【大学プレスリリース】【昭和大学・生理学研究所】炎症時に感じる焼けるような痛みにはリン酸化TRPV1とアノクタミン1の相互作用が重要であることを論文発表--新たな鎮痛薬開発に繋がる期待
プレスリリース#広報活動
昭和大学(東京都品川区/学長:久光 正)の高山靖規講師(医学部生理学講座生体制御学部門)と自然科学研究機構 生理学研究所の富永真琴教授(細胞生理研究部門)らは、炎症時においてリン酸化されるカプサイシン受容体TRPV1が、通常では痛みを引き起こさないような感覚刺激(低濃度のカプサイシンや37℃の熱刺激)によって僅かに活性化すると、その下流においてアノクタミン1を強力に活性化させることを証明しました。これにより、リン酸化TRPV1とアノクタミン1の相互作用を阻害することが新たな鎮痛薬開発に繋がることが期待されます。本研究成果は2024年1月12日
に、日本疼痛学会誌『Pain Research』に掲載されました。
つづきは、
大学プレスセンターの記事をご覧ください。