薬学部白衣授与式を挙行しました
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同式は、臨床実習に臨むにあたり、昭和大学Student Pharmacistの白衣を授与して医療人を目指す者としての自覚を促し、心構えを新たにすることを目的に薬学部では平成22年より毎年実施しています。
中村明弘薬学部長は告辞で、「皆さんはコロナ禍という社会が大きく変わる中での学生生活を過ごし、先輩たちが経験していないような環境の中で努力を積み重ね、今日の日を迎えられました。実習では、ベッドサイドという近い距離で患者さんの目線になり、至誠一貫の精神を忘れずに臨んでください。これから生涯にわたって続く、臨床での学びをスタートするという心構えを持って、一緒に取り組んでいきましょう」と述べました。
学生たちは真新しい白衣を身に付け、これから始まる臨床実習への決意を新たにしました。
臨床研修薬剤師による講話では「病院実習で向き合う患者さんはPBLや今までの実習とは異なり、日々刻々と状態が変化していきます。様々な資料を基にして、治療の評価、提案を行うことを求められることもあります。薬剤師だけでなく、医師や看護師など多職種との連携の難しさを感じることもあるかもしれません。ぜひ、様々なことにチャレンジし、たくさんの学びや経験をして、今後に活かしてください。皆さんは実習生ではありますが、患者さんやそのご家族にとっては、医療スタッフの1人に見えることでしょう。実習ではチーム医療の一員であることを忘れずに、ルールを守り適切な態度で臨んでください」とのメッセージが送られ、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
これから卒業まで、学生は本学附属病院および薬局等における臨床実習で研鑽を重ねていきます。




