医学部5年の伊藤瑞穂さんが執筆した原著論文がPediatrics International誌に掲載

2023.12.06 (Wed)講演・発表#医学部

医学部5年の伊藤瑞穂さん、水野克己教授（医学部小児科学講座）らの研究グループは、うっ滞性乳腺炎罹患女性の母乳は健常者母乳に比べて母乳中細菌叢の多様性が減少し、また、Rothia属菌の関連が示唆されることを報告しました。
この原著論文は、Pediatrics International誌に掲載されました。

論文情報

・論文名：Microbiota in human breast milk: Noninfectious mastitis versus without mastitis
・掲載誌：Pediatrics International
・著者：Ito, Mizuho; Tanaka, Miori; Date, Midori; Nagao, Saeko; Miura, Kumiko; Mizuno, Katsumi
・DOI：10.1111/ped.15677
・URL：https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ped.15677

伊藤瑞穂さんのコメント

(左から)水野克己教授、伊藤瑞穂さん

この度、Pediatrics International誌に原著論文が掲載される運びとなり、大変嬉しく思います。
本研究では、非感染性乳腺炎への罹患が母乳中細菌叢にどのような影響を与えるかを調べ、特徴的な細菌叢の同定により早期診断および治療につながる可能性を報告しました。
本論文の作成にあたり、多大なご指導を賜りました医学部小児科学講座水野教授、研究室の皆様に深く感謝申し上げます。

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