子どもアドベンチャーカレッジ2023を昭和大学横浜キャンパスで開催しました
保健医療学部#保健医療学部
子どもアドベンチャーカレッジは、小学生に「主体的・対話的で深い学びのきっかけづくり」「社会参加のきっかけづくり」の場と機会を提供するため、横浜市内の民間企業や団体、大学、公的機関などの協力を得て行う夏休み体験学習プログラムです
(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/shogaigakushu/taiken/adv.html)
(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/shogaigakushu/taiken/adv.html)
今回、定員60名の枠に400名近い応募があり、増員して66名の参加者を厳正なる抽選で決定、横浜市内の小学3~6年生の56名が参加しました。
当日は、連日の猛暑の上、雨も降り、不安定な天候での実施となりましたが、熱中症対策および感染症対策を十分に行い、滞りなくプログラムを実施することができました。
体験学習の前には各学科の学生がそれぞれの職業の紹介と今日体験することについて説明してくれました。
体験学習では、保健医療学部の学生が小学生にも分かりやすく説明を行い、教育職員がサポートしました。
看護学科では看護師のお仕事説明の後、「点滴の滴下調節」「消毒・包帯」の医療体験を行いました。
体験した小学生からは「患者に合わせて点滴のリズムを変えていることを初めて知った」「点滴が落ちるを歌のリズムに合わせるのが難しかったけど楽しかった」「まるで私が看護師になった気分で消毒や包帯を巻く方法を体験できた」などの感想が寄せられました。
理学療法学科では理学療法士の仕事説明の後、「物理療法体験」「運動療法・骨模型に触れる」の医療体験を行いました。
体験した小学生からは、「電気が体に流れると勝手に動くことにびっくりした」「骨の位置が触ってみてよくわかった」「患者の体を起こすときに膝を曲げたり補助をしたり声をかけることを初めて知った」「運動療法で2つの手助けする方法が分かった」「自分の手をロウで溶かしたものに入れてみるのが面白かった」など、気づきの声が聞かれました
作業療法学科では作業療法士の仕事説明の後、「食事に関する福祉用具の体験」「手の装具作製及び使用体験」の医療体験を行いました。
体験した小学生からは、「普通の箸だと小豆を全然つかめないのに自助具を使うとつかめることが分かった」「手の装具がお湯で戻るのが不思議だった」などの感想があり、小学生が熱心に体験を行っている様子が見られました。
振り返りの会では、協力してくれているSI(スチューデント・インストラクター)の学生を中心に、一日の活動から「楽しかったこと」「難しかったこと」を振り返ってもらい、参加した小学生はそれぞれ発表しました。
参加者から「患者に対していろいろ工夫をしていることを知った」「色々なお仕事をしている人がいることを知ることができた」「また参加したい」などの声が多数聞かれ、保護者からも「体の不自由な方がいることを想像したこともない子供にいい経験になりました。」というお声をいただきました。