医療従事者が生まれ、日本にいる障害者たちのサポートに邁進しています。
現在は薬剤師としてスポーツ分野にも関わり、多くのデフアスリートたちのアンチ・ドーピングサポートだけではなく自分自身も自転車競技選手として2025デフリンピック東京大会を目指しています。デフリンピックはオリンピックに続いて歴史が古く、2025年東京大会で100年目となります。多くの支えのお陰で薬剤師として、選手として、関わることができることに感謝しています。
ありのまま自立大賞を受賞したことを誇りに、今後も自分らしく活動していきたいです。

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