上條記念ミュージアムにて「第135回全国大学史資料協議会東日本部会研究会」を開催
その他
本会は、大学の歴史は個別大学史の枠にとどまるものではなく、他大学や社会との関連を視野に入れて編纂されるべきであり、大学に蓄積された資料は、大学文書館や大学資料館といった常設機関で整理・保存され、広く社会に公開・利用されるべきであるという考えの下に設立されました。
研究会では小口江美子上條記念ミュージアム館長がミュージアム設立の経緯および展示活動、収蔵設備やその方法についての講演を行いました。2019年に上條記念ミュージアムが開館する際の計画・施工についても紹介され、参加者は熱心に講演に聞き入っていました。
講演後に、ミュージアム館内の見学を実施しました。現在開催中の企画展『昭和の医療機器』の展示では、情報収集から収蔵までの経緯について説明がありました。参加者からは「史料の収蔵のみならず、医学・医療の専門的知識を要する大変な作業だと思います」など感銘を受ける意見も聞かれました。





